紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

北アルプス薬師岳

2004-07-29 07:13:37 | 3・山の日記
今日の夜行で、富山まで行き、北アルプス・太郎山から薬師岳に登ってくる。一緒に登るのは北アルプスは初めて、という友人の良流娯さん。
薬師岳に登るのは、32年ぶり。その昔、大学のクラブ、登高会の秋山合宿で行った山だ。その時は、1週間くらいかけて燕岳から縦走してきて、槍ヶ岳など登り、最後の山が薬師岳だった。富山までおりたら、列車がなく、富山駅のベンチに寝袋を広げて寝たなんてこともあったっけ。駅で寝たのは、その時が最初で、最後の体験。

夏の高山の花が見られるのが楽しみ。だけど、台風はどうなっちゃうか? とりあえず、太郎平小屋まではいってみよう。

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<7月29日> 上野 23:03 <北陸号・夜行寝台>→5:33 富山 

<7月30日> 富山 6:00 <バス>→8:10 折立
折立 9:00(1350m) →10:30 三角点(1870m)→ 14:00 太郎平小屋(2330m)

<7月31日>
太郎平小屋(2330m)6:00 →8:00 薬師岳山荘(2701m) 8:20 →9:20 薬師岳(2926m)
10:00 → 12:30 太郎平小屋

<8月1日>
太郎平小屋  8:00 → 11:30 折立
折立 12:20 バス →14:25 富山 
富山 15:55 はくたか15号 →18:00 越後湯沢    
越後湯沢 18:08 MAXとき332 →19:29 東京 

緑色の休み時間

2004-07-28 14:18:56 | 1・作品紹介
私の二作目の本です。

 1988年5月

 絵・いせひでこ

 講談社(絶版)

 小学上級から

 第35回青少年読書感想文コンクール課題図書


「風に緑のにおいのするイギリスの夏。
広い広い農場で、広太は青い目の少年に出会つた。
ことばは通じなくても、ふたりはいっしょに山に登り、自転車をのりまわし、わすれられない夏をすごした…。」


◆この本に関するBlog→イギリス取材旅行

            イギリスの旅の写真から

◆書評→静岡新聞

「緑色時間」

2004-07-27 21:01:09 | 2・仕事の周辺
だいぶ前、くずきさんが、私のBlogに次のコメントを残してくれた。
「以前、『緑色の休み時間』に関するページを探しまくったのですが、絶版だと知り、ショゲていました。今回もダメ元で探したら、こんなBLOGがあったとは! 狂喜というのはこういうことです。
『緑色の休み時間』は小学校の頃に読みましたが、私にとって、その頃の記憶と共に蘇る、大切なお話です。・・・」

くずき(柑子)さんの書き込みはとても、嬉しかったですね。このBlogを読んでくれているのは、おそらく私の直接の知り合いが多いのだけど(最近はBlog上の知り合いも増えてきましたが)、読者の方がこのBlogを読んでくれたのも嬉しいし、子どもの頃読んだ「緑色の休み時間」のことを、そんな風に覚えていてくれたのも嬉しいことでした。

そして、くずきさんは(柑子さんと書いた方がいいのかな?)何度かBlogに書き込んでくれたが、この度、「緑色時間」というホームページを立ち上げたという連絡をもらったので、私のブックマークに登録しました。まだできたてのほやほや、というか制作途中のホームページです。

柑子さんに刺激されて、私も多分、来週山から帰ったら、二冊目の本である「緑色の休み時間」のこと、取材旅行に行った時ことなど書こうと思います。
このBlogでも、最初はもっと自作のことを書こうと思っていたのだけど・・。

「ぶらり山旅」

2004-07-26 05:40:05 | 3・山の日記
山のホームページを紹介します。
ブックマークに登録した「ぶらり山旅」は、丹羽さんが作られているホームページです。なぜ私がここを知ったかというと・・。

ほんとうに、人の縁というのは不思議なものだなあと思うのだけど、実は丹羽さんは、以前ここに書いた郷隼人さんのホームページ「窓光・郷隼人歌集」を早野さんと一緒に作られている方なのです。
私が「窓光・郷隼人歌集」のホームページを、私のBlogのブックマークに入れさせてくださいとお願いのメールを送ったところ、「紅蓮の日常」を見てくださり、私が山が好きというのを知って、「ぶらり山旅」のことを教えてくださいました。

もうすごい! という一言。1日じゅう見ていてもあきないほど、山好きにはこたえられないページです。山ほどある写真はどれもきれいだし。透明感のある音楽もいいし。ご自分で描かれたスケッチもステキ。情報も豊富だし。私は今年これから北アルプスに二度行くけど、山の注意も書かれていて、どれも参考になります。

でも、なんといっても、心に響いたのは
「剣岳」
のスライドのBGMで流れる音楽です。
これを聴いたら、ふわりと大学時代に心がもどった。聞いていたら、涙が出てしまいました。あまりになつかしくて。この山の歌、何という題名だったかな?

♪ 雪は消えねど  春は来ざしぬ
  風はなごみて 日はあたたかし
  氷河のほとりを 滑りて行けば
  岩陰に咲く アルペンブルーメン♪
(もしかしたら、歌詞がちがっているかも)

テントとラジウス(携帯コンロ)。ラジウスの音とにおいまで思い出した。
当時、山に登っては、たき火を囲んだり、テントの中で、いつも山の歌を歌っていた。

調布市の花火大会

2004-07-25 22:17:56 | 16.調布のできごと
ここ何年も、花火を見に行っていなかった。去年、調布の花火の日は、山にいっていた。その前年は秋だったかな。ここ数年、父の介護などにおわれ、花火を最後に見たのがいつか、よくわからないほどだ。5年ぶりくらいな気がする。

花火は夏に限る。多摩川の河川敷にビニールシートを敷いて、ビールにお弁当。ドドーンと身体に響くような花火を見上げていると、スカっとする。
そのためには、誰かが場所取りをしなくちゃならない。毎年、くすの木少年団の親仲間が、交代でとってくれて、私はそれに甘えつつ、久しぶりの再会を楽しませてもらっている。

今日も、14人が集まった。なつかしい人に会え、わいわいガヤガヤと楽しんだ。やっぱり、花火は夏じゃなくちゃ。

トレーニングのこと

2004-07-24 06:26:48 | 11・健康
先日、階段でトレーニングをしていると書いたら、友人の林さんが「超お忙しいあなたが、1日40~50分の時間をどうやって作っているのですか? マンションの階段では楽しくないでしょうに、ひたすら目的の為に汗を流す努力に敬服。」 とコメントを書いてくれた。(ありがとう!) 他の友だちからは、あれ読んで「のけぞった」とメールがきた。(笑)

一ヶ月のうち、大体10~12日間くらい母の介護をしている。そのために、わりと規則正しい生活を送っている。朝、夕の決められた時間に、インシュリン注射とカロリー制限食が必要なので、かなり、時間にしばられる。夕方は超忙しく、ばたばただけど、母の食事が終わって、入浴までは、私はいなくてもだいじょうぶなので、その時間にトレーニングをしている。

もう3年くらい続けているかな。最初は、その時間、けっこう退屈していた。そのうち、ホイッスルの山仲間の沼上やよひさんからいいことを教わった。やよひさんも、トレーニングするそうだが、ラジオを聴きながらしているとのこと。マネをしてみたら、時間が無駄にならなくて、すごくいい感じ。いつも聞いているのは、テレビの「7時のニュース」から「特報首都圏」。ニュースも家でテレビを見ているより、むしろ集中して聞ける。

歌仙の打ち上げ

2004-07-23 12:56:39 | 7・連句・俳句・短歌
連句の仲間(連衆)は10人いて、年がら年中「エマノン歌仙」を巻いている。
エマノンの意味は、「no name」を逆から読んだもので、本名じゃないお付き合いということでしょうか。(違うかも)そちらが歌仙の本流であるが、それは10人もで回す上、しじゅうつっかかるので、めったに回ってこない。それで、せっかちな何人かが集まって、せっかち歌仙を別に回し始めた。春夏秋冬、年4回くらい回していて、最近、その8「五月雨の巻」が、満尾した。

それで、暑いことでもあるし、昨日暑気払いをかねて、反省会を開いた。おおかたアルコールとともに、反省はどこかに飛んでしまったような気がするが、少しだけ覚えていることを書いておこう。
★表6句には、なるべくカタカナは使わない。(ふーん、そうなの? 知らなかった)
★それぞれの句がつきすぎている。(これは毎回いわれることです)
★最後の6句はおだやかに。(セクハラ教授の句は、ここらではもう詠んではだめなんだけど、長者巻氏は、それを知っていて、あえて詠んだそうだ)

この10年、最初はファックスで句を回し、その後、メールで回すようになった。最近は、私が覚えたての拙い腕で、「連句の部屋」にのせている。これは、回す手間が省けるので最適、と思ったのだけど、実にインターネットを見ない人が2名いるので、まだまだファックスも必要です。早くインターネットが見られるようになってね。といっても、当然、ここも見られないのだった。

では、元気に夏を乗り切って、また秋に、ヨセミテから帰ったきた頃、秋の巻を始めましょう。

今日は母の病院の付き添いで・・

2004-07-22 16:29:04 | 22・両親のこと
4週間に一度、母の付き添いで、高井戸のY病院に行く。
いつ行っても思うけど、ほんとうに公園のような庭です。
セミがワーンワーンと、鳴いていて、池ではカメが、のんびりコイと一緒に泳いでいる。
カメには思い出があって、いつか書きたいなと思うことがある。
だけど、今日はタイムリミット。これから、あたふたと出かけます。

今日、林さんとくずきさんが書いてくれたコメントについて、Blogに書きたいのだけど。
それは、また後日。

トレーニング

2004-07-21 11:59:20 | 3・山の日記
誰かから、魅惑的な山の誘いがきた時、ふだんからトレーニングをして、身体をきたえておかなくては、一緒に行きたい、ということができない。今までも、それで、登りたい山をたくさん、逃してきた。残念なことに。

これからは、なるべく逃したくないという気持ちでいる。いつかも書いたけれど、65歳くらいまでしか、きつい大変な山には登れないかもしれないと考えているからだ。

三浦雄一郎さんとは比較にならないくらいささやかではあるが、私も今年の夏、ヨセミテ・ハーフドーム<標高差1500m、往復27Km>に登るために、今までよりトレーニングに励んでいる。

何をしているかというと、毎晩10キロのリュックを背負って、7階建てマンションの階段を15往復しているのである。約40分の運動。ハーフドームを目指すまでは、10往復だった。それを一ヶ月ほど前から、15回に増やしたのだ。

けっこう汗かきます。このところ暑いから。それに、マンションのほかの住人から、相当変なオバサンと思われています。多分。というか絶対に。でも目標のためには、そんな風に思われるのくらいガマンしなくっちゃ。とにかく、そのおかげで、おとといのように大変な山じゃなければ、筋肉痛になることはめったになくなった。

その山に登りたいという強い思い

2004-07-20 06:39:37 | 3・山の日記
おとといの山は、ほとほと大変だった。そのようなきつい山に登るのに、仲間の存在はかかせないと思った。が、もう一つ大事なのは、その山にどうしても登りたい、という強い思いだろうか。
三浦雄一郎さんだって、エベレスト登頂を決心して、最初にトレーニングをした時には、何もできずに、ひどい有様だったと書いている。生活習慣病もいくつかかかえていたようだし。それから、決心して、トレーニングを始めたそうだ。
その結果、5年後には、エベレストのピークを踏んだのである。

おととい一緒に山にいった良流娯さんが、
「どんなに大変な山登りをしても、次はあそこに登りたいとか、又この山に登りたいと思える人が本当の山好きなんだなあと思いました。」
とコメントを書いてくれたけど、けっこうへとへとになって下りた後、みんなで、今年は奥穂に登る。いつか飯豊連峰に行きたい。登るとしたら、この数年のうちだろう、・・etc。山の話しばかりしていた。

女峰山は、リーダの沼上さんが、
「いつも女峰山を眺めるたびに登ってみたいな、でも登ることは出来ないだろうなと思っていた山」
とコメントに書いてくれた。誰かの強い思いで、一緒に登れる山というのもあるのだな。
これから、東武日光線に乗るたびに、あの山は大変だったなあ、と思い出すことだろう。筋肉痛は今日も続いています。