WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

人の輪が束ねられていく

2012-02-07 | 人生妙なり





すみません…申し訳ありません…

あまりにも楽しかった昨日の「仏生山の道場六三郎来たる」パーティー、画像が1枚もありませんm(_ _)m
デジカメ持っていくいの忘れてました(@_@;)


セルフうどん店のアルバイトを終えて、全力ダッシュで買出しに行きました。

メニューは

豆乳鍋
カプレーゼ
アボカドとピンクグレープフルーツのカクテル
鶏ささ身とピーマンのオリーブオイル焼き
Takが作る手羽先の塩焼き

これで限界

…という予定で、4時ジャストからSYOさんちでひとりで黙々と準備にとりかかっていたところ、5時過ぎにピンポンが鳴り、
SYOさんがTakを捕獲して帰ってきた、「は~いお帰りなさ~い」と、うどん屋のおばちゃんのカッコのままでドアを開けたら、玄関に現れたのは、山活マスターでありました( ̄□ ̄;)!!

お店のメニューにもある「あったかひとり鍋」5人前と、「失敗したゴメン」というものすごく美味しそうな筑前煮&ビールを出前して下さったのであります。

あっというまに、前出「イサムノグチのコーヒーテーブル」に、「ひとり鍋」が5つ並び、ネギともみじおろしもセットされ、
「ほな、6時に…」ってことで、マスターは疾風のように去っていかれました。


う~~っうっうっ…
私の豆乳鍋はどーなるんじゃ~~!?!?
(あとで食べたよ、もちろん)


そして、お約束の時間に、改めて、マスターがお店の常連さんで新聞記者のMさん♀(酒豪)を伴っていらっしゃいました。

一昨年の「WIND AND SOUND」のLIVEのDVDをBGMに宴が始まったら、もぉ~~みんなガンガン飲みまくり、料理の味とかそんなの、二の次、三の次で、
さっさと酔っ払いモードになった私は、なにがそんなに楽しかったのか、何の話をしたのか、ぼんやり、ほんわりとしか覚えてません(^_^;)

LIVEの映像のTAKAMIは別人のようだとか、Speak Lowは素敵なお店だとか、
まあ、一応TAKAMIの曲や歌をお褒めいただいたりしたけど、
宴も2時間ぐらい経過したところで、いよいよSYOさんのLIVEが始まる…

まずは、マスターのリクエストで「Take the A Train」(A列車でいこう)

マスターはなぜか、これまで一度もSYOさんのピアノを聴いたことがないのに、SYOさんのファンなのであります。
今回のパーティーも、「ゼヒともSYOさんのピアノが聴きたい」ってことでお招きする運びとなったのでした。
私にはわかる。
一度も聴いたことないのにファン…って、、、
SYOさんは、音楽もライフスタイルも全部がひとかたまりでSYOさんなのであって、
「山活」の料理や雰囲気が好きなSYOさんが、お店でにこにこ黙って飲んでる様を、マスターはまるごと「この人が好き」と感じるんだろうなあ…
お互いにそうなのだろうな。すごーく深いところでお互いが「好き」なんだ…

「A列車でいこう」…JAZZのスタンダード中のスタンダードなので、LIVEでも、CDでも、これまで何十年もいろんな演奏を聴いてきたけれど、LIVEで、ピアノ・ソロで聴くのは私も初めてだったかも…

SYOさんのソロを聴きながら、
「やっぱりSYOさんは縄文人だ…」と思ったよ。何が…って、「プリミティヴ」なところ。
グランドピアノは、彼にとって大きなオモチャみたいなもので、自分を表現するとか、練習するとか、そんな理屈ではなく、ただひたすら鍵盤を弾いて遊んでいるうちにこうなりました…みたいな。
だから深ーいところににずーん…とダイレクトに伝わるんだろうな。鍵盤とぴゅあに戯れてる…そんな演奏でした。
マスターも酒豪Mさんも、きっと同じことを感じたと思う…

ちなみにマスターは今、ギターを練習なさっているそうで、朝20分、夜20分を日課とされていらっしゃるとのこと。
今回のパーティーでは披露していただけませんでしたが、そのうち必ず一緒にアンサンブルをする時が来ます。
彼は、これからの人生にはっきりとしたビジョンを持っていらして、それは本当にSYOさんとも私とも通じるものがあり、お互いに共鳴したのでした。


それからさらに酔いが進み、時間が経って、こんどは、「文部省唱歌メドレー」みたいなのも弾いて下さいました。
「春の小川」「春よこい」「紅葉」「里の秋」…とか、そんな感じだったかな~(完全に出来上がっていたので、ちゃんと覚えてない)
コレもまた、SYOワールドで、みんなして連れていかれました。

さあ、それではみなさんも!…ってなことで、酒豪Mさんもショパンを弾いたり、私と同世代のマスターもフォークを歌ったり…と、、、気が付けば深夜1時(@_@;)
酒豪Mさんは、幼少の頃からずっとピアノを習っていらしたとのことだけど、私が酔っ払いと化してしまい、あまりマトモにお話できなかったのは非常に悔やまれます、、、

豆乳鍋は、マスターの指示で、まずは土鍋に豆乳と昆布出汁少々だけ入れて、
表面にできる湯葉を掬って、わさび醤油でいただき、
その後、野菜やお肉を、少しずつ入れて、湯葉を絡めながら食べました♪


…ああ、本当に楽しかった。
またやりたい、次はどんなパーティーにしよう?


まさに、こんな宴のために「SYO Mchael STUDIO」ができたのであります。

山活マスターは、またの機会には音楽好きのお客様をもっと連れてきて、こんどはスタジオのキッチンで料理も作って下さるとか…
願ったり叶ったりでございます(*^_^*) ありがたき幸せ♪



私はこれからも、こんなお付き合いがしたいな。すべての人と。

「上っ面」の広く浅いところの関係は、歳を重ねるごとに気疲れのほうが上回り、時間の空しい消費になってしまう。
人生後半、確実に「集束」に向かっていることも自覚しているのだから、
我儘なようでも、これはとても大事な取捨選択と思います。
私という人間ひとりが限られた時間の中で、リアルに、大切にかかわっていける人の数には限りがあると思う。
私の周りに集まって下さる人や、自分で「この人が好き」と思う人たちとのかかわりを本当に大事にしたいなと…


きっと集った人たち皆さん、そんな思いでお開きとなったことと思います。









Comments (7)
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