2011年6月18日(水)、「サハラガラスパーク」(厳美町字滝の上)の近くにある民家の門口に群生しているコウリンタンポポ(紅輪蒲公英)が、朱橙色の花を沢山咲かせていました。
キク科 ピロセラ(ヤナギタンポポ)属 Pilosella:ヨーロッパ、西南アジア、西南アフリカ、北アメリカなどに約18種ほど分布する耐寒性の多年草。日本にも3種自生する。
コウリンタンポポ(紅輪蒲公英) キク科 ピロセラ(ヤナギタンポポ)属 Pilosella aurantiacaまたはHieracium aurantiacum
別名:エフデタンポポ(絵筆蒲公英)。ヨーロッパ、西アジアにかけて分布する多年草で、日本には明治中期に観賞用として渡来したといわれる。繁殖力が強く、北海道に多く帰化している。今では広範囲に分布を広げており、八幡平の裾野の道路沿いに群生しているのを見た。
根茎は長く、多数の匍匐枝を出して殖える。草丈は20~60㎝で匍匐枝(ストローン)を生じ、大部分が根出葉。根出葉は長楕円状倒披針形または線状披針形。高さ20~50㎝の花茎を出し、花茎の先に直径1~2.5㎝ほどの頭花を数個~10個ほど散房状につける。花茎全体に黒っぽい毛が密生し、葉はないか、または小さな葉が1~2個つく。小花はすべて舌状花で橙赤色。乾燥すると暗赤色になる。総苞片は膜質で黒っぽい毛が密生し、短い腺毛も混じる。そう果は赤褐色で円柱形。冠毛は汚白色。花期:6~8月。ワイルドフラワー向きの庭園植栽用。蜜源植物の一つ。栽培:乾燥土壌を好む。
[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ハンディ図鑑1・野に咲く花」より]
http://www.plantsindex.com/plantsindex/demo_html/demo_db/result58008.htm [コウリンタンポポ:植物図鑑・撮れたてドットコム]
http://www22.ocn.ne.jp/~tamukai/kourinta.html [コウリンタンポポ]
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kourin-tampopo_large.html [コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)]
http://www.geocities.co.jp/tampopo7007/kourinred.htm [コウリンタンポポ(赤花)]