peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町摺沢のブルーベリー 2012年7月20日(金)

2012年07月25日 | 植物図鑑

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2012年7月20日(金)、一関市大東町摺沢の一関市立大東図書館(大東町摺沢新右エ門土手)から100mほど離れた民家の庭に、鉢植えのブルーベリーが、壺形の果実を沢山つけていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.19.37.200N38.59.36.390&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8&from=ocn_Default&SH=&sw=9 [一関市立大東図書館(地図)

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ブルーベリー ツツジ科 スノキ属 Vaccinium spp.:北米東北部原産のスノキ属数種の総称で、日本で栽培されているのはヌマスノキが多い。<

ブルーベリー ツツジ科 スノキ属 Vaccinium corymbosum北アメリカ東北部の沼沢地や草原に多い落葉低木。strong>英名はHigh-Bush Blueberry。高さは1~3m。葉は長さ3~8cmの卵状楕円形または楕円形で無毛。花期は5~6月。花冠は白色で長さ5~12mmの壺形。先は5浅裂し、反り返る。

液果は直径9~11mmの球形で7~8月藍黒色に熟す。芳香があり食べられる。甘酸っぱい青紫色のk果実はジャムや菓子材料など様々に利用でき、庭木としても人気が高い。栽培品種が多い。ブルーベリーの仲間には、大粒の実がなるラビットアイ・ブルーベリー、ローブッシュ・ブルーベリーなどがある。用途:庭木。冷涼な地域は耐寒性のあるハイブッシュ系品種が向く。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&日本文芸社発行「葉実樹皮で確実にわかる樹木図鑑」より]


一関市大東町摺沢のフクシア 2012年7月20日(金)

2012年07月25日 | 植物図鑑

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2012年7月20日(金)、一関市大東町摺沢の一関市立大東図書館(大東町摺沢新右エ門土手から100mほど離れた民家の庭に、鉢植えのフクシアが、イヤリングのような花を沢山咲かせていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.19.37.200N38.59.36.390&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8&from=ocn_Default&SH=&sw=9 [一関市立大東図書館(地図)

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(下3つ)萼と花弁が同じような紅紫色のフクシア(ツリウキソウ)もありました。

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アカバナ科 フクシア属 Fuchsia:中央及び南アメリカ、ニュージーランドに105種分布する常緑あるいは落葉性低木。

フクシア アカバナ科 フクシア属 Fuchsia×hybrida

別名:ホクシャ、ツリウキソウ。中央~南アメリカ、西インド諸島原産の非耐寒性常緑低木。葉は対生、輪生、互生で楕円形、葉縁に欠刻がある。花は垂れ下がる種類が多く、単生または叢生する。萼筒が釣鐘形か筒状になり、先端が4裂する特徴がある。花弁も4。花弁の色の変化が多く、萼の色とのコントラストが面白い。多くの雑種が作出され、これまで2000品種以上の発表がある。普通は鉢物として、主として6月頃売り出される。レディース・イヤードロップの英名があるように、垂れ下がって咲く花はまさにイヤリングのよう。大きな萼から花弁が覗く。萼と花弁の色が同じもの、違うものなど様々で、’ティンカーベル’F.×hybrida cv.Tinkerbell’ロイヤルアカデミー’,’薄紫八重’など多くの品種がある。花期:4~7月。

栽培管理:日本では夏の高温多湿、冬の低温のため栽培しにくく高冷地、冬の温暖地または夏の冷房、冬の暖房のできる場所で栽培されている。鉢花は、春と秋は戸外でよく日に当て、夏は涼しい半日陰に移す。冬は室内に置く。2年に1回、春(3~4月)に植え替える。繁殖は挿し木で容易。[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&山と渓谷社発行」「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38510666&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広一丁目のフクシア/ツリウキソウ(釣浮草)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40055587&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市花泉町「ベゴニア館」のフクシア]


一関市大東町摺沢のテッポウユリ 2012年7月20日(金)

2012年07月24日 | 植物図鑑

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2012年7月20日(金)、一関市大東町摺沢の一関市立大東図書館(大東町摺沢新右エ門土手から100mほど離れた民家の庭に、鉢植えのテッポウユリが、白くて長い筒状の花を咲かせていました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.19.37.200N38.59.36.390&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E6%9D%B1%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8&from=ocn_Default&SH=&sw=9 [一関市立大東図書館(地図)

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テッポウユリ ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium longiflorum

日本(奄美、沖縄諸島)原産の耐寒性多年草(球根植物)。屋久島から南の琉球の島々にのみ見られ、台湾や尖閣列島にも自生する。日当たりを好み、自生地では主に海岸に近い所に生育している。背の低いクサトベラの群落の中などによく見られ、他の植物が生育できないような岩場の窪みなどにも生育する。

和名のテッポウユリは、昔のラッパ銃に似ている長い花筒の形状に由来し、学名も長い花の意味である。世界中で最も人気が高く、欧米ではキリストの復活を祝うイースターや冠婚葬祭に欠かせない花になっている。別名:イースターリリー、チャーチリリー。

花色は純白で長さ13~18cm、花筒の先がラッパ状に反捲し、普通3~6輪を横向きまたはやや下向きに咲かせる。花粉色は黄色。花被片の外側が茶褐色を帯びるものがあり、その濃淡にも個体差があって、中には蕾が茶色に見えるような個体もある。なお、’プリンス・プロミス’などの園芸種もある。

葉は広披針形で、長さ12~15cm、幅10~15mmで、30~70cmの茎に70~90枚つける。茎は緑ないし褐色で、青軸、黒軸と呼ばれ、黒軸には濃淡がある。球根は黄白色、球形で直径5~7cmになる。

切り花が大量に生産されているので、馴染みの深いユリだが、栽培されているテッポウユリのほとんどが、’ひのもと’という品種で、屋久島で見つけられた個体を増殖した純白、青軸、草姿のよい素晴らしい品種である。

栽培のし易いユリのひとつで、他のユリと違って秋のうちに発芽し、自生地の南西諸島では4~5月に開花する(本州では6~8月)。暑い夏の間を球根で過ごし、涼しくなる11月に発芽する。

栽培:日当たりと水はけのよい場所で育てる。球根を深めに植え、表土が乾燥しないように腐葉土などでマルチングする。植え付け:10~11月(暖地)、9~10月(寒地)。

テッポウユリ発祥の地:テッポウユリの自生地である沖永良部島は、球根の栽培も盛んにおこなわれている。島での球根栽培は、明治32年にイギリス人アイザックバンティング氏の指導によって始まり、平成10年に100年目を迎えている。重要な輸出農産物であったテッポウユリの球根生産は一世紀にわたって島の経済を支え、100周年を記念してえらぶユリ振興大会が平成10年4月28日に和泊町で開催された。開催に合わせ、同町喜美留(チビル)笠石海浜公園入口の県道脇に、永良部鉄砲ユリ100周年記念碑が募金により建設された。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・ゆりを楽しむ」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]


一関市大東町摺沢のヤマユリ(山百合) 2012年7月20日(金)

2012年07月24日 | 植物図鑑

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2012年7月20日(金)、一関市大東町摺沢の一関市立大東図書館から300mほど離れた民家の玄関先に植えられたヤマユリ(山百合)が、芳香を放ちながら大きな花を咲かせていました。

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ヤマユリ(山百合) ユリ科 ユリ(リリウム)属 Lilium auratum

山地や草地に生える多年草で、地中に鱗茎があり、茎は無毛で高さ100~150cmにもなる。日本特産の大型のユリで、本州のみに自生し、東北、関東、東海地方で自生密度が高いユリである。分布の西限に当たる近畿地方では、紀伊半島北部の山間地を中心に限られた地域に分布している。疎林、林縁や伐採地など日当たりの良い斜面によく育った株が見られる。

白地に黄色の筋が入り、赤褐色の斑点のある、花径が25㎝にもなる大きな花を7~8月頃に咲かせる。地理的変異と個体変異が大きく、赤い筋が入るものやその濃淡の違い、斑点にも強弱がある。野生のユリでは、変種のサクユリと共に最も豪華な花を咲かせ、開花の時期には周辺に強い芳香を放つ。葉は披針形から長卵形で、長さ15~18㎝、幅2~5cmほどになる。球根は黄色味を帯びた白色で、苦味がなく食用になる。

変種としては、東北地方に葉の幅の広いヒロハヤマユリ(広葉山百合)が知られ、花色変異として、自生地で稀に見い出される’紅筋’、’口紅’、’白星’などがある。神奈川県の海岸に近い地方には特に開花時期が早い系統が分布している。

栽培:春は風通しの良い日当たり、日射しの強い時期は風通しの良い明るい日陰で管理する。灌水は1日1回を目安に与え、過湿に注意する。肥料は有機質肥料を多めに置き肥する。植え替えは休眠期に行い、赤玉土・硬質鹿沼土の混合土などで深鉢に水はけ良く植える。増殖は分球、実生、鱗片挿しによる。球根栽培は難しく、現在供給される球根の数量はごく限られたものである。

ヤマユリ’紅筋’var.rubrovittatum:開花した時は鮮やかな紅赤だが、2~3日目には茶褐色に褪色する。10年に1回位の頻度で、自生地で見つけられる。

ヤマユリ’口紅’var.pictum:紅の濃淡は個体差が大きく、この程度の赤味の株はかなりの頻度で見かけられる。

ヤマユリ’白星’var.virginale:ヤマユリ特有の斑点が乳白色で目立たない美しい変種。

[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・ゆりを楽しむ」&同「同・山草図鑑」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37909407&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市舞川のヤマユリ(山百合)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34991290&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市舞川のヤマユリ(山百合)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%E4%A5%DE%A5%E6%A5%EA [peaの植物図鑑:一関市東山町のヤマユリ(山百合)ほか]


岩手県立博物館のイソトマ・アクシラリス 2012年7月22日(日)

2012年07月23日 | 植物図鑑

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2012年7月22日(日)、岩手県立博物館(盛岡市上田字松屋敷34)で7/14(土)~8/19(日)の日程で開催中の第63回企画展「土偶まんだら」を見に行ってきました。

この日は岡村道雄氏(奥松島縄文村歴史資料館名誉館長)による記念講演会が行われるというので出かけたのです。演題は「縄文文化最大の謎”土偶”」というものでした。なかなか面白いお話でした。

http://www.pref.iwate.jp/~hp0910/ [岩手県立博物館]

博物館の玄関前には、鉢植えにされたイソトマ・アクシラリスが、花を沢山咲かせていました。

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(下5つ)淡紫色の花をつけたイソトマ・アクシラリス。

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(下7つ)白色の花をつけたイソトマ・アクシラリス。

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キキョウ科 イソトマ属 Isotoma(=Laurentia):地中海沿岸地域、アフリカ、オーストラリア、アメリカに約25種が分布する一年草または多年草。主に栽培されるのはアクシラリス種。

イソトマ・アクシラリス キキョウ科 イソトマ属 Isotoma axillaris(=Laurentia)

別名:ローレンチア。オーストラリア原産の半耐寒性多年草であるが、2年目以後は花つきが悪くなるので、春播きの一年草として栽培される。全株無毛で直立、高さ約30㎝、葉は互生し、線状で不規則な羽状に裂ける。

花は腋生、花柄は5~15cm。5~11月、長い花筒の先が5裂する星形の花を次々に咲かせる。青紫、淡紅紫、紺青色、白色などの花色のものがある。茎を切ると出る白い液は有毒なので取り扱いには注意が必要。鉢花に多用される。

栽培:日当たりと水はけの良い場所に植え、梅雨時期は土の過湿を避けるため雨除けをする。鉢植えはやや乾かし気味に水やりするが、タネ播きでは初期生長が緩慢なので、その間は水切れしないように注意、間伸びしたら切り戻して枝を出させる。生育中は液体肥料を月1~2回施して養分を補う。暑さに強く、半耐寒性だが冬期は室内かガラス室に入れる。繁殖は実生、株分けによるが、挿し木もできる。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-isotoma_large.html [イソトマ]

http://angelicsmile0611.blog61.fc2.com/blog-entry-1823.html [イソトマ・アクシラリス]

http://yasashi.info/i_00008.htm [イソトマ(ローレンティア)とは:ヤサシイエンゲイ]

http://www.flowers-beauty.com/007_flowers/laurentia/Laurentia_10.htm [小さな園芸館:植物 :イソトマ ]

http://healing.itp.ne.jp/flower_gardening/botanical/flower/detail.php?N-f/isotoma0.htm [ラウレンティア・アクシラリス(イソトマ)植物図鑑]