紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

今日の早朝の船で夫がもどった

2019-06-29 16:55:56 | 23・三宅島のくらし
昨日は、台風通過にともない、船は欠航。

こんなときばかり、テレビに三宅島のことがのる。



朝ドラを見ているときに、坪田のことが出ていた。

そんなわけで、夫は昨日は帰ってこられなかった。

ギブス着用となったが、夜うっとうしくて、自分ではずしてしまったそうだ。
そして、朝また付けようとしたら、左手だけではつけることができない。

どうしようかというので、近くの友人のKさんに電話をしたところ、家まできてくれるという。
ほんとうに助かった。おまけに朝ご飯まで持ってきてくれたというので、ありがたいことです。

昨日は一日風が強かったが、自転車で畑にいった。

波も荒かった。



外輪は影も形もない。



枝豆とりと、ニワトリのえさやりしかできなかった。

今日も風は強かったが、明日葉の間引きをした。写真を撮ろうと思ったが、カメラを忘れた。

夫は、次回東京の慈恵医大でみてもらうのは、7月10日。
それまで、右手は使えないとしたら、困っちゃうわね。ごはんだって、食べやすいようにしないと、左手だけでは、食べられないのだから。


夫が慈恵医大を受診

2019-06-27 20:30:43 | 11・健康
昨日東京内地に渡った夫。なんか、ちょっとやばそうだなあと思ったのは、この症状。



一応カメラにおさめたものの、このかっこうはブログに載せちゃダメよ、といったのに、載せてる。
じゃあ、私も載せてしまおう。
右の手の途中までの腫れがひどい。この写真を撮ったあと、腫れは手首まで広がった。

そして、今朝一番で慈恵医大に紹介状を持って、みてもらったところMRIだのなんだので、調べ、蜂窩織炎(ほうかしきえん)という病名がついた。
この病気には、私は母がまだ生きていたころかかったことがある。
そのときとは、症状がだいぶ違うので、へー、という感じ。
自分のときに調べたけど、手足を切断することになったり、命を落としたり、けっこう大変な病気だというのがわかった。

病院では、右手にギブスをはめられ、風呂に入るのも、着がえも不自由だとのこと。
そんな病気で、三宅島に帰ってきてだいじょうぶかと思うが、明日の船で帰ってくるそうだ。
今日は、船は欠航なので、最短であさっての早朝こちらに着く。



夫が右手を使えないとあっては、私は、ピーちゃんたちの世話やら、明日葉畑の間引きなどで、忙しくなりそうだ。

車の運転も、最低限ではあるけれど、夫の代わりにしなくちゃならないし。

今日の明日葉の間引き、B面はここまで進んだ。


夫が突然内地に渡った

2019-06-26 17:49:27 | 23・三宅島のくらし
2-3日前から、腕の肘が腫れていた夫。
昨日はかなり痛そうで、37.8分の熱も出た。
今日、診療所を受診。2度目だけど、一昨日より腫れたため、都内の病院の紹介状を書いてくれて、明日受診することになった。

錆が浜から出航する船を待つ夫。



最後まで見送っている暇はないので、外に出た。いい天気。今日は穏やかな航海が期待できそう。



その後畑にいって、B面の2の明日葉の間引き。



ニワトリの世話もしなくてはならない。
首を長くして、私を、というより私がエサをやるのを待っているピーちゃんとピー太郎。


久しぶりの晴れ

2019-06-25 17:57:26 | 26・三宅島の畑と農業
23日に三宅島に来て以来、初めて午後になって晴れた。

夫は、肘の腫れ物がかなり痛そうで、熱も出て、今日は家にいた。

私はまた明日葉の間引きの仕事をした。

家を出ると、アカコッコが家の庭で遊んでいた。動きが早くうまく写らないけど、かわいい。



伊ヶ谷の村の上の方にあるかずこ姉の家にいくと、外輪がきれいに見えた。やはり、晴れると気持ちがいい。



その後、畑に自転車で行く途中、今日もさるびあ丸が竹芝に向かって進んで行くのが見えた。



こんな日だと、船に乗るのも気持ちがいいだろう。

そして、明日葉畑。
ちょっとこない間に大きくなり、もっさりとした。



夫の代わりにニワトリのエサヤリと、枝豆の収穫があるので、そこそこにして切り上げた。


近くて遠い島

2019-06-24 15:21:22 | 23・三宅島のくらし
今回は三宅島へと運行しているのがさるびあ丸なので、飛行機で帰ることにした。

船は苦手な上、さるびあ丸では一番安い船室は船底にある。しかも、その階にトイレもない。

そして、飛行機だと、飛行場からわずか40分で島へ着く。
楽勝だなあと思っていたら、とんでもない。

一昨日、けっこうひどい降りなので、歩いて40分のところ、バスで飛行場にいった。
ところが、バスの中にいるときに連絡をもらい、飛行機は欠航とのこと。
すぐにバスをおりて、家に引っ返そうと思ったが、土砂降りなので、そのまま飛行場まで乗っていった。
乗っていったバスで、またUターン。

翌日もあやしい天気だったが、雨はときどきしか降らない。
家を出る前に、新中央航空に電話したところ、どうなるか、まだわからないという。
それで、とりあえず飛行場に向かった。

待合室で待っていると、突然、飛び立つという。
急いで手続きをすませると、2:50に出発のところ、2:30にもう検査場に入ってくださいという。

それから、飛行機に向かう。



すぐに、飛び立った。味スタでは、サッカーの試合をやっていた。



雲がかかった中、飛行機は飛び続ける。



うとうとしていると、もう三宅島が見えてきた。



無事到着。早い。わずか40分。だけど、なかなかに遠い島でもある。



今朝は、すごい地震。どこへ逃げるか考え、その前にテレビをつけると、なんと震度3。
その割には揺れがひどく感じられたのは、家が古いせいか? 東京内地の体感では、少なくとも4はいってるなと思った。

そして、午後、雨のなか買い物にいったら、さるびあ丸が竹芝に向かって進んで行くのが見えた。
船だと6時間半。近いような遠いような島だ。





雨で欠航

2019-06-22 15:29:00 | 20・日々のできごと
昨日は、2ヶ月に1度の受診日。
午前11時に病院に着いて、終わったのは午後3時。
次回から治療法が変わるので、しばらく1ヶ月に1度受診することになる。
夏は忙しいので、次回は8月末に受診する。

そして、今日、午後の飛行機で三宅島に帰ることにしていた。
ところが、家を出た頃から大雨。

バスに乗っている最中に新中央航空から電話がかかてきた。
本日は欠航とのこと。



飛行場に着いたら、同じバスでUターン。

明日の午後の便で帰ることにした。

バスに乗っていたのは、みな調布飛行場に行く人たちばかりだった。

神津島に行く人が多かった。

神津島の人たちは、高速船で明日帰るといっていた。
夜の船は今は欠航しているとのこと。

最近三宅島に来るのは、サルビア丸だ。
サルビア丸が通っていたところはどうなっているんだろうと思っていたけど、欠航していたのが、今日初めてわかった。
でも、高速船が通っているので、だいじょうぶとのことだ。


昨日は連句の集まりがあった

2019-06-21 06:13:03 | 7・連句・俳句・短歌
長い間連句を続けている。
最初に加わってから25年もたつことを考えると、もっと進歩してもいいと思うのだけど、これがなかなかそうはいかない。
それでも、やめようと思ったことがないのは、楽しいからだろう。

昨日は反省会があった。
近頃では、遠方に住んでいる人も多く、全員がそろうことはほとんど無理なのである。
私も、今日病院を受診するのに合わせて、反省会の日にちを設定させてもらったので、参加することができた。



前回の反省会で「歌仙はすごい」辻原登・永田和宏・長谷川櫂著(中公新書)を連衆の一人から紹介してもらって、読んだ。
目からうろこのことも書いてあって、連句の世界に一歩近づいた気がする。

一応自分の覚えのために、文章を貼り付けておく。

「歌仙には細かな規則(式目)が掃いて捨てるほどある。よき捌き手はそれを一々熟知し、規則通りに歌仙を進められる人と思うかもしれない。しかし、もしそんな人を捌き手にすれば、細々した規則の隙間を縫うようにして歌仙を巻くはめになり、まことに窮屈。文学になくてはならない自由な飛躍も直感のひらめきも無縁の苦行、小細工でしかなくなるだろう。・・中略・・そこでよき捌き手に求められるのは自虐的な細かい規則の知識ではなく、役立つ規則と無駄な規則を見極め、役立つ規則でもときには破る度量と才覚にほかならない。」 長谷川櫂・文

これを読むと、最低限のルールは守らなくてはいけないけど、自由でいいのだと思った。

この本には連句を、高度な遊び、おもしろくて安くつく遊び、至福な時間・・、とも書いてあった。
至福な時間と思えるようになったら、サイコーだけど。




今週は調布にいます

2019-06-19 17:42:40 | 17・畑・保存食・手作り品など
昨日の船で東京・内地に帰ってきた。

昨日の港は三池港。

船が小さく見えてくる。



久し振りのサルビア丸。



いつも橘丸は変な色だなと思うけど、あの黄色は実によく目立つ。遠くからでもすぐわかる。



お客さんは、あまり多くなかった。



窓も無い船室なので、寝るしかやることがない。寝て起きると、富士山が見えた。



レインボーブリッジ。これをくぐると、あと少しだ思う。



家に着いて、荷物を片付けたら、地震のニュース。

姉などから、息子のところはだいじょうぶか問い合わせがあって、それで初めて地震のことを知った。
内陸部なので、だいじょうぶだったそうです。友人からも問い合わせがあったが、ご心配いただきありがとうございました。

今朝は、早くにKさんから連絡があって、7時に朝ご飯を食べさせてもらった。写真はうまく撮れなかった。

そして、Kさんが買っておいてくれたアンズを今日は、暇を見つけつつ、ジャムに煮た。

残ったのはこれだけ。この3倍ほどの量があった。