peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

のコウリンタンポポ(紅輪蒲公英) 2011年6月18日(水)

2011年06月26日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の近くにある民家の門口に群生しているコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)が、朱橙色の花を沢山咲かせていました。

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キク科 ピロセラ(ヤナギタンポポ)属 Pilosella:ヨーロッパ、西南アジア、西南アフリカ、北アメリカなどに約18種ほど分布する耐寒性の多年草。日本にも3種自生する。

コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科 ピロセラ(ヤナギタンポポ)属 Pilosella aurantiacaまたはHieracium aurantiacum

別名:エフデタンポポ(絵筆蒲公英)。ヨーロッパ、西アジアにかけて分布する多年草で、日本には明治中期に観賞用として渡来したといわれる。繁殖力が強く、北海道に多く帰化している。今では広範囲に分布を広げており、八幡平の裾野の道路沿いに群生しているのを見た。

根茎は長く、多数の匍匐枝を出して殖える。草丈は20~60㎝で匍匐枝(ストローン)を生じ、大部分が根出葉。根出葉は長楕円状倒披針形または線状披針形。高さ20~50㎝の花茎を出し、花茎の先に直径1~2.5㎝ほどの頭花を数個~10個ほど散房状につける。花茎全体に黒っぽい毛が密生し、葉はないか、または小さな葉が1~2個つく。小花はすべて舌状花で橙赤色。乾燥すると暗赤色になる。総苞片は膜質で黒っぽい毛が密生し、短い腺毛も混じる。そう果は赤褐色で円柱形。冠毛は汚白色。花期:6~8月。ワイルドフラワー向きの庭園植栽用。蜜源植物の一つ。栽培:乾燥土壌を好む。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ハンディ図鑑1・野に咲く花」より]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/sympetalae/compositae/kourintanpopo/kourinntannpopo.htm [コウリンタンポポ]

http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result58008.htm [コウリンタンポポ:植物図鑑・撮れたてドットコム]

http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/kourinta.html [コウリンタンポポ]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kourin-tampopo_large.html [コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)]

http://www.geocities.co.jp/tampopo7007/kourinred.htm [コウリンタンポポ(赤花)]


のムラサキツユクサ(紫露草) 2011年6月18日(水)

2011年06月25日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の近くにある民家の庭に群植されたムラサキツユクサ(紫露草)が、紫色の花を沢山咲かせていました。

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 ツユクサ科 トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属 Tradescantia:

北及び熱帯アメリカに70種が分布する直立または匍匐性の多年草。花は腋生または頂生の集散花序につき葉状の苞に囲まれる。萼片、花弁ともに3で離生する。葉の形、大きさ、毛の多少、斑入りの有無と色、花の大きさ、花色などにより多くの種及び園芸品種が栽培されている。

ムラサキツユクサ(紫露草) ツユクサ科 トラデスカンティア(ムラサキツユクサ)属 Tradescantia ohiensis(=reflexa)またはTradescantia ×andersonniana

北アメリカの東部から中西部に分布する耐寒性多年草。高さ50~90㎝、葉は線状披針形で長さ30~45㎝、粉白緑色。萼片は無毛、または先端に毛がある。花茎は長く伸び、先端に鮮やかな青紫色などの花が集まってつく。花径は2~2.5㎝、3枚の花弁の中心に雄しべの黄色がよく目立つ。花色は近縁種のオオムラサキツユクサとの交配により、豊富になり、青紫から淡紅、白色もある。早朝に開いて午後にはしぼんでしまうが、夏中次々と咲いていく。花糸に紫色の毛が密生し、この毛は数珠玉状の1列の細胞からなり、理科の細胞分裂や原形質流動などの生体観察に利用される。

花期:6~9月。栽培管理:半日陰でも育つが、花色が悪くなるので、日当たりと水はけのよい場所で育てる。花が一段落する梅雨明け頃に刈り込むと、秋に再び開花する。こぼれダネで殖えるので、間引くなどして制限することも必要。3月に株分けをする。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける 花の事典820種(金田初代・文、金田洋一郎・写真)」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%B5%E3%82%AD%E3%83%84%E3%83%A6%E3%82%AF%E3%82%B5%E5%B1%9E [ムラサキツユクサ(Wikipedia)]

http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/murasakitsuyukusa.html [ムラサキツユクサ(ツユクサ科)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/MurasakiTuyukusa.html [ムラサキツユクサ(紫露草)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/ooMurasakiTuyukusa.html [オオムラサキツユクサ(大紫露草)]

http://www.hana300.com/muratu.html [紫露草(ムラサキツユクサ)]

http://yasashi.info/tu_00003.htm [ツユクサ(ムラサキツユクサ)とは:ヤサシイエンゲイ]


のムシトリナデシコ / シレネ・アルメリア 2011年6月18日(水)

2011年06月25日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の近くにある民家の門口に植えられているムシトリナデシコ(シレネ・アルメリア)が、紅紫色の花を沢山咲かせていました。

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ナデシコ科 シレネ(マンテマ)属 Silene :地中海沿岸地域を中心とした北半球やアフリカに、一年草、二年草、多年草、あるいは半低木として約500種が分布し、日本にも9種がある。花色は紫、淡紅、桃、白など。属名は、この属に粘液を出すものが多く、ギリシア神話のSilenosの泥酔の姿、またはギリシア語sialon(唾液)にちなむとの説があり、和名マンテマは、導入時に誤って伝えられたmaritima(本属の一種)の語がそのまま使われた、との説がある。普通、シレネというと(コムギセンノウやスイセンノウも同属だが)ペンジュラ(フクロナデシコ)アルメリア(ムシトリナデシコ)、及びそれらの園芸品種を指す。

ムシトリナデシコ(シレネ・アルメリア) ナデシコ科 シレネ(マンテマ)属 Silene armeria

ヨーロッパ中南部原産の一年草または越年草。草丈は10~60㎝、花はサクラソウに似た直径1~1.5㎝、紅紫、淡紅、ときには白色で集散状に多数つける。茎上部の節の下に粘液を出す部位があって、ここに虫の着くこともあり、別名:ハエトリナデシコ、英名もSweet William Catchfly(garden catchfly)という。

夏の暑さに弱く、花壇や切花用に栽培されるが、河原や荒地で雑草化し、群生している状況もよく見られる。切花用として赤花のより豪華な小町草の名で知られる系統(普通種、玉咲き種)が育成されている。栽培:土質を選ばず乾燥に強い。花期:5~7月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&下記Webサイトより]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A0%E3%82%B7%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%8A%E3%83%87%E3%82%B7%E3%82%B3 [ムシトリナデシコ(Wikipedia)]

http://had0.big.ous.ac.jp/plantsdic/angiospermae/dicotyledoneae/choripetalae/caryophyllaceae/musitorinadesiko/musitorinadesiko.htm [ムシトリナデシコ:Silene armeria]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-mushitori-nadeshiko_large.html [ムシトリナデシコ(虫取撫子)]

http://homepage.mac.com/n_yoshiyuki/hana/musitorinadesiko.html [ムシトリナデシコ(島根県松江市)]

http://www.hana300.com/musito.html [虫取撫子(ムシトリナデシコ)]


のカンパニュラ・グロメラータ / ヤツシロソウ(八代草) 2011年6月18日(水)

2011年06月24日 | 植物図鑑

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2011年6月18日(水)、の国道342号線沿いにある農家と思われる民家の前の歩道沿いに群植されているカンパニュラ・グロメラータ / ヤツシロソウ(八代草)が濃紫色の花を沢山咲かせていました。

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キキョウ科 カンパニュラ(ホタルブクロ)属 Campanula:北半球の主として温帯北部に300種近くが分布し、釣鐘形の花をつけ、根生葉と互生の茎葉をつける。多くは多年草で一、二年草は少ない。ヨーロッパに多数の種が分布し、重要な花卉として栽培されているが、夏期冷涼で乾燥する気候を好むので、日本で栽培しにくい種もある。

カンパニュラ・グロメラータ キキョウ科 カンパニュラ(ホタルブクロ)属 Campanula glomerata

ヨーロッパ中、北部からシベリアにかけて分布する耐寒性落葉多年草で、九州の山地の草原に稀に自生しているものが見られる。和名は熊本県の八代(ヤツシロ)産の意味である。高さは30~100㎝になり、茎頂及び葉腋に濃紫、青、桃または白色の花を総状につける。花径は1.5~2.5㎝。開花期は5~9月。属名はラテン語で「小さい釣鐘形」の意味。「カンパヌラ」とも表記される。別名:竜胆咲きカンパニュラ。

園芸品種’スパーバ’cv.Superbaは、高性で花序が大きく切花用として栽培される。栽培:切花用は春播きして、二年草として扱い、矮性の庭または鉢用の品種は春に株分けをする。肥沃な土壌を好み、丈夫でつくりやすい。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&ブティック社発行「色で引く 花の名前の手帖・夏編(写真と文:夏梅陸夫)」&下記Webサイトより]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-yatsushirosou_large.html [ヤツシロソウ(八代草)]

http://flower365.web.infoseek.co.jp/23/642.html [ヤツシロソウ:365花撰]

http://www.okadanouen.com/zukan/yatusirosou.html [ヤツシロソウ(八代草):北信州の道草図鑑]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/yatusirosou.html [ヤツシロソウ(八代草)]

http://www.hana300.com/yatusi.html [八代草(ヤツシロソウ)]


一関市東山町「唐梅館公園」のネペタ・グランディフローラ 2011年6月22日(水)

2011年06月24日 | 植物図鑑

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2011年6月22日(水)、一関市東山町「唐梅館公園」(東山町長坂字西本町)の大花壇(大花畑)に群植されているネペタ・グランディフローラと思われる植物が沢山の花を咲かせていました。

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http://blog.goo.ne.jp/angelique_1971/e/38a3540b06f882044c4d1a602e0319a6 [ネペタ・グランディフローラ’ドーン・トゥ・ダスク’:小さな庭のナチュラルガーデニング]

http://www.botanic.jp/plants-ka/catmin.htm [shu(^^)Homepage,キャットミント]

http://8.pro.tok2.com/~yoshino/hana/spring4/bluecatmint.html [ブルーキャットミント・ネペタ:四季の花図鑑]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%8C%E3%83%8F%E3%83%83%E3%82%AB [イヌハッカ(Wikipedia)]

http://masuda.ldblog.jp/archives/51318106.html [イヌハッカ(キャットニップ)で泡吹いてぐったりしているネコたち(動画1・画像10)]

http://www.tommyjp.com/2010/08/blog-post_2213.html [はたしてトラはイヌハッカが好きなのか:とみー]

シソ科 ネペタ(イヌハッカ)属 Nepeta:ユーラシア、北アフリカなどに約250種が分布する宿根草(多年草)。花は穂状。ハーブとして栽培される種もある。

イヌハッカ シソ科 ネペタ(イヌハッカ)属 Nepeta cataria

南ギリシア原産の宿根草。ネコ(猫)が好む香りがあるのでキャットニップcatnip、キャットミントcatmintなどといわれるハーブの一つ。薬用、香辛料材料となる。世界各地に野生化していて、長野県にも帰化したことから、チクマハッカと呼ばれることがある。高さは1m、分枝が多く、直立する。葉は卵形、基部は心形、葉縁には鋸歯があり、葉の裏面には密綿毛がある。葉柄は長い。花は穂状花序をなし、白色、淡青色。

最近花が大輪の種ネペタ・ギガンテアN.gigantea、ネペタ・グランディフローラN.grandifloraなどがある。栽培:繁殖は挿し芽及び株分け。花期:夏。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]