東京の充足ひたひたの4日間を終えて、次は大阪へ。
引っ越した息子の新居にお邪魔します。
彼は専門学校時代は「レオパレス」家具付きだったので、新居への引っ越しは、
家電、家具すべて揃えなくてはならず、大変だったと思います。
とても古い軽量鉄骨のマンションだけど、思ったより部屋はちゃんとしてて安心しました。散らかり方も許容範囲内でした。
大阪では、息子の専門時代の友人たちと飲み会。みなさん建築科出身。
「あさってオカンがくるけど、会う?」「会う!」
…と、即まあこんな流れとなった模様。
私は息子のお友達の間でも、フツーでない母で、興味津々のようで、
私が音楽パートナーの夫を最近亡くしたことなどもひととおりはみなさんご存じでしたわ。
息子は、自分と父と母と、全員苗字が違う…とかね。
まあそんなこんなで最終日、息子の友達3人と、専門学校時代安くて美味しいので通いまくったというお店で合流しました。
アットホームなお店で、ほんとに安くて超美味しくて、こんなところがうちの近くにあったら私、1人でも毎日でも通うよ。
…と感動しつつ話題は「サイゼリヤ」に。
今回はなぜか「サイゼリヤ」が話題となる旅でありましたが、最終日の二次会で、ついに「サイゼリヤ」実現したのでした。
東京でカッシーにお世話になっているときも、すぐそばに「サイゼリヤ」があるので
「行きたいなー」と言ってみたけど、カッシーには却下されてしまったのだ。
あんなファミレスに東京に来てまで2人で行くことないぞと。
でも彼は1人でならよく利用している模様。
ワカモノたちはみんなサイゼリヤが大好きで、「じゃあ今から行きましょう!」ってことに。
満席で数分並びました。
最終日まで、カッシーとSaeと息子だけにしか会わず、ゆったりとした密度で過ごしてきたのに、いきなりの「密」状態で、ちょっと怖かったけど、無事でした。
カップルの2人と親子2人。…なんかシュール。
さて、話題なんですが、ぺら~~い話もしつつ、「あなたたち、どうやって付き合うことになったの?」という核心に迫る話を。
お互いにどういうところが好きかも素直に話してくれました。付き合うことになった経緯も。
2人ともすごく心が奥深く温かく聡明です。
「何歳で死にたいか」の話にも。
その時には女子は2人いて、2人とも50歳以下でよいと。
まあ、理由は言わずもがなで、子供もいらない。
私、そこでモノ申しました。私が50になった時、ものすごく嬉しかった。
波乱の半世紀を生き抜いて、そしてまだこれからも未来が広がっている。
私にはそうとしか思えなかった。
50前に死ぬなんてもったいなすぎる。
そしたら今の私、いないじゃん。
…しかし、彼女たちにとってはそうではないらしい。子供もいらない。
その理由も言わずもがな。私と彼女たちでは40年の差がある。
40年の間に世界は加速度で変わっていく。
未来は果てしなく広がってはいない。
男子は、150歳まで生きて、火星に移住する…と。
それくらい加速度で、今後科学や医学は発展する。
生物の住めなくなった地球を離れて、火星から宇宙を眺めて暮らす。
150希望の男子と50以下希望の女子のカップル。これ自体がシュールだ。
彼女は、地球以外に住む場所の技術やデザインはもう始まっているとも言ってた。
こんなワカモノの話が聞けて、大変興味深かった。
これから、二極化も加速度で進んでいくと思うけど、若者よ、自分の夢は折らずに叶えてほしい。