ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

珈琲3

2007年04月23日 | 食べ物


珈琲にとって欠かせないのは、それを挽く「コーヒー
ミル」だ。
愛用の「ミル」は、「パリの蚤の市」で買ったTin製の
ミルだが、頑丈に出来た、現役バリバリの「本当買っ
てよかった」と思える良い品だ(自賛)。
日本の、ネット上の雑貨情報を見ても、今のところ同
じものは発見されてない。
こういう、「他には無い」という希少性は、自己満足
のためには欠かせない要素だ。
そんな日本で一つしかない(そう思ってれば良いのだ)
コーヒーミルで、がりがり豆を挽く時間、これが良い
のだ(ということにしておこう)。

朝の「カフェオレ」のために挽くのだが、豆は「フレ
ンチロースト」と「アイスコーヒー用」の、同じく深
煎りの豆を半々にして使う。
どう違うのかと、この二つを比べてみたことがあるが、
確かに「フレンチロースト」の方が薫り高く、安い「ア
イスコーヒー用」の豆は、苦味はあるが香りは今ひと
つで、単独でカフェオレに使うと、アイスコーヒー用
に一旦淹れた冷たいコーヒーを、再び温めなおして使
ったような、今ひとつのカフェオレだった。
パックに入った「アイスカフェオレ」をホットにした
味に近い。

兎に角濃い「カフェオレ」が好きなので、豆を使う。
それで、苦味はアイスコーヒー用、香りは「フレンチ
ロースト」というミックスで使うのが良いのではない
かということになった。
全部「フレンチロースト」にすれば、というのもある
が、値段的には「アイスコーヒー」がかなり安いので、
これを使わない手は無いということになったのだ。
結果、嗜好品の良いところ。
慣れると、その味が美味しくなってくるから不思議だ。
習慣化すると、まるで大昔からそうであったかのよう
な顔となる。
カフェオレ用のコーヒーはこれでなくっちゃ、などと
尤もらしく言ってしまえば、それが「真実」。
そうやって、世の中には「真実」が溢れてくるのであ
る。
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