2019年10月6日(日)、岩手県胆沢郡金ケ崎町の中央生涯教育センターで開催される「第11回金ケ崎町民劇場・でんでら国」(原作/平谷美樹)を観るためにマイカーを運転して金ケ崎町に出かけました。午前の部と午後の部の2回行われるので、午後の部(2時から)を観ることになりました。妻が少し早く出かけて金ケ崎町在住の友人とおしゃべりしたいというので、10時前に着きました。妻がお話している間、私は周辺を散策しながら花などの写真を撮りました。
県道270号線から分岐している県道108号線を白糸まちなみ交流館の方に向かって歩いていたら、右側の少し離れた所にある畑の縁に果実を沢山付けたナツメ(棗)がの樹が見えました。
ナツメ(棗)クロウメモドキ科 ナツメ(ジジフス)属 Ziziphus spp.
この属は、熱帯から温帯に80種が分布する。ナツメ(棗)は、落葉、常緑低木、高木で托葉が変化したトゲ(刺)がある。葉は単葉で、3主脈がある。常緑には細鋸歯がある。花は黄色、腋生する。果実は球形、液果で果樹として栽培される。普通に栽培されるナツメZ.jujuba var.inermis は中国産で刺が無い。中国には多くの品種がある。鉢用にイッサイナツメ(一才棗)が栽培される。栽培:繁殖は実生、株分け、根挿し、接木。日当たりのよい乾燥地に適する。果期:9月上旬~下旬。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]