紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

小仏~影信~明王峠

2010-05-31 16:47:04 | 3・山の日記
前日までは、奥多摩・御前山に行く予定であったが、どうも天気が悪いので、もうちょっと近くの山に行くことにした。
雨だからと行って、どこにも行かないと、そろそろ梅雨入りすることでもあるし、夏山トレーニングができずに、夏山シーズンに突入していまう。
それでは、まずいので、行くことにした。
膝の具合がどうか確かめなくてはならない。
去年も同じコースに、梅雨のさなかに行っていたので、その計画通りに行くことにした。

一緒に行ったのは、良流娯さんと、娘。

二人と高尾の駅で待ち合わせる。雨は降っていないものの、今にも降り出しそう。


8:12 高尾発のバスに乗り、小仏峠登山口まで行く。
こんな日なのに、お客さんがけっこう多く、バスは2台出た。。

バス停に着いたら、早くも雨が降り始め、雨具、スパッツ、ザックカバーをつける。

 


8:50  出発。少しして、山道になる。



9:30  小仏峠

  


雨にぬれながら、進んで行く。

 
 

10:10  影信山(727m)

 

   
お茶屋さんに屋根があるので、早くもここで、昼食。食べていると、よく山道具を買う三鷹駅前にある「むさしの山荘」のオヤジさん達ご一行様が到着する。
挨拶をして、すぐに出発。

 


メインルートには、山登りの人よりたくさん、トレイルラン(山岳マラソンというのか?)をしている人がいたので、驚いた。
最近はやっていると聞いていたけど、この雨の中のぐちゃぐちゃの山道でも、めげずに走っていた。

12:10 明王峠。雨もやんだので、二回目の昼ご飯。

 

 


堂所山の登り。

 


そこからは、下って行く。階段が多い。雨にあらわれて、木々の緑が美しい。

 

2:10 与瀬神社着

そこから5分ほどで相模湖駅に到着。

駅前でささっとビールでカンパイして、帰ってきた。

 


最後の下りでは、膝の裏が痛んだ。明日ルートラボでコースをみてみよう。
膝の痛みは、今日どうなるかと心配したが、太ももの筋肉痛はあるものの、膝の裏はとくに痛くない。
あとは、トレーニングを積めば、夏までにはなんとかなるかもしれない。


そして、今日はようやくマンションのベランダ側の工事が終わり、昨日の雨でぬれた山の洋服をいっさいがっさい洗って、太陽の下で乾かした。
2月から幕がかかっていたので、約5ヶ月ぶりにオープンになって、気持ちがいい。

明日は山に行こうか・・

2010-05-29 07:24:41 | 3・山の日記
スキーの用具をしまい、山モードのスイッチが入った。
明日は、奥多摩に行こうかと思っているけれど、天気がイマイチ。

良流娯さんが立ててくれた山行計画を、ルートラボでたどったので、のせてみる。
↓ クリック  詳細ページに




標高差1000mというのは、1日目いっぱいな感じの行程。
雨の下りはきついか? 下りの方が傾斜もあるし。
けど、7月に泊まり山行に行くには、もうそろそろトレーニングを開始しないと、間に合わないしなあ。


寝台列車

2010-05-27 17:10:43 | 8・山と旅の思い出
我が家の子ども達が小さかった頃、寝台列車に乗るのが好きだった。
最近ではもう、走っていないが、熊本に行く列車、大分に行く「富士」は夏休み、春休み、何度も乗った。
青森に行く「はくつる」にも何度も乗った。その列車に乗る子ども達の本を書いたこともある。(ブルートレインでいこう!)

その後、ブルートレインは廃止されたりしたので、最近では、北アルプス登山の時に、金沢や富山に行く寝台に乗るくらいだった。

それが、この間鳥海山に行くのに久しぶりに「あけぼの」という寝台列車に乗った。
上野駅から乗るのも、なつかしい。新幹線が走るようになってから、乗車するのは、東京駅になってしまったから。

やってきたのが、昔ながらのブルートレインだと知った時は、旅心をそそられた。




けど、この寝台車。今まで乗った列車とは、並びが違う。
私が乗ったのは、B寝台個室(ソロ)なのだけど、線路に平行に個室がある。
通路をはさんで、二段になった個室が二列並んでいる。

そして、今まで乗ったのは、個室の中に、寝台と少し通路があったけど、これには、通路が全くない。

中に入って、寝るところを作ると、もうドアも開けることができない。究極の狭さというか、最小のスペースで一人分の寝床を確保できるようになっている。

手前の板をのばして、その上にマットレスを置いて、寝る。寝台の下に少し荷物は置けるけれど、大きな荷物はおけない。

 

太平洋側を通らずに、新潟を経由して、日本海側を通って行く青森行き寝台列車があるというのも、初めて知った。
朝起きたら、月山が見えた。

この寝台列車を見て、ずっと以前、良流娯さん母子とアメリカ横断旅行をした時のことを思い出した。
あの時も寝台を組み立てると、ドアがあかなかった。だけど、あの寝台には、トイレも洗面台もついていた。狭いながらも、なかなか工夫されていた。

また、いつか列車にあきるほど揺られて旅をしてみたくなった。

ルートラボ

2010-05-25 17:31:53 | 3・山の日記
n'Ajjerさんのブログで、ルートラボというのを知った。
山で歩いたルートなどを、地図に描き入れると、山の標高をあらわす図が自動的に描かれる。

これはどのくらいアップダウンしたか、すぐにわかるので便利。

その他、<距離> <最大標高差> <平均斜度> <獲得標高>などもわかる。

すごくおもしろいので、これに夢中になってしまった。

ところが、gooでは、直接ブログに貼れない。これはもう、ほんとうに残念。
なので、どんなものか知りたい人は、下の画像をクリックしてください。
詳細ページに飛びます。

これは、GWに天狗岳に登った時のルート。


フィガロの結婚

2010-05-24 11:49:29 | 13・本・映画・演劇・音楽など
土曜日は、友人のT氏がお芝居に出るので、日本橋劇場まで見に行った。
演じたのは「フィガロの結婚」
娘の保育園の父母仲間なので、調布から、またはあちこちに散らばった人が、集まってきた。山梨やら遠くは群馬から。

T氏は若い頃は演劇を志していて、シェークスピアを演じていたと聞いたことがあったが、今は舞台を作る方の仕事をしている方である。
そろそろ定年を迎えようという人達が、生きがいと楽しみを求めて、21年前に結成したという熟年演劇集団「たつのおとしご」
そこに初めて、友人は参加することになったが、もう決まった時から、嬉しそうで、みんなに宣伝していた。

 


そして、舞台の上でも、ほんとうに楽しそうに、酔っぱらいの庭師・アントーニオを演じていた。
知っている人が演じるのを見ることはめったにないけど、おもしろい。と同時に、ドキドキする(間違えないかと・・)ものですね。(笑)

その方は、お酒を飲まない人なので、酔っぱらいの役は難しかったそうだ。でも、いつも酔っぱらいを近くで見ているので、役作りに役立ったとか・・。

アントーニオ役のT氏を囲んで。

 


そして、帰りにはみんなで、芝居を肴に、飲み会に突入。
来年もまた、T氏は出るそうです。見にいかなくちゃ。

 

鳥海山2日目

2010-05-23 09:20:03 | 4・テレマークスキー日記
■ 祓川から登る

鳥海山は、すそ野が広い山である。
2日目はぐるーっとすそ野を車で巻いて、祓川登山口にいった。
前日鉾立ての方で滑っていた人達が、何人か同じようにこちらから滑りに来ていた。

祓川に行く途中で、鳥海山の全景と一緒に写してもらった。これから、まだまだ山奥に車で入って行く。

 


駐車場でシールその他つける。


 


10:15 出発

前日は快晴だったけれど、この日はくもり。しかも風が強い。昼過ぎには雨の予報。

 


途中の休憩で、その日買ってきたおはぎと、おいなりさんを分け合って食べる。それで一気にエネルギーが盛り返す。

 

どんどん登って行きます。こちら側の雪は、真っ白じゃなくて茶色だけど、滑るにはこういう方が滑りやすい。

 


駐車場がだいぶ下の方に見える。

 


12:30頃  避難小屋近くまで登って、シールをはずし、滑り出す。

最初は荷物を背負って。

 


その後、荷物を下の岳カンバのところにおき、空身で登る。

 


そして、滑る。

 


また登って滑る。

 


 


このあたりの岳カンバは、幹が太く、枝はくねくねとして、風の強さを思わせる。そろそろ、ポツポツと雨が降り出した。

 

1:00頃 下に向かって滑り出す。

よいザラメの斜面を滑って行く。


最後の頃、急斜面があらわれる。登るのも大変だったところ。おぉ、急だなあと思いながら、眺めている。

 


テレマークターンじゃなくて、アルペンターンになったりしながら、なんとかおりて行く。

 


 


駐車場が下の方に見えてくる。

 


下から、今滑ったところを見上げている。

 


そろそろ駐車場に近くなった。

 


2:00 ツアー終了。

 


その後、金浦の温泉に行く。

 


3日目は、朝起きたとたんから、ぴちゃぴちゃと雨音がする。
ツアーは中止となり、朝9:59の特急いなほで、さとさんと一緒に新潟まで出て、そこから新幹線に乗り換えて帰ってきた。

鳥海山では、晴れの確率3割。3日間行って、2日滑れたのはラッキーだった。
鳥海山の魅力をふんだんに味わった。
帰ってきてから、夏山登山なら、どのルートがいいか調べている。
もうちょっと鳥海山の全てを知りたくなってしまったので、1日山頂の小屋に泊まって登りに行きたい。
できれば、登りと下り別ルートがいいけれど、私が行くとすると、列車なので、アプローチが問題。
行きは酒田から湯の台に入って登り、帰りは鉾立て、または大平からバスか? 


◆ 写真は石木田ひろさん、さとさんから頂きました。

◆ 鳥海山スキーツアー:1日目・2日目

鳥海山1日目

2010-05-21 17:31:24 | 4・テレマークスキー日記
■ 鉾立方面から登る

いつだったか、誰かから聞いた。
鳥海山は、海に近い独立峰なので、スキーで登ると、下りは海に向かって、飛び込むように滑って行くのだと。
1度でいいから、そんな所で滑ってみたいものだと、ずっと思っていた。

そして、今シーズン、最後のスキーは鳥海山に行けることになった。

寝台列車「あけぼの」に乗り、目指すは酒田。

そこで、京都から来たさとさんと待ち合わせて、象潟に行くことになっていた。

5:04 生まれて初めて酒田駅におりたってみると、ちゃんとさとさんは着いていた。

鳥海山に近づいて行くにつれて、わくわく気分も高まる。見るからに、いい山だなあ。

 


6:29 酒田からは鈍行列車に乗って、象潟駅着。お世話になる白滝旅館のおかみさんが迎えに来てくれていた。

朝食を頂き、スキーの準備をしているうちに、まほろば倶楽部の石木田ひろさんが到着。

いやあ、ひろさん、なつかしい。
といっても、4月の初旬には会ったばかりなのだけど。(笑) 
また今回もお世話になります。

 


鉾立から少し先の県境口というところで、シールを貼ったりして登り始めるために準備をする。

 

9:15 いざ出発。平日のわりには、登って行く人がけっこうたくさんいる。

 


どんどん登って行くと、駐車場の車がだんだんと小さくなる。

 


振り向けば、平野と海。こういう景色を見ながら、スキーをするために登ることはあまりない。いい感じ。

 


11:00頃  板をはずして、休憩。

 


休憩後さらに登って行くと、0類さんというテレマーカーに出会う。
もうすでに、鳥海湖のあたりで滑った帰りとのこと。早い。
ひろさんと一緒の私たちを見て、いきなり、
「二人のブログを見ています。」といわれて、ビックリする。
記念に3人一緒に写真を撮ってもらう。

 


さらに登って行くが、大きな山なので、なかなか進んでゆかない。

 

それでも少しずつ高度を上げて行く。

 


よく見ると、後ろにぼおーっと見える月山。

 


そこから、鳥海湖と御浜小屋を目ざす。

 


 


「鳥海湖に着きましたよ」とひろさんにいわれ、探してみるが、全く見えない。

どこにあるのかと思っていたら、まだ雪がかぶっていて、水面は見えないのだった。


12:45  御浜小屋のところで、シールをはがし、行動食を食べる。

 


そして、いよいよ鳥海湖とは反対側の広い斜面を滑って行く。目がくらくらするほど、広い。
なんか鳥海山はデッカイので、目測をあやまるというか、距離を見間違いそう。

 


2度登り返して滑る。けど、大きい斜面なので、登り返すのも、時間がかかる。それに暑い。

 


 


上でのんびりと休憩。風がすずしくていい気持ち。春はこういうゆったりとした時間があるのがいい。

 


2:00頃 帰途に着く。登ってきた方に移動していく。

 


雪面があまりに白くて、おまけに広いので、ふわふわした気分。さとさんとそのずっと下の点が石木田ひろさん。

 


下に広がる森や里、その向こうの日本海を見ながら、滑る。
今思い出しても、すてきな時間。

 


喜ぶ二人。

 


さらに滑って行く。

 


下に駐車場が見えてきた。

 


3:00前  ツアー終了。

帰りに魚屋さんに寄って、ビールでカンパイ! ひろさんはノンアルコールで。(スミマセン)

 

白滝旅館さんの夕食。それぞれに一生懸命に食べるの図。(笑)

 


◆鳥海山スキーツアー:1日目・2日目