ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

「滝壺ビオトープ」日記

2008年07月15日 | 生き物 自然


スノッブなM氏が来たので、昨日の「金華ハム」の臭
いについて聞いてみた。
確か、同じ出所の「金華ハム」を食べていたはずなの
だ。
すると、やはり臭いは独特なものがあるということで
あった。
個人的には「魚醤」的な臭いに感じた(ハムにも拘ら
ず)。
そこで二人とも疑問に思ったのは、「上湯スープ」に
使ったりするのに、あの臭いは邪魔にならないかとい
うことである。
しかし、どちらも中華には詳しくないので、その疑問
は疑問のままで保留状態となるしかなかった。
全ての間違いは、ベーコンの代わりに使ったことにあ
るのだが、旨味に関しては、十分すぎるくらい出てい
るので良いではないか、と思うことにした。

「滝壺ビオトープ」は、水草も定着し、徐々に増えつ
つある状態だ。
メダカに似た(稚魚は全部メダカに見える)何だか判
らない稚魚は、5匹ほどすでに小さな群れを形成し、
今のところ元気な様子である。
ただ、「ボウフラ」と同じ位の大きさなので、それを
餌にするまでには至っていない。
下手をすると、「ボウフラ」の餌がその稚魚かという
くらいの大きさである。
「チビゲンゴロウ」(推定)も元気に泳いでいるが、
何せ体長2ミリほど、何匹いるのかはよく判らない。
相変わらず「鬼ボウフラ」ばかりが目に付いて、底を
動き回る「チビゲンゴロウ」の視認を邪魔する。

気になったのは「巻貝」。
何匹か投入しているのだが、確認できないのだ。
「チビゲンゴロウ」と違い、1センチ程のどう考えて
も見失うという対象ではないのだが、何故か見えない。
死んだにしても貝殻があるはずなのに、どこかに隠れ
ているのだろうか。

現時点で、この「滝壺ビオトープ」の生態系の頂点に
立っているのは何だろうか。
肉食の、大型水生昆虫はいないので、今のところ空き
状態ということになるか。
この先、トンボの「ヤゴ」が生まれたら、間違いなく
その「ヤゴ」がこの王国の王ということになるのだが。
可能性が高いのは「オオシオカラトンボ」だ。
「シオカラトンボ」ではなく「オオシオカラトンボ」。
何故かというと、毎年この庭に飛来しているのだ。
ついこの間も、今年初を目撃した。
池があるからだが、不思議と「オオシオカラトンボ」
ばかりなのだ。
いままでは、例え生んだとしても全て鯉に食べられて
終わりだったが、今年はちゃんと場を用意しているの
だから、ここは是非ともちらのシナリオ通りに行って
ほしいものである。
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