紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

明日から上越の山

2008-07-31 06:34:31 | 3・山の日記
今週末は、上越の山に登ってくる。
久々(10年ぶりくらいか?)のテント山行なのである。

明日朝1人で土合まで行き、周辺を散策。夜やってくる夫と一緒に、翌早朝から白毛門山~笠ヶ岳~朝日岳を縦走してくる。

いつか最後にテント山行をした後(鳳凰三山)、かなり疲れて、もう二度とテントでは行かないと思ったのだけど、今年はどうしても、そのルートを歩いてみたくなった。
そこには山小屋がないので(避難小屋はある)、テントを担いでゆくしかない。テント山行だと、その他、寝袋、食料も持参するので、荷物が重くなるのである。

最近は、今登りに行かないと、来年は登れないかもしれない、というのがいつも心の片隅にあるので、行きたい所は、なんとしてでも行くのである。


<計画表>
8/2(土)  起床4:00―出発5:00―松ノ木沢の頭―白髪門9:30―笠が岳11:00 朝日岳13:00  ジャンクションピーク13:30-清水峠16:00   

8/3(日)起床5:00―出発6:00―白樺避難小屋8:00-芝倉沢出合い(巡視小屋)9:00  土合11:00


うまくつながったら、ヤッホー♪をアップするつもりなのだけど、かなり絶望的。携帯がこわれているようである。
元々S社のは、山の上であまり電波が通らないない。9月に契約切れとなるので、これを機に、d社に乗り換えようと考えている。よく携帯で連絡して助かったという記事をみると、たいていd社のだものね。



常念~槍ヶ岳に咲く花(この項書きかけ)

2008-07-30 17:51:09 | 3・山の日記
毎年夏に北アルプスに行くと、高山植物に出会える。
北アルプスは、高度があるので、2500mの森林限界を超えると岩場になる。
そんな岩だらけの稜線にも、岩のすき間にひっそりと、小さな花が可憐に咲いている。

苦しい登りの時に、そっと励ましてくれているようで嬉しくなる。

北アルプスの夏は短い。
梅雨あけて、お盆のあたりくらいまでで、その後はあっという間に秋がくる。
その短い夏に、楽しませてくれる高山の花。

1年に1度しか見られないこともあるので、翌年には名前を忘れてしまっていることも多い。
今年出会った花たち。名前がわからないのは、これから調べる予定。
私が撮っていないのもあるので、それはおいおいヒワタリさんと良流娯さんのアルバムを見ながら追加していくつもりである。




ゴゼンタチバナ                         オオバミゾホウズキ 




カラマツソウ                          コオニユリ




ホタルブクロ                         イブキトラノオ(?)




グンナイフウロ



 
ヒメイワカガミ                         ミヤマダイコンソウ




タカネスミレ(?)                        コマクサ




コケモモ                           イワナシ(?)




シャクナゲ                            タカネツメクサ




チングルマ                           ベニバナミネズオウ 




シナノキンバイ                         ハクサンフウロ




                                  マルバタケブキ




チシマギキョウ                        タカネヤハズハハコ




ベニバナイチゴ                        コバイケイソウ




イワベンケイ                           ミヤマキンバイ




ショウジョウバカマ                        クロユリ




キヌガサソウ                            サンカヨウ




クガイソウ




キンポウゲ                            タテヤマリンドウ





◆常念~槍ヶ岳登山=  

常念岳~槍ヶ岳登山・4

2008-07-29 16:54:52 | 3・山の日記
■7月21日(月)下山・槍平小屋まで
  

槍ヶ岳アタックのあとは、槍ヶ岳山荘で、昼食。ラーメンを食べたが、とてもおいしかった。
まわりの人はみな、生ビールを飲んでいて、すごくおいしそう。でも、その日槍平小屋まで、約3時間かけておりる私たちは、飲めないのが残念。


13:30 下山開始。




13:45 飛騨乗越




お花畑のあるカールの道を、下ってゆく。







すごくよい景色だけど、もうくたびれていたので、あまり写真を撮らなかった。

久しぶりに見た黒百合の花。




17:00 槍平山荘にようやく到着。





■22日(火)槍平~新穂高~平湯~東京 

もし力が余っていたら、奥丸山(往復3時間)に登ろうかといっていたが、槍ヶ岳に登ったら、もう早く下山して温泉、ビールの世界にゆきたくなり、パス。

6:45 槍平山荘出発

こんな道をくだってゆく。早く山道が終わってほしい気持ちと、まだ山にいたい気持ちと・・。






7:36 滝谷出会い




途中でかき氷を食べる。おいしい。




11:10 新穂高温泉着

そこから、バスで30分の平湯までいって、ひらゆの森温泉に入る。



そこのレストラン「もみの木」で昼食。良流娯さんの誕生日おめでとうと、槍ヶ岳登頂にカンパイ!!





15:30 平湯バスターミナルから、高速バスに乗って帰ってきた。



◆常念~槍ヶ岳登山=・4 

常念~槍ヶ岳に咲く花 

パソコンがもどってきました!

2008-07-28 07:15:20 | 12・Blog・PC・カメラ・家電など
先週の火曜日に修理に出したパソコンが、昨日もどってきた。
予想以上のすばやさである。

パソコンは、ヴィスタだと、自分で何がだめなのか診断してくれる。そうしたところ、システムの一部が異常という結果。
それをサポートセンターの人にいったら、それは修理する以外ないですねというお答え。

火曜日に宅急便屋さんがとりにきてくれて、昨日また届けてくれた。
と考えると、パソコンがなかった6日のうち、送ったり届けたりに2日間かかるとすると、4日で修理してくれたことになる。
早い!

結局、ハードを丸ごととりかえたということで、最初に買った時と全く同じようになって、戻ってきた。
Dドライブに保存しておいた、いろいろなファイルは全く何もなくなった。きれいさっぱり。Dドライブをあまり信じてはダメね。

とはいえ、時々外付けハードにバックアップをとっているので、何もかもなくしたわけではないのである。
最後にその外付けハードを更新したのが、7月11日。つまり12日分だけ、なくしたのである。一ヶ月に一度くらいしか更新しないので、これはまあ運がよい方だろう。

ヴィスタについて、何度か書いたことがある。

これってバグ?
ウィンドウズ・VISTAを使って一ヶ月


今回戻ってきて、ハードを変えてみたら、なんのことはない。辞書登録以外どれもこれも解消されている。
無線ランもいちいちつながなくてもだいじょうぶだし、デスクトップも一度設定したら、かわらない。
最初からこのパソコンには不具合があったのか、いろいろ苦情がきて変えたのかわからないけど、今までよりはるかに使いやすい。
そして、どんな電化製品より高額なパソコンを買う場合、必要なのは延長保証だという気がする。私は2年延長したので、今回も無料で修理してもらえ、助かった。

それで、自分のパソコンが使えるようになったので、またパリ・ドイツの旅の後半のレポートを書けるようになったが、こちらの方はゆるゆると書いてゆきます。



常念岳~槍ヶ岳登山・3

2008-07-27 06:29:55 | 3・山の日記
■ 7月21日(月)槍ヶ岳(3180m)登頂

夜中起きて、外に行ったら、星が出ていた。高山にいると、星は頭上にもあるけれど、自分が高い所にいるので、真横にも光って見える。
それを見て、天気は晴れそうだと期待が持てた。


案の定、早朝起きると、前日一回も見えなかった槍ヶ岳が、青空を背景にくっきりと見えた。左手前の尾根から、槍の穂先を目ざすのである。




前日泊まった常念岳の方から、日が昇る。




それを写真に撮ろうと待ち構えるヒワタリさん。




今日の予定は、槍ヶ岳を経て、槍平小屋まで下るのである。
槍ヶ岳まではこんなルート。クリック拡大。




6:10 ヒュッテ西岳スタート



こんなところを下って行く。




はしごなどが次々に出てくる。




7:20 水俣乗越



そこからは、東鎌尾根の急な上り。




途中はしごを下るところもある。
ここが一番こわかった所。はしごはこわくないけれど、その下の細いところを渡るのが少しこわい。




槍ヶ岳にだんだんと近づいてゆく。




9:50 ヒュッテ大槍。




槍ヶ岳山荘が右上に見える。





11:00 槍ヶ岳の上をヘリコプターが飛んできて、ぐるぐる旋回。
後で散人さんが教えてくれたのが、毎日新聞のヘリコプターのようであった。これは22日の記事だけど、21日のは新聞に写真がのったもよう。





11:05 槍ヶ岳山荘着

いよいよ槍ヶ岳アタックなのである。

11:35 アタック開始。
クリックすると上の方が拡大。登っている人、山頂にいる人が見える。




12:00 槍ヶ岳山頂(写真トップ)
東鎌尾根でしじゅう顔を合わせていた人も一緒に記念撮影。




ヤッホーメールを送ろうと思うが、どうも携帯の調子がよくない。




最初のはしごに足を踏み出す時が、ちょっとこわい。




ヒワタリさん 良流娯さんが下って行く。




どんどん下る。




あと少しで槍ヶ岳山荘。この山荘は、3000mにあるのに、大きく立派である。




12:49 槍ヶ岳山荘にもどって、昼食をとる。


◆常念~槍ヶ岳登山=・3・  

常念~槍ヶ岳に咲く花

常念岳~槍ヶ岳登山・2

2008-07-25 18:12:19 | 3・山の日記
■ 7月20日(日)大天井岳(2922m)登頂

朝起きたら、ガスが出ていて、槍ヶ岳は見えない。

5:30 ホイッスルの2人も一緒に出発しようということで、準備をする。
後ろに見えるのが、昨日登った常念岳。




その日は、常念小屋とは谷を隔てた向かいにあるヒュッテ西岳まで、稜線沿いにぐるーっと回って歩いていく。




こういう稜線歩きは、大好き。



横通岳を巻いていく。




ホイッスルの2人は、私たちより3時間先のヒュッテ大槍まで行くので、先を急ぐ。
あっという間に、点になってしまった。私たちはゆっくりと花を眺めながら、山歩きを楽しむ。

雪渓を越えてゆく。




高山植物の女王「コマクサ」の群落が広がる。




途中で、霧雨でぬれるようになったので、雨具を着込む。




9:00 大天荘



ピストンで、大天井岳に登る。
登っているうちに、気づいたら、ホイッスルの2人が後から登ってきた。なぜまだこんなところにいるのかと思ったら、大天荘でコーヒータイムだったとか。



9:20 大天井岳登頂(写真トップ)


その後、ホイッスルの2人は駆けるように下っていき、それっきり、出会うことはなかった。

私たちも大天井ヒュッテを目指す。





ヒュッテが下の方に見えてきた。




10:35 大天井ヒュッテ着

そこで昼ごはんを食べる。

その後、牛首展望台に登る。けっこう急な道である。



11:30  牛首展望台。残念なことに、ガスが重くたちこめていて、槍ヶ岳は見えない。



12:00 再び大天井ヒュッテまでもどり、縦走を開始。

そこからの道は、高山の花が咲き乱れていて、すごくいい所。先を急がないので、3人でそれぞれ花を撮りながら、ゆっくりと進んで行く。




シナノキンバイ。



花については、またあらためてブログに書こうと思う。

12:54 ビックリ平。きっと晴れていたら、ビックリするような景色が見られるのだろう。その日の目的地、ヒュッテ西岳まであと2時間。




そして、ようやくヒュッテ西岳が小さく見えるところまでたどり着いた。



15:10 ヒュッテ西岳着。



お疲れさまのカンパイ!



翌日は、いよいよ槍ヶ岳登山である。
ところが、小屋に書いてある天気予報を見ると、あまりよい感じではない。
「曇りのち霧、一時雨。」




◆常念~槍ヶ岳登山=・2・ 

常念~槍ヶ岳に咲く花 

常念岳~槍ヶ岳登山・1

2008-07-24 17:20:43 | 3・山の日記
■ 7月19日(土)常念岳(2857m)登頂

前の晩、新宿都庁下発22:30の夜行バス「さわやか信州号」に乗って、4:30頃、穂高神社前下車。
バスは、うとうとしたと思うと休憩するので、あまり眠れなかった。
タクシーに乗って、一の沢登山口へ。

5:30 登山開始。




沢沿いに登って行く。

ゴゼンタチバナの花が迎えてくれる。これからたくさんの花が見られると思うと、とても楽しみ。




山の上を見上げると、雪渓が残っている。




8:40頃 胸突き八丁という急な坂道にかかる。あとはずっと急な道。




今回覚えた「ベニバナイチゴ」




こんな道を登って行く。




高度があがるにつれ、日差しも強くなり、苦しくなる。




10:10 常念乗越に到着。常念小屋の後ろに、小さく槍ヶ岳が見え、思わず歓声を上げる。




そこでゆっくりと、山小屋にチェックインし、昼食をとる。

11:35 常念岳に登り始める。




13:10 常念岳山頂(写真トップ)

槍ヶ岳がくっきりと見える。あさってには、あんなに遠くに見える槍ヶ岳の山頂に立っているのだと思うと、わくわくする。




上は景色がよくて、気持ちがいいので、ゆっくりと滞在する。
昼寝をするヒワタリさん。




2:50 下山開始。
下に近づいてゆくと、色とりどりのテントが、たくさん張られている。




その日早朝の電車で来た、ホイッスルの2人が登ってこないかと、気にしながら下って行くが、ぜんぜん見当たらない。
それもそのはず、小屋までいったら、すでにビールを飲んでいた。

なぜかおそろいのTシャツをきている、ホイッスルの仲間2人。




私たちも、生ビールでカンパイ! ものすごくおいしい生ビールだった。



そうこうしているうちに、ホイッスルの2人は、常念岳に登りだした。


その日の日没。槍ヶ岳の横にしずんでいく夕日があまりに美しいので見とれてしまう。北アルプスに登りにこられてよかったなあと、しみじみ思う。




◆常念~槍ヶ岳登山=1・  

常念~槍ヶ岳に咲く花

槍ヶ岳(3180m)に登ってきました!

2008-07-23 12:56:00 | 3・山の日記
去年の夏は、体調を崩したあとだったので、もう一生3000m峰に登れることはないと思っていた。
でも、秋にまた山に復帰できた時、来年はぜひ槍ヶ岳に登ろう。そのためにトレーニングをしようと思った。
そして、念願かなって今年登ってきた。一緒にいったのは、友人の良流娯さんとヒワタリさん。


7月19日(土)

前夜のバスでやってきて、早朝から登り始めた。
常念岳山頂(2857m)。後ろにこれから2日間かけて登りに行こうとしている槍ヶ岳が小さく見える。




常念小屋では、その日やってきたホイッスルの2人も一緒にカンパイ!




7月20日(日)

大天井岳(2922m)まではホイッスルの2人も一緒。




その日は、ガスと霧雨、雨で、一日中槍ヶ岳の姿は見えない。
その後ホイッスルの二人は駆けるようにして行ってしまった。2人は私たちが3泊で登るコースを2泊で踏破。


7月21日(月)

朝起きたら、ヒュッテ西岳から槍ヶ岳が見えた。真っ青な空を背景に朝日に照らされ輝いていた。



それから、槍ヶ岳をめざした。

槍ヶ岳山頂(3180m)。



明日から少しずつ、山報告をのせてゆきたい。

(私のパソコンは修理にだしたのだけど、家のパソコンを1台初期化して使えるようにしました)


◆常念~槍ヶ岳登山=  

常念~槍ヶ岳に咲く花