
このところ、アルバイト(スーパー)も軌道にのり、週5日のペースでチャリ通勤しています。
一方、ピアノの生徒さんも増えて、やっと人並みの生活ができるようになってきました(^_^;)
そんな中、かねてからの案件であった「出張ホームコンサート」。
以前も少し記事に書いたことがあると思うけど、
私は、ボランティアで、高齢者の介護施設に訪問して、昭和の歌や、日本歌曲などのミニコンサートを東京時代から行ってきましたが、
それを「宅配」して、ファミリーで、また、ご近所の方や、いろんな事情で、ライヴハウスや、コンサートに出かけることができない人たちにも聴いていただきたいと思ってきました。
しかし、この計画は、ずっとご両親の介護をなさっている、あるお友達に打診してみたところ、
諸事情で、ウチでは無理ですと、丁重にご辞退されました。
…なるほど、、、
介護が必要な高齢者を抱えているお宅にズカズカと踏み込んでいってコンサートをやるなんて、
やっぱりいろいろハードルありで、難しいのだなあ…と、深く納得して、、それっきり頓挫してました。
私は、いつでもサロン風コンサートができるような条件の整ったお宅じゃなくて、
ふつーの「お茶の間」、ふつーのLDKに、エレピだけ置くスペースがあれば、どこでも出張します…な気分だったけど、
迎える側としては、やっぱりそれなりの気構え、気遣い、いろんなストレスがあるよなーと、、、
そんなんで、この件は私の引き出しの奥深くにひっこめてしまっていたのですが、
「ヤマちゃん」が、「あの件はどーなっとん?」と、蒸し返してくださいました。
彼女は、SYOさんと私の共通のお友達。
「出張ホームコンサート」(もっとお洒落で、なごみ系のネーミング、考え中ですが、、、)
マジで!?ほんとに~~??
お招きいただけるなら、行くよ、いくいく!!
クライアントさん、第1号です♪
ヤマちゃんちは、古~い農家系のおうちです。(今は農家じゃないけど)
ここで「コンサート」するなんて、フツーあり得ないような(失礼!!(^_^;) )
第一回めの出張ホームコンサートは、そんなところから…って、
立ち上げとしては、ものすごく素敵な設定です♪♪
回想……
昨年12月に、ヴォーカルの生徒の鈴木さんを、お見送りしました。
教会に通っている私は、彼に「洗礼を受けてクリスチャンになったらどうかな?」と勧めたところ、彼はすんなりと受け入れ、
もうあまり時間のない彼のために「病室洗礼」が行われました。
その場で私は「アメージング・グレイス」と、もう1曲、賛美の歌を歌う役割を賜りました。
こんな死の床にあっても歌うんだ、、、
痛くて苦しい鈴木さんに、歌をうたってあげることで、彼は少しでも癒され、楽になっただろうか? きっとそうだと思う。
父にも、病室で歌ってあげたかったなあ…と、そんなこと、全然思いつかなかったことが悔やまれました。
私は、この数年来、私の音楽は、ミニマムな方向に向かっているような気がする…
コンサートホールで、大勢に聴かせるのでなくて、たったひとりに向かって歌うような、それが「究極」みたいな。
でっ!!
「出張ホームコンサート」のアウトラインを考えてみました。
基本料金 1ステージ ¥7000(60分程度)香川県内限定(島、県外は別途出張費アリ)
基本、SYOさんと私の2人で演奏します。
ベース、コーラスなどミュージシャンの増員は、1人につき¥3000
近隣の方を招いたりなどで、会費制の場合は、相談の上、チャージバックをいただきます。
エレピなどの器材はすべて当方で用意。
クライアントさんにご用意いただくのは、控え室(なるべく全身が映る鏡)のみ。
事前に曲目のリクエストをいただき、ご希望に沿ったプログラムをつくります
こんな感じですが、いかがでしょうか?
私としては、全くボランティアでタダでやりますよ…っていうのでは、先方も恐縮すると思うし、
わたしたちも、ヘアメイクとか、いろいろ体裁を整える「経費」として、最低料金を設定してみました。
「ステージ」はやはり、どんな場所でも、日常とは違う時間、空間をつくりたく、これがギリギリのラインかなと、、、
みなさま、わが家にこんなコンサートが来たらどぉよ?…と、ちょっと考えていただいて、率直なご意見いただけたら嬉しいです。
知り合いになった人のところに押しかけます。
話して、写真を見ていただき感想を聞きます。
知り合いを紹介していただきます。その繰り返しです。
生の音楽をもっと身近に、そして特別なことじゃない、生活の一部なんだとの想い。同意します。
母はずっと歌を口ずさんでいて…
本当に、幼い頃から歌うことが好きで
今も心にいつも歌があるのだなぁ~と思いました。
今の母なら、きっと喜んでお迎えできたのに…
と、以前は来客を極度にイヤがった母なので
少し残念に思いますが、今後のTAKAMIさんの
活動を、遠くから私も応援させていただきます。
私も別の形で、生活が落ち着いたら (#^.^#)
ボランティアに関わっていきたいと思っています。
密かに考えていることがあって、木工教室とは別に自宅を何かに使えないかということ。
子供が小さい頃習っていたピアノの先生から安く譲り受けた小型のグランドピアノがあったりするので、
子供たちが落ち着いたら、是非、TAKAMIさんお願いしますね^^
ミュージシャンは、概して「メジャー」志向があって、なるべく多くの人に聴いてもらいたいというのが当然かと思いますが、
私は、「ブログ」ではなくて「手紙」のようなコンサートもやってみたいのです。
hogeさんも、草の根的活動、日々大変なことと思いますが、
お互い、身体をいたわりながら、頑張りましょう!
♪ゆりあさん
いつも応援ありがとう。
お母さまが、認知になっても歌を忘れないこと、素晴らしいですね。
三原での、ご両親の仲睦まじく幸せそうな様子、いつも拝見して、嬉しく思います。
以前は、いつも同じサロペットを着た後姿ばかりだったもんね。
私は父を悔いなく見送ったつもりだったけれど、
あとで「あの時どうして歌ってあげることを思いつかなかったのだろう」と、ものすごく悔やまれました。
大バカヤローです。
♪yuragiさん
ご予約、承りました~(*^_^*)
yuragiさんのご自宅にミュージシャンとして招いていただけるなんて、
すごく光栄です♪♪
ぜひ、いつでも声をかけてくださいね。
ほんとにほんとに、ありがとう。
私、これを皮切りに、マジで、「宅配コンサート」やるわ。私ひとりではできないけど、SYOさんも賛同してくれました。
ヤマちゃんのおかげです。
「大きな仏壇」ってのが笑えるね~~(^_^;)
私は、なんだかいろんなところから、自分のやるべきことを示唆されているんだなーと思います。
きっと、ヤマちゃんちでの宅配コンサートを皮切りに、このことも軌道にのっていくと思います。
当日の画像などもぜひ、使わせてね。
頓挫したままだった「宅配コンサート」、実現できることになり、ほんとに嬉しいです(*^_^*)