室蘭音楽協会市民オーケストラ 名曲コンサート
2007.6.16(土)18:30開演, 室蘭市市民会館, 入場料500円
指揮 立山拓平, パート 2nd Violin
【第1部】
シベリウス:カレリア組曲より「行進曲風に」
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲
ビゼー:交響曲ハ短調より第3楽章
ビゼー:カルメン第1・2組曲より 1.前奏曲~アラゴネーズ、2.間奏曲、3.アルカラの竜騎兵、4.闘牛士、5.ハバネラ、6.闘牛士の歌、7.ジプシーの踊り
【第2部】
グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲
楽器紹介(弦楽器):バイオリン 花、ビオラ 主よ人の望みの喜びよ、チェロ・バス イエスタディ
エルガー:エニグマ変奏曲より「ニムロッド」
エルガー:「威風堂々」第1番
ベートーヴェン:「エグモント」序曲
ベートーヴェン:交響曲第7番より第4楽章
アンコール1 バッハ:G線上のアリア
アンコール2 アンダーソン:ワルツィング・キャット
・毎度内容テンコ盛りの室蘭・名曲コンサート、今回で5回目になりました。今回も豊富なこの品揃え。しかも途中紆余曲折あり、曲目変更が重なって楽譜係としても一苦労。何の脈絡も無い曲目に見えますが、選曲委員によると今回から
作曲家名ABC順で選曲していくとのことです。それに没後50年のシベリウスを加えて今回のプログラムになりました。
・学校での行事が重なってしまい、5時ごろリハもほとんど終わりのところから参加。当日リハ抜きでも何も感じず。ちったぁ緊張感持たないと。
・カレリア:開演前の舞台袖にて、某氏より「
出だしのCisの音高めに! いっつも低い!!」 こう? 試しに弾くと、「
低い!!」 じゃぁ、こう?? 「
そりゃ高すぎ!!」 やんややんやと耳の鋭い方々からの鬼のツッコミ。他の団体では「うまい」とまではいかないけれど、どちらかというと「弾ける人」扱いなのですが、当団では完全に「ヘタクソ」キャラで通ってます。私が楽器をはじめた頃から知っている人方が多いせいでしょうね。そばで様子を見てたお手伝いの某氏のコメント「
そんだけいつも言われてりゃ~そりゃ~うまくもなるわねェ~~」 まったくもって「ヘタクソ」とハッキリ言ってもらえるのはとっても幸せなことです♪ 本番、それはもう高くとりましたともさ。問題のCis。
(*´∀`*)フフフ
・ルーマニア:終わりの6・7曲、早い上に弓が難しい。
・ビゼー交響曲:なんでまたこんなマニアックな曲を?? 指揮者の曲解説によるとその昔、『道新○○(←失念)』というテレビだか、ラジオだかかの番組のテーマ曲だったそうです。私は全く知りませんが、会場にて「知っている方いますか?」との問いかけに、年配の方を中心に手がそこそこ上がってました。
・カルメン:演奏中、どこかの新聞屋さんがフラッシュ炊いて写真とってくれました。シャッター音までハッキリ聞こえてますよ~ カンベンしてね。飛び飛びの抜粋だったので、演奏曲を間違えないかちょっとドキドキしました。いや、変な間があったり、楽譜を突然めくられたりであちこち間違えあったのですけどね。しかし腐るほど演奏されてもなお、『聴衆を楽しませる』という意味ですばらしい曲を書くものだとビゼーの凄さをあらためて感じました。
・ルスラン:快速。最終音を待たず、聴衆より拍手。してやったり。
・楽器紹介:直前に突然組み込まれた(弦)楽器紹介。チェロ・バスはオイシイうえになんか長いし。ズルイ。
・ニムロッド:その昔、N響アワーでこの曲を聴きいたく感動し、当時室蘭オケを指揮していたA先生にフルスコアを貸してもらい、いつかどこかで演奏することを夢見てパート譜を自作していたのは私です。数年前、工大オケで演奏。そして今回、室蘭オケでも陽の目を見ることになりました。感無量。
・威風堂々:練習ではどうということもないのに、本番では何故か変に意識してしまう出だし。事故なく通過。
・エグモント:終結部、後から入るべき部分を思わず1stと一緒に弾きだしてしまいました。あちこちで1st、2nd、Vaと弾いてると各パートごっちゃになってしまいます。記憶に頼ると危険なのでひたすら楽譜に忠実に。
・ベト7:『のだめ』がらみの選曲。個人的にはこの曲が一番怖く、難しかった。
・G線:アンコールのくせにめちゃくちゃ練習回数が多かった。テンポが速く、チャカチャカした曲が多かったので、"耳" なおしに。指揮者、前のめりになって思わず譜面台に手をつく。譜面台なかったら指揮台から落ちてたなぁ。
・猫:"犬" パートはもう慣れたもの。
・今回強烈な "ブラボーおじさん" 現る。
・金管隊があまり目立たなかった。派手で輝かしい響き、に対して "溶ける" 音色の金管もこれはこれでアリかも、と思わせるバランスでした。
・密かにロビーコンサートを目論んでいたが、準備時間・人員・気力が足りず断念。12月の定演か来年の名曲コンサートには是非とも何かやりたいなと思います。
・プログラム曲目解説、エルガーの二曲担当。
・客数約400名[目測]:ほどよい座席の埋まり具合。休憩含め2時間を余裕で越える分量かという予測でしたが、2時間ぴったりくらいで終演。これだけの曲目なら満足していたただけたのではないかと思います。
《関連リンク》
■ 迫力の70人編成で名曲演奏 室蘭音楽協会市民オーケストラ【室蘭民報 2007年6月17日(日)朝刊】
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2007/06/17/20070617m_04.html
フラッシュ炊いて下さったのはコチラ。