peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市川崎町薄衣のサザンカ(山茶花) 2015年11月13日(金)

2015年11月17日 | 植物図鑑

2015年11月13日(金)、一関市川崎町薄衣の国道284号線(旧気仙沼街道)から10mほど入った所に植栽されているサザンカ(山茶花)が、ピンク色で一重の花を咲かせていました。この道(下)は、江戸時代の古道・気仙沼街道とのことで、何年か前に歩いたことを思い出しました。

(下)薄衣小学校と門崎小学校が統合(2013年3月)した「川崎小学校」(旧薄衣小学校校舎)が見えます。 

(下全部)国道284号沿いにある民家の庭に植栽されているサザンカ(山茶花)も花を沢山咲かせていました。

 


一関市博物館の「史跡めぐり~磐井の石めぐり」第2回(大東方面)その9 2015年10月18日(日)

2015年11月16日 | 史跡、名所、

2015年10月18日(日)、一関市博物館主催の「史跡めぐり~磐井の石めぐり~第2回(大東方面)」が、10:00時 芦東山記念館前集合で、市のバスを使って行われました。

最初の見学場所は、続石山大原寺(だいげんじ)跡(大東町大原字大明神)で、次に向かったのは金烏神社(大東町大原字西山字小林)、3番目は小林寺(和照院)跡(大東町大原字角明沢)でした。

「小林観音堂跡」(一関市大東町大原字角明沢の亀峰山長泉寺の裏手)を見学した後、砂鉄川沿いの道路で待つバスまで歩いて乗車、次の見学場所へ移動です。

道路沿いにある「磨崖碑 塩釜宮」(大東町大原字折坂)を車窓から見て、砂鉄川に架かる渋民橋を渡って⑤続石大明神(大東町渋民字続石)を見学。

そこから戻って砂鉄川沿いにある⑥大洞地の磐座(大東町渋民字大洞地)を見学。その後は昼食のため渋民市民センター(上)に移動です。

昼食後、芦東山記念館周辺の石碑を見学して、次は石割松(大東町猿沢字地ノ神)。最後の見学地は金華山碑(塔)でした。

 

金華山碑:大東町猿沢字小森  宮城県牡鹿半島突端の金華山島に祀られている黄金山神社信仰の碑(塔)。金銀財宝や福を授ける神として信仰された。深く刻された字画の中に頭を入れてから祈願すれば頭が良くなると信じられている。

碑の大きさは、高さ4.6m、幅2.85m。大東町内では、800基ほどの古碑が確認されているが、その中で一番大きな碑である。原石は山の上から村人総出で引き降ろしたと言われ、石の半分は今も山の上に残っていると云う。引き綱に女性の長髪を用いて引いたら一気に山を下り、今の所で動かなくなったと伝えられている。

碑文の揮毫は、気仙沼の大肝入の熊谷太兵衛邦直51歳(猿沢の中津山良輔次男)[主催者が配布した資料より]

 


一関市東山町長坂のナンテン(南天)の赤い実 2015年11月13日(金)

2015年11月16日 | 植物図鑑

2015年11月13日(金)、一関市東山町長坂字久保の「柴宿団地」と呼ばれている住宅街の民家の前に植栽されているナンテン(南天)が真っ赤に熟した実を沢山付けていました。

 ナンテン(南天)メギ科 ナンテン属 Nandina domestica

山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われている。高さ1~2mの常緑低木。葉は3回奇数羽状複葉で、茎の先に集まってつく。小葉は長さ3~7㎝の広披針形で、先は鋭く尖る。花期5~6月。長さ6㎜ほどの白い花が円錐状に多数付く。果実直径6~7㎜の球形で赤く熟す。赤い実は咳止めの薬になる。果実が白いシロミナンテン(白実南天)などの園芸品種もある。分布:本州(茨城県以西)~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]


一関市博物館の「史跡めぐり~磐井の石めぐり」第2回(大東方面)その8 2015年10月18日(日)

2015年11月15日 | 史跡、名所、

(上)石清山観福寺の山門

(上)観音堂(福聚堂):寛保3年(1743)建立(再建)で、木造聖観音立像が祀られている。現在、寺の中で一番古い建物。観音堂に架かる階段橋。観音堂と本堂を結ぶ廊下の途中に、金毘羅、文殊堂が並んでいる。

(上)観福寺本堂:建久2年(1191)の開山と伝えられているが、本堂は昭和25年に再建された。御本尊は不動明王。(下)本堂の「寺額」は、唐風の高格気品あふれる書風であるが、貞享元年(1684)、木菴禅師の後を継いだ京都宇治黄檗山の高泉禅師が同2年に書いた直筆で、これを刻んで寄進した人は、猿沢旧城主及川国次である。

(上)右側にあるのが五輪塔

 石清山・観福寺(せきせいざん・かんぷくじ)真言宗智山派。大東町猿沢字野田前37番地」

1~3mほどの石灰岩の押流層が重なり合い奇峰となっており、その上に総欅造りの観音堂が建てられている。観音堂を取り囲む石灰岩の岩面には一枚ごとに仏の称号を1字30㎝角の大きさに平仮名や漢字で、行書や草書で刻まれているほか、多数の石塔、石碑がある。

観福寺の開山は平安末期と伝えられているが、この場所は縄文の昔から、「神仏の宿る神聖な場所として村人の祈りの場所だったろう」とも言われています。境内に入れば自然と心が安らぎます。

境内の磨崖碑、観音堂のあたりに重なっている岩石の一つ一つに、仏の名や祖師の名を色々な文字で刻んである。

天明6年(1786)6月、ここを訪れた菅江真澄は「はしわの若葉」に次のように記している。「観福寺というささやかな寺あり、その傍らに高き岩ども群れ立てるところあり、それに虹の如き橋を掛け観音を安置(まつる)。その堂の前に至れば、ここらの岩のおもてにアラカン(阿羅漢)尊者また仏菩薩の名号をしるし、また古歌(うた)詩(からうた)えりたり、また西行法師などむかし今の世人をもえりたり、いかなるよしかと問えば、唯うちたわむれてせしこととも、あやしきものなり。こけむして見えねど苔をはだくれば、苔の下にあらゆる人の面像(おもがた)出るをいへり、昔よりせし事と見えたり」[主催者が配布した資料より]


一関市大東町摺沢のサルビア・レウカンサ  2015年9月18日(金)

2015年11月15日 | 植物図鑑

2015年10月18日(日)、一関市大東町摺沢の県道19号線(一関~大東)、今泉街道)沿いにあるキリンヤ大東店に隣接する民家の庭に植栽されているサルビア・レウカンサが紅紫色の花を穂状に沢山つけていました。

サルビア・レウカンサ シソ科 サルビア属 Salvia leucantha

別名:アメジストセージ、メキシカンブッシュセージ。メキシコ、中南米原産の半耐寒性多年草。宿根性のサルビアです。長い花茎に沢山の花を穂状(すいじょう)につけ、下から咲いていきます。ビロード状の紫色の萼片から白い唇形の花を咲かせるものが基本種ですが、花も萼も紫の’ミッドナイト’や葉の縁に白色の斑が入る斑入りの品種などもあります。

管理:日当たりと水はけのよい場所で育てます。草丈が高くなるため、梅雨~8月上旬に切り戻しますが、8月中旬を過ぎて切り戻すと開花しないことがあるので注意。寒冷地では、冬は鉢上げして室内に入れます。[西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」より]