紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

滝子山(1620m)に登ってきました!

2007-12-31 16:42:55 | 3・山の日記
大晦日の今日、突然、夫と娘が山登りに行こうというので、正月料理など気になることはあったが、一緒に滝子山に登ってきた。
夫(築地山岳会)、娘(築地山水倶楽部)、私(ホイッスル山の会)と、それぞれ別の山の会に入っているので、みな山は好きなのに、これまで3人で一緒に山に登ったことは、一度もない。3人とも、くすの木山の会の家族会員なので、今日は他の人にも声をかけたが、大晦日に突然行ける人は1人もいなかった。

滝子山のことは、そのうち報告を書きたいが、一応写真を一枚。滝子山は、すでに雪の山であった。ものすごく寒かった。



今年登った山は、

山とスキーと旅の記録・2007年に載せてある。

それを見てもわかるが、ほんとうにアップダウンの激しい年であった。

3月あたりから、関節痛と筋肉痛に悩まされ、それでも半ばに北海道のルスツスキー場に行き、そこにいる3日間に、みるみる痛みがひどくなり、ようやく家まで帰り着いた。
4月は山どころか、となりのスーパーに行くにも痛み止めと飲まなくてはならなかった。

4月末に、ようやくよい病院、お医者様に巡り会い、5月には山を再開。
最初に良流娯さんと登ったのは、石老山。復帰初めは3時間コース。

7月には、尾瀬の燧ヶ岳。
6時間コースもクリア。良流娯さん、植原さんと一緒に登って、ようやく少し自信を取り戻した。

そして、9月、今年最高の山行、

唐松岳~五竜岳~鹿島槍ヶ岳

後立山連峰を縦走できたのは幸せだった。最終日は9時間コース。
植原さんに誘ってもらってから、ずいぶん迷ったが行けてよかった。
9時間歩けるようになれば、日本全国どこの山にも登れるのである。

11月には、

雪の八ヶ岳連峰・天狗岳

再びアイゼンをはいて登り、すばらしい眺めに感激。

今は、テレマークスキーをする人たちのブログなど眺めながら、来年5月までのテレマークスキーの予定を立てつつある。
今年3月に、痛みをこらえつつ、スキーをしまった時には、もう一生、このスキーをはくことはないだろうと、ほぼ9割方思っていたが、また滑ることができそうで、心底嬉しい。

チャリで出かける

2007-12-30 21:24:24 | 22・両親のこと
今日は、昼前からチャリ(シティー)でトントン宅から、母が入院している病院へ行く。
病院で今日から休みの娘と待ち合わせ、一時母と一緒に過ごす。

途中、嵐のような黒雲におおわれたかと思うと、雨(あられ?)が降りだし、帰りにはまた晴れた。

今日一日の走行距離は、約24km。

そして、シティーは今年の5月から乗り始めたが、7ヶ月間で、1057km。




ついでに、チャリ子のメーターを見たら、1099km。




最近チャリ子に乗っていないので、シティがもうすぐ追いつきそうである。


明日は、今年最後の山行、滝子山に突然登りに行くことになった。
笹子駅より直登ルートから登り、一般ルートで笹子駅にもどるコース。
今のところ、娘と夫と3人で登る予定だけれど、他にもくすの木山の会の人が来るかも。調布駅朝6時集合。

ドイツのなおこさんと会う

2007-12-29 09:34:09 | 11・健康
昨日は、ドイツから日本に里帰りしていたなおこさんが我が家に遊びに来てくれた。
前日は遅くに京都のおじい様の所から帰ってきたばかりで疲れていたと思うのだけど、ほんとうにお会いできてよかった。2人の小学生の子ども達は、今回パス。いつかお会いできるかな。

こういう時に、ブログというのは不思議なものだと思う。
なおこさんも、特定はされていないけれど、私と同じリューマチ性多発筋痛症という病気で、秋、10月に検索で私のブログにたどり着いた。
その人と、実際に会えるというのが、インターネットのおかげなのである。おもしろい。

何回かコメントを頂き、メールのやりとりもして、今回来日するというのを知って、ぜひお会いしたいと思った。
病気のことも、お互いの情報をやりとりすれば、もう少し何かわかるかもしれないし、治療法の違いなどを知ることで、やり方は一つじゃないとわかるだろう。
そして、実際にいろいろ違いがわかった。

なおこさんは痛みをがまんしない、というのが中心で、私の方は、どちらかというと、がまんしても、ステロイドを減らす、というのが中心だったように思う。
どちらがいいかは、医師と相談の上、自分である程度選択をするのだけど、どちらの方法もあるというのがわかっただけでも、よかった。
実際に今現在、なおこさんの方がクスリの量は多いが、私の方が痛みが強い。これについては、次回膠原病のお医者様と相談してみようと思う。

それにクスリの飲み方、もらい方も、ドイツと日本では、かなり違う。
私は、4週間分、ぴったりの量をもらうので、当日は下手したら、風邪でも病院に行かなくては、次の1週間のステロイドが切れてしまう。
ドイツでは、大きな箱で買って(その方がずっと安いし、本人の負担額は一回いくらなので、大きくても小さくても同じ)、それを決められた量飲んで行くということだった。これは病人が自律していないと、影響の大きいクスリだと、間違いが起こるが、自立している人にとっては経済的にもらくである。

そして、なおこさんとはお互いに治ることを信じて、情報交換をしつつ、病気とうまくつきあって行こうと約束しあった。
ドイツの話しもたくさん聞いて、あ~ドイツに行きたくなっちゃった。

この本だいすきの会・年の暮れ集会

2007-12-28 07:28:47 | 2・仕事の周辺
今年もこの日がやってきた。
毎年、年末に開かれる「暮れの集会」。
全国各地で、子どもの本の読み語りを続けている人たちの集い。その他にも絵描きさん、作家、出版関係の人たちが200人ほど集った。
私も毎年都合がつく限り、作家の一人として参加している。

席は、いつも当日くじびきで決められる。
昨日案内してくださった、N・千晶さんは20代のお嬢さん。お母さんと一緒に参加していた。
この本だいすきの会発足当時は、お母さんに連れられてきていた小さかった子どもたちが、みな生長して、親子で子どもの本に関わっている家も多い。

千晶さんにお会いするなり、「子どもの頃からずっと三輪さんの本を読んでいました。」といわれ、嬉しくなる。

けれど、次に「毎日ブログを見てます。」といわれ、いきなり激しく動揺する。(冷汗)

よく考えると(考えなくても)、ブログを書いていて、プロの作家(これでも一応)として意識して書いていることがないのよね。というか、忘れてしまっているというか。

昨日同じテーブルを囲んだみなさん。




その後の懇親会も、途中まで参加。

私の椅子

2007-12-25 17:10:16 | 20・日々のできごと
11月にリフォーム工事をした時、踏み台にして、壊してしまった椅子。
22歳の時から34年間も使っていた。けど、最近座面が沈んで、あぶないなあと思っていたところ、とうとう終わりの日がきてしまった。

その時に、また次の何十年間かのために、タモ材の椅子を注文した。

今日それがやってきた。
おぉ、すてきではないか。これは一生使うつもりなのである。



縁は生まれる

2007-12-24 07:45:41 | 20・日々のできごと
人との縁というのは、不思議なものである。
今年リューマチ性多発筋痛症という病気にならなかったなら、おそらく全く知らないまま終わっただろうという人がいる。

このブログに検索でたどりついて、コメントを下さったドイツのなおこさん。
もう日本に里帰りしていますね。
ぜひ来日中にお会いしましょう。

多分このブログを見ていないと思うのだけれど、コメントを下さったやしとさん。
見てませんか? もしお時間があったら、連絡を下さいませんか?


ネットショップ

2007-12-23 11:41:22 | 11・健康
元々買い物というのが好きではない。多分デパートに足を踏み入れることは、5年に1度くらいしかない。
それも、デパートの商品券がたまった時くらいなものだ。
雑踏も好きではないし、窓のない空間に長い間いるのも好きじゃない。

それでネットショップである。
今年前半、リューマチ性多発筋痛症と診断される前、病名不明で身動きできなかった時は、かなり利用していた。

身動きできなくても、生活はしなくてはならない。あの時は、パソコンにアクセスするだけで、ほしい物が手に入るなんて、つくづく便利な世の中になったと感心した。

それで、買ったのが、50cmという長いとってのついた、お風呂掃除用スポンジ。
それは、今では、風呂場の天井を掃除する時だけ使っている。

お風呂用の高い椅子。高さはふつうのテーブルで使うくらいの。
一度座ると、体中が痛くて、立ち上がれなかった。それでこの高い椅子が必要となった。
お風呂のお湯につかった時に、立ち上がれたのは、浮力の関係で軽くなるためか。何とかそれはできた。
椅子は、今では、タバコを吸う人が来た時に、ベランダで吸う時にだけ使っている。

もう一つは、コロの付いた買い物袋。
重い物がもてないので、がらがらと引っ張って運ぼうと思った。
けれど、これは一度も使わずに終わった。あの具合の悪い時には、お米だの重い物は買わなかったから。

それらの物を、今ではほとんど使わなくてよくなったのは、幸いというべきだろう。
でも、そう書きつつ、再発はあるかもしれないといわれているので、また使うことがあるかわからないのだけどね。


コーヒーメーカー

2007-12-22 07:16:19 | 20・日々のできごと
年末のあわただしい時に、コーヒーメーカーが壊れた。
線が切れているのじゃないか、それをつなげばだいじょうぶ、というけれど、生ぬるくはなるのだ。だから、線が切れているのではない。

買いに行く時間がない、こんな時の強い味方はネットショップ。某カメラ会社にアクセスして、頼むことにする。ポイントもつくしね。
とにかく、毎日コーヒーを何杯も飲まないといられない。カフェイン中毒な私なのである。

そして、ネットで山ほどのコーヒーメーカー製品をを見て思ったけど、お店に行くより、たくさんの中から選べて、満足の行く物に出会える。
それでも、ネットで買うと、大きさその他、たまに失敗することもあるのだけど。
今回のは1リットル、8杯分。もう少し容量が大きい方がよかったかも。

選んだのは、初めてポットメーカーのもの。わいたコーヒーがぽたぽたとポットに入っていく。いっぱいになると、自然にスイッチが切れる。




テーブルにはポットのまま出せばいい。
2時間くらいはホット、6時間だとまあまあホット。12時間だと少しぬるくなる。かなり満足。頼んだ翌日にはもう配達された。




せっかち歌仙

2007-12-21 07:43:24 | 7・連句・俳句・短歌
秋ですねを書いた時にスタートした、「エマノン歌仙・その12大芒の巻」が先週満尾した。
新年にその反省会をしつつ、次の歌仙をスタートする予定である。

その間、せっかちな人たちと「せっかち歌仙」を巻くことにした。
今年は、回す係りの私が、前半はリューマチ性多発筋痛症で、全く連句を回せず、秋はリフォーム工事に追われ、ゆるゆるとエマノン歌仙の方を巻いただけで終わった。連句も、心に余裕がないとできないもののようである。
そうしたところ、今になってみると、なんとなく物足りない。それで、ささっと歌仙を巻きたい人と一緒に、連句をしようと思い、希望者を募ったところ、暮れの押しせまった時だけど7人が参加し、スタートした。

発句を募集したところ、次の句が集まった。

高空に 一鳥のをり 冬木芽 ★       

寒牡丹 五重塔の 見えかくれ       

鍋煮えて ふと気が付けば 初時雨

晴れ着干し 心浮き立つ 小六月

一年(ひととせ)を 無事に過ごして 賀状書く


その中から★の句が選ばれ、「せっかち歌仙・その17・冬木芽の巻」が今週スタートした。年末、年始をまたいで歌仙を巻くのは初めてのようが気がする。多分初めてでしょう。

連句の部屋