■8月29日(水)・レイクオハラ~レイクマッカーサーへ
ヨーホー国立公園にある、レイクオハラのことを最初に教えてくれたのは、Kさんである。母上が私と同じ病気ということで、ブログで知り合った。
ご主人は、世界各地を旅していらっしゃる方であるが、行った中で1番よかったのが、レイクオハラだったという。
1日に40人しか入山できないこと。にもかかわらず、運がよくてバスに乗ることができて、行けたということ。
そこはすばらしい湖だったというのを、何年か前に聞いた。
その時から、チャンスがあったら、レイクオハラに行ってみたいと思っていた。
バスじゃなくても、行くことができるが、13km歩かなくてはならない。1日がそれで終わってしまう。
できれば、レイクオハラから、もっと別の湖にも行きたい。
となると、1日に40人バスに乗れる座席の予約をとるしかない。
ちょうど、3ヶ月前のカナダ時間で8時(日本時間で夜の11時)が、予約スタートの時間だった。
私とひろみさんが、電話にトライすることにした。
ところが、私は電話したのが、ちょっと早くてタイミングが悪く、かけなおすようにと機械にいわれ、電話が切れた。
すぐに、また電話をしたが、もうお話中で、それっきり繋がらなかった。
あ~、とあきらめていたら、ひろみさんから連絡が入って「とれたみたい」という。
その後も、予約を確定するためには、ハードルが1つ2つあったが、クリアして、とうとうレイクオハラ行きのバスの乗車券を手にした。
集合時間は、8:10。絶対に送れてはいけないので、朝7:00にホテルを出た。
運転は、H野氏。朝から雨が降っている。
駐車場には、もうだいぶ車が並んでいるが、レイクオハラ行きのバスに乗る人の他に、レイクオハラ・ロッジの宿泊客のも混ざっている。
雨はやみそうもないので、雨具を着る。
レイクオハラに行くバスは、小学校で使われていたスクールバス。お払い箱になった後も、無駄にしないのが、カナダという国のようである。
バスに乗るこむと、レインジャーのような人が注意事項を説明する。
あまりよくわからないが、草花を守るために、トレールをはずれては絶対にいけないこと。
帰りのバスは、何台か、時間をおいて出るが、行きにもらった緑のプラスチックの板を、渡すこと。それによって、入山した人が全員下山したかわかるそうだ。
そして、バスは8:30出発した。
9:00頃 レイクオハラ前のデイシェルターに到着。シェルターで地図をもらう。
9:05 出発
初めて自分たちだけで、カナダの山に登るので、行きも帰りも同じルートにすることに決める。
9:20 エリザベスパーカーズハット。ここは、スキーツアーに参加していた木風舎が、夏に泊まって山登りするメンバーを募集していた山小屋だ。とてもいいロケーションにある。
さらに進む。
アッパーレベルの道と、ロウワーレベルの道に分かれる。
アッパーレベルを選んだ。
高度感のある、崖の途中につけられた道である。手足を使ってよじ登る。
道を間違ったのは、上りきった(と思った)後である。
下にロウワーの道が見えたので、そちらに向かって下ってしまった。
そこが一番の難所だった。
後で、日本人と一緒に登ってきたガイドさんに聞いたら、下らずに、岩を回り込むようにして上ると、すぐにレイクマッカーサーに出たそうである。
ちゃんとした道ではないので、難しかったはずである。
下からひろみさんが撮った写真。クリックすると拡大する。この道を下らず、上の岩場あたりに道があったと思われる。
それでもレイクマッカーサーに着いて、昼ご飯。
上の方に人がいるのが見えたので、そちらに進んだ。
マッカーサーの、不思議な色合いは、そのあたりが一番よくわかるそうだ。ブルーの色が、他の湖とは違う。
ガイドさんと一緒に、1歳3ヶ月の赤ちゃんがおぶわれて、上ってきていた。
12:50 下り始める。
途中、マーモットを撮ったり、リスを撮ったりしながら、のんびりくだった。
3:00 過ぎ、レイクオハラに到着。
レイクオハラを見ながらくつろぐ。
雨が降ってきたので、デイシェルターにもどって、お茶にする。
バスを待っているところ。
4:00 のバスで帰ってきた。
その日はイタリアン。ビールがおいしかった。
地図 クリック↓ 拡大
×××× が間違ったルート
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