peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

「岩手県立花きセンター」の 洋ラン・パフィオペディラム  2015年12月3日(木)

2016年01月23日 | 洋ラン

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。本館(管理棟)の「展示室」エリアに展示されている色々な草花の中に、パフィオペディラム属の洋ランが花を沢山咲かせていました。

洋ラン・パフィオペディラム ラン科 パフィオペディラム属 Paphiopedilum

食虫植物を思わせる袋状のリップが特徴的。多くのファンをもち、欧米ではレディース・スリッパの別名でも親しまれています。低温に強く、2カ月以上は咲き続ける種がほとんどです。

 パフィオペディラムってどんなラン?:パフィオペディラムは、東南アジアを中心に120種近い原種が知られる地生ランです。日本に自生するアツモリソウやクマガイソウとも近縁で、最近でも未だ新種の発見が報告されています。俗に略称で「パフィオ」と呼ばれ、趣味栽培家にとっては最も人気の高い洋ランのひとつといえるでしょう。既に100年以上にわたる品種改良の歴史から、多くの素晴らしい園芸品種が生まれました。その中には銘花、銘品として歴史に名を残し高価に取り引きされるものから、一般の銘花同様にカジュアルなものまで多種多様な品種があります。

原産地では、湿度が高く、通風が良く、直射日光が射し込まない比較的涼しい場所に、好んで根をおろします。洋ランの多くは樹上や岩場に根を張る着生ランから改良された種類や、地生ランでも比較的乾燥に強い種類が多いものです。しかし、パフィオペディラムの適性環境はこれらの洋ラン類とは決定的に異なり、むしろ土で栽培する一般草花や山草などに共通する条件が必要になってきます。栽培にあたってはこうした自生環境の特徴を念頭においてください。(ハナジマオーキッド・鈴木有城)[主婦の友社発行「やさしい洋ラン180種・最新品種と育て方」より]


柚月裕子著『最後の証人』(宝島社)を読む! 2016年1月23日(土)

2016年01月23日 | 読書、本、映画、テレビ

(上)何とも刺激的なキャッチコピー。(下)妻が買い求めていたもの。「2010(平成22)年7月26日(月)注文」の書き込みあり。

 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE%E8%A8%BC%E4%BA%BA_(%E6%9F%9A%E6%9C%88%E8%A3%95%E5%AD%90)[最後の証人(柚月裕子):Wikipedia]

 http://www.tv-asahi.co.jp/saigonoshonin/ [ドラマスペシャル 最後の証人 1月24日(土)よる9時放送。「このミステリーがすごい」大賞受賞作家による衝撃の法廷サスペンス!その結末は、あなたの想像を超えている。]

 http://mysterytuusinn.seesaa.net/article/149352900.html [「最後の証人」(柚月裕子著、宝島社刊):ミステリ通信 創刊号]

http://www.sakuranbo.co.jp/special/topics/007.html [『BOOKトピックス』vol.7 『最後の証人』柚月裕子氏 ~事件の裏にある動機を鮮明に浮かび上がらせたい~ 柚月裕子(作家)×池上冬樹(文芸評論家)


柚月裕子著『検事の本懐』(宝島社文庫)を読む! 2016年1月22日(金)

2016年01月23日 | 読書、本、映画、テレビ

岩手県生まれ、山形県在住の柚月裕子著『検事の本懐』(宝島社文庫、定価:本体657円+税)2012年11月20日第1刷発行)を読みました。この作品は、2011年11月に宝島社より単行本として刊行した『検事の本懐』を加筆修正し、文庫化したものです。第25回(2012年)山本周五郎賞候補、第15回(2013年)大藪春彦賞受賞作

”本作を執筆するにあたり、元検事の岩崎哲也弁護士(郷原総合法律事務所)から法律上の監修をいただきました。この場を借りて御礼申し上げます。法律上の誤謬に関しての文責は、すべて著者にあります。”という謝辞があります。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A4%9C%E4%BA%8B%E3%81%AE%E6%9C%AC%E6%87%90

 [検事の本懐:Wikipedia]

http://mysterytuusinn.seesaa.net/article/234666499.html [『検事の本懐』(柚月裕子著、宝島社刊):ミステリ通信 創刊号]

 


「世界の椿館・碁石」の椿・赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ) 2015年12月10日(木)

2016年01月22日 | ツバキ(椿)

2015年12月10日(木)、「世界の椿館・碁石」(岩手県大船渡市末崎町字大浜280-1)に行ってきました。大温室内に植栽されていた赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ)という名のツバキ(椿)が、濃紅色、一重、椀咲きの花を咲かせていました。

椿・赤加茂本阿弥(あかかもほんなみ)ツバキ科 ツバイ属 Camellia japonica  Aka-kamohonnami  

[産地]愛媛。[花]濃紅色、一重、椀咲き、蕾から雌しべの先端が突出、筒しべ、中~大輪。[花期]11~3月。[葉]広楕円、やや大形。[樹]立性。[来歴]西条市小松町旧家の加茂本阿弥の根から生じた突然変異の紅花、嵯峨本阿弥より花色が濃い。1994年に玉置猛が命名・発表。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より] 


「岩手県立花きセンター」の洋ラン・オドントグロッサム 2015年12月3日(木)

2016年01月22日 | 洋ラン

2015年12月3日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原頭無2-1)に行ってきました。本館(管理棟)の「展示室」エリアに展示されている色々な草花の中に、オドントグロッサムという名の洋ランが花を沢山咲かせていました。

洋ラン オドントグロッサム Odontoglossum(Odm.)

 

 オドントグロッスム属 Odontglosum(Odm.):園芸的に評価が高く、広く知られているもので、最近、いくつかの小集団が、新設の属に移されており、掲載種の一部もそれに当たるが、ここでは従前の分類によるものとする。分布域は中、南アメリカ、主にコロンビアから、ペルー、ボリビアに至るアンデスの山地に多く見られ、種の数は約140を数える。中~大型の着生ランである。詰まった根茎につく球茎は卵形~楕円形、多くは扁平で、鞘葉ともに1~3葉を頂生する。葉は狭長で、薄い革質。花茎は球茎基部に生じ、直立または弓状に伸び、ときに分岐し、多花を付ける。花はおおむね開張し、萼片、花弁はほぼ同形。唇弁は全縁または3裂し、基部に特徴のある突起をもつ。花粉塊は2個。属名はギリシア語のodonto(歯)とglossa(舌)の2語からなり、唇弁基部の歯状突起による。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・蘭ラン」より]