WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

年賀状

2016-01-06 | 人生妙なり






今更ですが、やっと今年の年賀状、投函してきました。

私は、今後、メールやインターネットで繋がってやりとりができる方には、
メールにて年賀状の画像にお一人ずつメッセージをを添えてお送りすることにさせていただきます。


私は、10年ほど前から緑内障で、近視もひどくて、加えて老眼も進行中で、同世代の方と比べてもかなり目が不自由だと思います。
自分の書いている字がちゃんと見えないのは、やはり緑内障のせいかと…。

年賀状の印刷は、プリンターがやってくれるので何も支障はないのです。

「一言書き添える」

これが、年々、大変な負担になりつつあり、限界に達していると感じます。

「一言書き添えられていない、印刷だけの年賀状は失礼だ」との声もかなり聞きます。

だけど、100人以上の方に「一言書き添える」、
「お元気ですか」とか、「今年もよろしく」など、書いても書かなくてもどうでも良いと私は感じています。そんなのは、皆さまに共通なのだから印刷すればよいのではと。
書くのであれば、お相手のことを思いながら、年に1度のご挨拶の特別なメッセージを書きたいという思いがあります。

しかし、何時間もかけて、いろいろ考えながらこれをやっていると、本当に目が疲れ果てて、目の健康に著しい弊害があると、ここ数年、ひしひしと感じます。
たったの一言書き添えなんだけど、小さな字です。
しかも、昼間の明るい時ではなく、作業は、ほとんど夜。
いくら夜に、蛍光灯や電気スタンドをつけても、私の目は光が弱いと細かい文字がとても見づらく、自分でもくっきりとよく見えない状態で字を書くストレスが、結構キツイのです。


来年に向けて、メールでやりとりのできるみなさまには、失礼のないように、少しずつリストの準備をしていきたいと思っています。

年賀状はこれからも作りますし、メールできない方には、出します。一言も書き添えます。






私は、これまで「年賀状」をとても大切にしてきました。
ご存じの方は結構いらっしゃると思いますが、
音楽パートナーSYOさんとのお付き合いも、私のLIVEのアンケートを書いて下さったSYOさんへの年賀状からでした。
一度もお会いしたことのないSYOさんと、10年間、年賀状のやりとりだけが続き、
私が高松に帰って来ることになったとき、SYOさんに、高松で音楽活動をしたいので、宜しくお願いしますとお手紙を書きました。
それから「リアル」なお付き合いとなったのでした。

他にも、何年もお会いしていなくても、毎年の年賀状の近況報告だけのお付き合いでも、
そのうち再会が叶うことがあったし。
一時は、LIVEのアンケートにご住所を書いて下さった方にも、もれなく出していて、
ものすごい枚数になってしまっていました。

でも、人生半世紀を過ぎて、これからは収束の時代なのではという思いがあります。
お付き合いを広げていくよりも、本当に大切な人たちとの時間を丁寧に過ごしていくことのほうに価値や歓びを感じます。


私にとって年賀状は、1年の総括ということで、みなさまにご報告したいし、
お友達の半分以上は東京や、県外だし、
年に一度のご挨拶は、これからも大切にしたいのです。

でも、体力(眼力)の限界で、緑内障は進行する病気なのですが、できるだけ食い止めたいし、やはり、手書きの枚数を縮小させていただくことに致します。

どうかご理解いただきたく、お願い申し上げます。




Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする