peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市街地の桜 2009年4月21日

2009年04月21日 | Weblog
一関市街地の桜 2009年4月21日



2009年4月21日(火)、岩手県内は全域で朝から雨降りとのことで、
一関地方も朝から終日雨降りでした。雨は明日の朝まで続くもよう。
この日、一関市街地を流れる磐井川堤防に植えられた桜(染井吉野)
が散りはじめていました。

磐井川に架かる上の橋から見える釣山公園の桜や右岸堤防の桜


下:磐井川左岸堤防の桜





下:磐井川河川敷に植えられた菜の花が咲き始めていました。

 4月14日(火)から18日(土)まで5日間、九州地方を旅行
していて、ブログを休みましたので、福岡、佐賀、長崎、島
原などで撮った写真を過去に遡って発行します。

奥州市衣川区「北館遺跡」の桜「エドヒガン(江戸彼岸) 2009年4月20日

2009年04月20日 | Weblog
奥州市衣川区「北館跡」の桜
「エドヒガン(江戸彼岸)」 2009年4月20日





2009年4月20日(月)、奥州市衣川区川西(横道下)の
東北自動車道わき(上り車線)にある衣川村指定天然記
念物・北館遺跡の桜
を見に行ってきました。
妻がインターネットで見たというので尋ねてみたのです。
ここには安倍館遺跡を見に一度行ったことがあったので
すが、ここの巨樹が桜だとは2人とも知りませんでした。
推定樹齢約700年、西暦1300年ごろに、南蘇坊という行
脚僧が植えたと伝えられています。
樹種はエドヒガン(江戸彼岸)で、樹高19m、根元周り7m20㎝。
岩肌を思わせるような樹皮とあいまって、周囲を圧倒する
ような存在感を感じさせます。例年、花の見ごろは4月中旬
から下旬頃とのこと。







エドヒガン(江戸彼岸)バラ科 サクラ属
Prunus pendula form.ascendns
山地に自生する落葉高木で、高さは20mほどになる。
樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ
5~12㎝の長楕円形で、葉柄と共に軟毛がある。先は
尾状に長く尖り、縁には鋭く尖った鋸歯がある。腺点
は基部に近い葉の縁にある。

花期は3~4月で、葉が出る前に淡紅色~白色の花が2
~5個散形状に咲く。花は5弁でソメイヨシノよりやや
小さくて直径2.3~3㎝。小花柄、萼筒、花柱の下部に
毛がある。萼筒が丸く壺形に膨れているのが特徴。

果実は球形で黒紫色に熟す。

和名は、春の彼岸の頃に花が咲き、江戸(東京)周辺
に多く植えられていたことによる。別名:アズマヒガン、ウバヒガン
長生きのサクラとして知られており、山梨県の山高神
代桜、岐阜県根尾谷の薄墨桜など、天然記念物に指定さ
れている老木も多い。

枝が長く枝垂れるものをシダレザクラ(枝垂桜)または
イトザクラ(糸桜)
といい、花の色が濃いものや
八重咲きのものがある。
用途:庭木、公園樹、薪炭、接ぎ木の台木。
分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。

仙台空港のプリムラ・マラコイデス 2009年4月14日

2009年04月14日 | Weblog
仙台空港のプリムラ・マラコイデス 2009年4月14日



仙台空港鉄道の仙台空港駅(到着)

仙台空港駅改札口

仙台空港駅と仙台空港の連絡橋を進む(国内線側)

仙台空港駅と仙台空港を結ぶ連絡橋から仙台空港の国内線側を望む

仙台空港2階の仙台空港駅連絡橋出入口

2階出発ロビー案内

仙台空港2階国内線出発ロビー

2009年4月14日(火)、仙台空港から九州の福岡空港まで飛行機に
乗って「九州5日間の旅」をしてきました。まだ少し早いのですが、
「結婚45周年記念旅行」です。福岡(博多)、佐賀、長崎、島原
などを見てきました。

仙台空港には、だいぶ余裕をもって到着したので、空港の1階の方
もよく見て歩きました。仙台空港鉄道を利用すると1階に降りる必要
がないようです。
2階の出発ロビーには鉢植えにされたプリムラ・マラコイデス
(Primula malacoides)
が何か所かにありました。








サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)

2009年04月14日 | Weblog
「世界の椿館・碁石」のプリムラ・マラコイデス
「サーティワン」 2008年2月28日





2008年2月28日(木)、大船渡市末崎町字大浜にある
世界の椿館・碁石の出入口の「エントランスホール」に
温室で育成した花卉(かき)類が展示販売されていました。
その中に「メラコ(サーティーワン)」と書かれた名札を
つけたプリムラが花を咲かせていました。









プリムラ・マラコイデス Primula malacoides
サクラソウ科 サクラソウ(プリムラ)属
Primura malacoides
中国雲南省、四川省原産の多年草で、草丈20~50cmになる。
和名は化粧桜(けしょうざくら)、乙女桜(おとめざくら)
分枝性が強く、葉は長い葉柄を有し、基部は心臓形となる。
葉縁には鋭い歯牙をもつ。葉色は淡緑から緑、葉表は細毛で
おおわれる。 花は2~6段の散形花序をなし、花色は桃、淡
紫、白、覆輪などがある。

1884年に中国雲南省からフランスに紹介され、1905年には
イギリスにも導入され、以降品種改良が進み、1920~1930年
代には今日の品種の基礎となる多くの品種が育成された。
日本には明治末期に導入され、1970年代には多くの日本的
品種が発表され、早春の鉢物として人気が高い。
「小富士チェリー」「桜乙女」などがある。
[栽培]種子繁殖するが、好光種子のために覆土はしない。
[花期]早咲き種は12月から開花するが、主に2月。
サクラソウ(プリムラ)属 Primula
世界各地に500種以上、日本にも20数種が分布する草丈
の低い多年草。
プリムラ・マラコイデス「桃乙女」? Primula malacoides cv.Momootome














プリムラ・マラコイデス 2006年3月8日


「プリムラ」はサクラソウ属の学名であるが、園芸界
ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類をプリム
ラと呼んでいる。

画像の植物は、「プリムラ・マラコイデスP.malacoides」
と思われますが、中国雲南省が原産。淡紅色の小さな花が
段々になってつくのが特徴。
可憐な姿から和名は「オトメザクラ(乙女桜)」というそ
うです。



サクラソウ(桜草)/プリムラ・マラコイデス(乙女桜)
サクラソウ科 サクラソウ属 Primula malacoides
「サクラソウ(桜草)」の仲間は500~600種もあると
いわれており、日本には14種が自生しているといわれ
ています。昔は荒川流域に多数自生していたそうです
が、現在は少なくなり、埼玉県浦和市の田島ケ原が特
別天然記念物として保護されているそうです。

広い意味では「クリンソウ(九輪草)」や「ユキワリ
ソウ(雪割草)」も「サクラソウ(サクラソウ属の学
名である「プリムラ」とも呼ばれる。)」であるが、
園芸界ではヨーロッパで園芸化されたサクラソウ類を
「プリムラ」と呼んでいるそうです。

サクラソウ(桜草)Primula sieboldiiは、湿り気
のある草地に生える多年草で、葉や花茎には白い縮れ
た毛が多い。葉は根もとに多数集まってつき、長さ4
~10cmの楕円形で、長い柄がある。葉の縁には不揃い
の浅い切れ込みがある。

花期は4~5月。高さ15~40cmに伸びた花茎の先に紅
紫色の花を7~10個つける。花は直径2~3cm。

サクラソウは江戸時代中期から園芸化がはじまり、
白、ピンク、紅、絞りなどの色変わりや、花形の変わ
ったものなど多くの品種がある。
 分布:北海道(南部)、本州、九州

一関市千厩町の桜「染井吉野」 2009年4月13日

2009年04月14日 | Weblog
一関市役所千厩支所の桜「染井吉野」
 2009年4月13日







2009年4月13日(月)、一関市役所千厩支所(千厩町
千厩字北方174)の西側に植えられている桜「染井吉野」
が、花を咲かせ始めていました。
4月11日(土)付「岩手日報」に”青空に桜ふわり、
一関でも開花宣言
”の見出しで、下記の
記事が掲載されましたが、一関地方にもようやく桜前線が到着したようです。
”一関市は10日、桜の開花を宣言した。昨年より1日
遅い。磐井川堤防、釣山、厳美渓など市内の桜の名所
はこれから1週間ほどで見ごろを迎える。市役所前に
ある基準木のソメイヨシノの上部に3輪ほど花が咲いた
のを市職員が確認し、午前9時に開花を宣言した。暖か
な日差しの中、青空に愛らしい花が映えた。同市は釣
山気象通報所の廃止を機に、1984年から桜の観測を始
めた。県内では6日、大船渡市が桜の開花を宣言してい
る。”





一関市役所千厩支所東側の桜「染井吉野」