今日は、エレベーターの障碍者の方用ボタンについて書かせていただきます。
私のマンションで、先日エレベーターの取替え工事が行われていること書きました。
約2週間ほどで、階段生活も終わりました。
エレベーターのドアもきれいに塗り替えられ、内側も明るくとても快適♪
そして、障碍者対応ボタンのパネルにはこんなシールが…
私はこの小さなシールの短い文がとても好きです。
「こちらの行先用ボタンを押したときは、ドアがゆっくり閉まります」
みなさん、ご存じでしたか?
私は、数年前まで知りませんでした。
このパネルは車椅子の方の目線に設置されているだけなのかと思っていました。
そう思って、安易に利用している方は今でも結構いらっしゃるのでは?
私のかかりつけの内科、婦人科、耳鼻科など、とあるメディカルモールに集合しているのですが、そこのエレベーターの昇降がかなり遅く、しかも障碍者用ボタンを押すとさらにかなりドアが閉まるのが遅いので、気付いた次第。
車椅子での乗り降りの方や、病気で来院される方のために、特別な配慮がされているのかと…
昇降が遅いことは別として、障碍者用ボタンを押すと、車椅子用の乗り降り用に、ドアはかなり長く開いています。
香川県内ではエレベーターが複数機あるデパートやホールなどでは、障碍者対応のものは1機のみではと思います。
そこで、通常に昇降している複数のエレベーターは、同じ階のボタンを押して、1機がその階に停まれば、他のエレベーターはリセットされますが、
障碍者対応エレベーターは各々のフロアで1度押せばリセットされず、必ずボタンを押した階では停止してドアが開きます。
障碍者対応を利用する必要もない人が何も知らずこのパネルのボタンを押すと、他のエレベーターが先に来たとき、当然そちらに乗ります。
それでも障碍者対応エレベーターは誰もいない階で停まることになり、これが大変迷惑ということで、都庁のエレベーターがこのようなプレートを貼っているとのことです。
都庁に仕事で訪れる超多忙なビジネスマンが、大変迷惑している障碍者対応のエレベーターについての対策ということのようです。
そんなん、誰もいないところでドアが開いたら、すぐに「閉」ボタンを押せばいいじゃないの…と、一瞬地方人として感じてしまいましたが、東京というのはそういうところなのだということも知っています。
都庁は40階以上で、上層階に行くのに何度も何度も停まって扉が開いて誰も乗ってこなければ、イライラすることはとても理解できます。
東京という特殊な場所…と思いますが、そこへ行く旅行者、出張者などは、東京都民の日常生活や仕事の環境を妨げるようなことは控えるべきで、それ相応の知識が必要です。
例えばエスカレーターの乗り方や、電車のホームでの並び方。
私たち、海外に行くときも、その国の流儀に従う…というのと全く同じと思います。
しかしヽ(`Δ´)ノ
この都庁のエレベーターに貼られているシールは、いかがなものでしょうか。
私は大変無神経に感じました。
これは健常者へのメッセージで「必要な方」を片隅に追いやるような文言に感じましたがいかがでしょうか?
しかも、この案内では説明が満たされていません。
このボタンは、障害者対応のものです。必要な方以外は押さないでください。(扉の開いている時間が長くなります。)
「このエレベーターは、こちらのボタンを押すと必ず停止し、ドアが長く開きます。」
…とかね。
それ以前に、障碍者の方のためのボタンについて、周知が徹底していないことがそもそもマズいと思います。
小学生で「バリアフリー」について、夏休みの宿題で課題研究になるのだから、その時点で障碍者対応エレベーターについても学習すべきです。
そんなこと言い始めると、あれもこれも、本当にもっと学んでおくべきことだらけ。
障碍者の方たちにも適応能力があるので、こんなちっぽけなことは全然気にならないのだそうです。
私もそういう方たちの適応能力は、ほんとうに抜群で素晴らしいものがあるのだと日ごろから感動しています。
しかし、「障碍者」になったばかりの方もいらっしゃいます。
少し前までは普通に日常生活を送っていたのに、ある日突然病や事故で身体が不自由になった方。またそのご家族。
障碍者対応エレベーターだからこそ、配慮ある掲示をするべきでは…と思うのですが、いかがでしょうか?
「障碍者対応エレベーターは誰もいない階で停まることになり、これが大変迷惑ということで、都庁のエレベーターがこのようなプレートを貼っている」
というのは必ずしも当たりません。本当に障碍者対応エレベーターを必要とする人が、余計に待たされてしまうのを避けるため、というのが本当のところだと思います。
すみません、最後まで描いたつもりが、途中までになっていましたので、書き直しました。
ご指摘ありがとうございます。
このエレベーターはむやみにボタンを押すことによって、みんなが迷惑しているということですよね。
障碍者も健常者も一緒に、気持ちよく使いたいものですね。