LIVEの余韻に浸る暇もなく、今月は仕事しまくり、さらにクリスマスの、教会の野外LIVEのリハが…
Takがお世話になっている教会の「クワイヤーチーム」に私も参加させていただけることになり、もぉ、早速昨日もリハ、今日もリハ。
全員クリスチャンで構成されているメンバーの中に入れていただけて光栄です。
クワイヤーチームのリーダーは牧師先生。
自分が率いるバンドと、別のリーダーのもとで演奏をするときのスタンスの違いというのは、私にとって、とっても興味深く、お勉強になり、ものすごく楽しいのです。
先だっての、「森 たか美」さん主宰のチャリティーコンサートでも感じたことですが、「リーダー」の意図するところを理解して自分のできることをやる…というのは、自分が率いるバンドと全く違うスタンスで、いろんなことが見えます。
ふつーの「お手伝い」というニュアンスとは全然違う。
音楽づくりのメンバーとして、大きな責任を担う一員なのです。
昨年11月の WIND AND SOUND (私の)LIVEの折り、私は、ベテランのメンバーを率いる力量に欠けていることを実感しました。
リーダーにとっては、音楽的な遠慮や、「まあしょうがない」という妥協は、逆にメンバーに対して失礼なのだということも、学びました。
去年も、教会のクワイヤーチームに参加させていただき、ストリートで賛美歌を歌いました。
そのときの、牧師先生のいろんな音楽的要求、指摘は、私にとってはとても新鮮でした。
確信を持って要求をする牧師先生に、共感し、応えたいと感じました。
まずこの音楽は神さまに捧げる賛美だということ。
神さまに捧げるから、人に伝えることをないがしろにしている訳では決してなく、コアの部分に「神さま」が在るというのは、素晴しいことだと思います。
ここから始まるものは、、、(ここで言葉を考えまくる)…確かなところに向かっていく、、、というのかなあ。
牧師先生の、宗教的な意味合いの音楽的要求は、私にとって、ものすごく納得できて、私はもちろん真摯に取り組んでいるのですが、でも、なんといっても楽しいのです。
神さまを賛美するなんて、もぉ~~無条件に、うきうき、楽しく、最高に幸せなことです。
けれども、教会の中でも、伝統とコンテンポラリー、いろいろな摩擦や軋轢があるようです。
それはもう、日常の人間関係の中にあることと同じ…と感じます。
私は、自分のできることを、真摯に、敬虔に、しかもなにより楽しんでやることだ…と思います。
クリスマスのLIVEで演る曲は、クリスチャンのメンバーの方は、これまでに何度も礼拝で歌ってきたようなのですが、私にとっては初めての曲が殆どなので、YOU TUBEで検索しまくり、聴きながら、少しずつ音源と一緒に歌ったりしていると、涙が出て、胸がつまって歌えなくなったりします。
なんとて、ええ歌なんや。
私、こんな柔らかい心でいられてよかったなーと思う。