昨日の続き。
次の松本行きの列車まで、一時間後ほどあるので(大
体一時間に一本という割合)、その間「梓川」周辺を
探索することにする。
数分で河原に到着。
河原には散策コースのような道があり、上流に向かって
続いている。
それに沿って歩く。
「クロツバメシジミ」の食草となる「ツメレンゲ」が
生える環境とは違っているようで、普通の河原の草む
らが広がっている。
そんな環境が「ミヤマシジミ」には適しているようで、
シジミ蝶は殆どその「ミヤマシジミ」だった。
しかし、ここではこんなに多くても、この蝶も全国的
には数が減っている蝶である。
「ミヤマシジミ」を撮って他の何かはいないかと見渡
すが、蝶の姿はあまり見かけない。
木といえば、「ニセアカシア」が殆どなので、種類は
限られそうである。
蝶以外だと、トンボの姿が目に付く。
一番普通に見かける、「ウスバキトンボ」の発生も始
まったようだ。
そんな中、久しぶりに「ミヤマアカネ」を発見した。
このトンボは、昔はいたるところで見られたのだが、
今ではもう普通種ではなくなった。
地元では「ヤグルマトンボ」(羽が矢車を連想させる
からだと思う)として親しまれていたものである(個
人的にかもしれないが)。
田舎にいても、年に数回しか見かけない「ミヤマアカ
ネ」、やっと撮る機会が訪れた。
この固体は、羽化して間もなくという感じで、羽が柔
らかそうでみずみずしい。
こういう河原は(護岸工事を昔終了したところ)、人
為的な影響を受けにくいから、割りに生態系は保たれ
ているようだ。
あっという間に、電車の時間になったので駅に戻る。
それにしても、思ったより河原は紫外線が強そうだ。
曇り空にも拘らず、結構暑かった。
帽子代わりになる物を用意してなかったので、かなり
頭中心にやられてしまった。
電車の冷房で、熱くなった頭と体を冷やす。
こういう場合は冷房車もありがたい(勝手なものであ
るが)。
ローカル列車の旅は、10分ほどで終了。
松本に着いて用を済ませ、さあお昼の時間だ。
ということでお決まりのカフェ「クリヨードヴァン」に
行くのだが、一時頃だというのに、店は閉まっていた。
準備中の看板が出ていて、なにやら店内もがたがたし
ていた。
仕方ないので、どこにしようか考える。
今日は代替案は用意してなかった。
こういう場合、迷い始めると、難民状態になり最終
的にろくでもないところに漂着する、ものである。
過去、何度も繰り返すと流石に対処法ができるもので、
さっと駅蕎麦でも食べて済ますのが一番ということに
なるのだが、歩き疲れて休みたいという欲求が今回は
強かった。
「フライングダッチマン」にはなりたくないので、候
補を思い浮かべる。
そうだ、カフェつながりで「コクトーズカフェ」とい
うのがあった。
以前から名前には惹かれていたのだ。
ということでいい機会だと思いそこに向かった。
確か、やっている筈である。