紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

至仏山を滑る

2009-04-28 07:09:23 | 4・テレマークスキー日記
登る途中、行動食を食べながら行ったが、山頂でも少し口にいれただけで、即滑り出す。
広い斜面を見ると、みな心がはやるのである。

今回はワル沢の広い斜面を最初に滑る。前日から朝にかけて、雪が降ったので、この時期にしてはめずらしく新雪。それもすごく滑りやすい。

小作さんが滑っていったあと、Hさんが最初に滑っていき、カメラを構えて、みんなを撮ってくれる。

 


 


 


 


点のようになったヒワタリさん。

 
 

ワル沢からムジナ沢に移動していく。

 


まだまだ広い斜面は続く。


尾瀬ヶ原が近くなる。最後は重い雪。

 


最後の森の中は、小作さんについていくのでいっぱいいっぱい。


森の中で、クマの足跡を発見。

 


2:20  滑りおりた後、振り返って、今日滑った斜面をみる。雪かあられがちらつきだした。

 


今年はもう水芭蕉が咲いている。春がくるのが早い。

 

これで終わりだと楽なのだけど、これからまだ鳩待峠までの登りがある。今年は、ステップカットの板で行ったので、ここから先はシールなしで行ける。

昼ごはんを食べた後、出発。

今年は雪が少ないので、何度もスキーをぬいだり、はいたりしたので、時間がかかった。


最後の方の登り。もうかなりくたびれている。

 


4:40 ようやく鳩待峠に着く。疲れたけれど、ほんとうに楽しく充実した一日だった。

 


山に登れ、長い斜面を滑りおりる、バックカントリースキーの醍醐味を感じるのが、尾瀬の至仏山である。
毎年、この山に登って滑れる体力を維持しようと思う。


尾瀬・至仏山(2228.1m)に登る

尾瀬・至仏山(2228.1m)に登る

2009-04-27 18:11:47 | 4・テレマークスキー日記
今年も至仏山に登って滑ってきた。
どしゃ降り → みぞれ → 雪 → くもり→ 快晴♪ → くもり → あられ → 雪 

と一日めまぐるしく天気がかわって、全天候オンパレードのような一日。

前日、戸倉の「四季亭」にsatohahaさんと一緒に泊まる。行く間も、雨具の上下、ザックカバーをつけ、それでもぬれて、宿にたどり着く。
写真はないが、温泉もよかったし、お料理もおいしく、とてもいい宿だった。来年ももし尾瀬に行くなら、ぜひここに泊まりたい。

翌朝、7:30にウェイブグライドの小作さんが宿に迎えにきてくれる。

鳩待峠の駐車場でしたくをする。みぞれが横なぐりに降っている。寒いしちょっとめげそうであるが、天気予報では、9時頃にはくもりになる予定。

 


8:40 出発
参加者は、satohahaさん、テレ友のヒワタリさん、他ボーダーのOさんご夫婦、今回一眼レフのカメラでたくさん写真を撮ってくださったHさんの6人。
今日、明日の写真(私が写っているの)は、全部Hさんの提供。Hさんには感謝、感謝なのである。

 


シールをつけ登り始める。雨やらみぞれのせいか、去年よりは人が少ない。

一回目の休みも、まだこんな風な天気。

 


至仏山方向は、どんより。

 


10:00頃  突然青空が広がる。

 


だいぶ登ったけれど、山頂まではまだまだある。

 


尾瀬ヶ原とむこうに燧ヶ岳。この景色に再び出会えて、感激。satohahaさんと。

 


今回とってもたくさんの写真を撮ってくださったはたやまさん。

 


こんなところを、どんどん登って行く。

 
 

後ろを振り返る。

 


12:20  至仏山山頂  晴れているのに、雪がちらついている。

 


どこを滑ろうかと作戦を練る小作さんとヒワタリさん。

 


至仏山を滑る

尾瀬・至仏山(2228.1m)でバックカントリースキー

2009-04-24 07:01:51 | 4・テレマークスキー日記
あさっては、ウェイブグライドのツアーで尾瀬・至仏山にバックカントリースキーに行く。
早朝出発なので、明日のうちに、satohahaさんと一緒に、尾瀬の戸倉もまでいって泊まることにした。

天気はかなりあやしい。
だけど、去年のブログを読んだら、去年もやはり直前まであやしかったようである。
今年はどうなるだろうか。

去年の尾瀬・至仏山スキーの記事


いろいろ故障をかかえている身なので、至仏山に登れて、滑り降りられるだけでしあわせだと思う。
一昨年、行きたかったのに、行けなかった時には、ここからなんとしても滑れるほどには回復したいと思った。
去年、山頂に立てて、尾瀬ヶ原を見おろした時には、ほんとうに嬉しかった。(写真トップ)

↓ にアクセスすると、尾瀬沼の天気がわかる。尾瀬ヶ原の方とはちょっと離れているけど、大体天気は同じようなものだろう。

尾瀬沼ライブ映像

去年はムジナ沢~尾根に移動して滑りおりた。今年はどこを滑るのだろう。



これからのこと

2009-04-22 07:24:15 | 11・健康
最近、しじゅうメールのやりとりをしている方に、お母様が私と同じ「リューマチ性多発筋痛症」にかかられたYさんがいる。
お母様に突然痛みが出て、ステロイドが必要か。できればステロイドは飲みたくない。漢方医にかかっているので、漢方薬だけ飲めばいいのか迷って、メールをくださった。
私も漢方医や漢方薬のことは、自分のこととしては知らないが(家族の事としては多少知っている)、実はいつかステロイド(新薬)から、体質改善する方向の漢方薬に移行したいと、ずっと考えていた。

Yさんのお母様は、その後、痛みもかなり出て、ステロイドを飲むことになったが、平行して、漢方薬も飲み続けているとのことである。
病院を聞いたが、ちょっと遠い。それと、1-2ヶ月に、3ヵ所の病院に通い続けることが、時間的に大変。
それでも、今度、今かかっている膠原病のお医者様に漢方薬併用のことを聞いた上で、通おうかと考えている。

今は一日おきに1mgのプレドニゾロンを飲んでいて、これはたくさん飲んでいる人からみれば、すごく少ない量なのだけど、どうもこのままでいっても、ゼロにならないか、ゼロになったとしても、またすぐに痛みがもどるような気がする。
なぜなら、痛みが完全になくなったことが、発症以来一度もないからである。ゼロでも、多分痛みはどこかに残るのだろう。

ところで、昨日嬉しいコメントを頂いた。前にしじゅう、ブログにコメントを頂いていた吹人さんからで、この1年(もっとか?)ずっとコメントがなかったので、お忙しかったのかしらと思っていた。
そうしたところ、
「昨年九月より百姓をしております。畑と山の開墾。医者(西洋医学?)から見離され外出もままならなかった症状が改善してしまいました。」
というコメントを頂いた。それを読んで、クスリだけに頼らず、自分のなおす力を引き出すようなことをやっていくこと、というのもあるのではないかなあと思った。
今、吹人さんは、自然の中で、筍掘りをしたり、農業をして暮らしているそうである。
「先日昼寝から覚めると身体が巨人化していました。これまでが小人だったようです。」
っていうのを読んで、吹人さんらしい表現だなあと思った。

コーボルトヒュッテ

2009-04-20 17:58:35 | 15・心に残ること
先週栂池に行った時、前日に出発し、となりのスキー場白馬乗鞍の麓にある「コーボルトヒュッテ」に泊めてもらった。
オーナーの富野さんご夫妻とは、ヒュッテを始めた33年前からの知り合いである。

 


前回3月に栂池に行った時、さとさんと一緒に南小谷駅に送ってもらって行く道々、急に富野さんたちはどうなさっているだろうと思った。
最近はゲレンデスキーをしないので、9年ほど前に行ったきりになっていた。
気になったら急にお会いしたくなり、次に行く時には、ぜひ連絡をとって泊めてもらおうと思ったのだった。

3人のお子さんがいたが、家の子ども達より少し年上なので、夏も冬も、行くたびによく遊んでもらった。

長男のT君と娘。

 


T君は今、小谷の道の駅で働いているというので、会いに行った。富野さんとT君。

 


時は流れ、もう立派な若者になっていた。2人のお子さんのお父さんなのである。

そこで、T君に会ったら、「3月に栂池のゴンドラで、似ている人がいるなあと思っていたんだよね。」という。
でも、人違いかもしれないので、私に声をかけなかったとのこと。

ほんとうに驚いた。まさに、それは私ではないか。
そんな視線を感じて、急にコーボルトヒュッテのことを思い出したのだろうか。

その夜は、奥様と一緒にワインを飲んで、話しをして、楽しい夜を過ごした。
話しているうちに、翌日泊まることになっているひらたさんの家とは、子ども達も孫達も同級生なのがわかった。



来年も栂池に来た時には、訪れる約束をした。

連句の反省会

2009-04-19 10:09:12 | 7・連句・俳句・短歌
連句の反省会のことを、連句の言葉では校合(きょうごう)というそうである。
初めて聞いた言葉だけど、すぐに忘れそう。(笑)

17日(金)は、鹿児島から逐電さんが来られたので、せっかち歌仙・その20「雪代の巻」の反省を行った。
いくつかキズ(?)のある句をなおし、歌仙は完成!


 

またしばらくして夏の季節になったら、夏の巻を始める予定である。

栂池ツアー:二日目

2009-04-16 07:11:00 | 4・テレマークスキー日記
■ 雨飾山山麓と鎌池上部

二日目は、朝から曇り。昼頃には雨になるという予想。
そこで、最初に行ったのは、雨飾山のふもと。雨飾キャンプ場。
一緒に行ったのは、ひらたさんとKさん。

駐車場までは、除雪されて、このように道がついている。

 


そして、上の斜面で滑る。
わっせわっせと登っていき、その後、下にぽつんぽつんと皆が見える所まで滑って行く。

 


 


石木田ひろ師匠の滑り。動画(BGMつき)




何回か登り返した後、鎌池の上の方に移動する。

 


ここらへんは、ブナの大木がたくさん。

登ったり滑ったりしながら、いい斜面を目ざす。

 


着いたら、ぽつぽつと雨が降ってきた。雨具を着込んで、滑る。

 


午後は少し滑ったところで、切り上げて、小谷温泉(熱湯)に行った後、フレンチレストラン「ワインのある食卓」。
ほんとうに楽しい二日間だった。


栂池ツアー:一日目

栂池ツアー:一日目

2009-04-15 17:39:35 | 4・テレマークスキー日記
■ 栂池自然園

下界はもう春というより、夏の気候。
それなのに、雪を求めてどこまでも・・。

まほろば倶楽部のツアーは、朝行ってみないと、その日どこに行くのかわからない。
この日はどこかな~、と思っていたら、大好きな栂池自然園に行くことになった。バンザーイ!

宿のひらたさんの前のゲレンデは、もうこんな具合。

 


そこから、ゴンドラ、ロープウェイで、栂池自然園の駅へ。
自然園駅では、遭対協の人がいて、
「ここからは自己責任の世界ですよ。雪崩が起きるので禁止地域には入らないように。登山届けを出してください・・etc。」
注意を受ける。そこで、ここからはゲレンデじゃないから、と気を引き締めるのである。

この日の係の人は、ひらたさんであった。ちゃんめろの阪谷さんと。

 


阪谷さんとは今回初めてご一緒しましたが、娘がいつもツアーに参加しているので、お世話になっていますと挨拶をする。

外に出て、スキーをつける。インストラクターの石木田ひろ先生。

 

みなBCクロカンだけど、私は尾瀬の練習があるので、ステップカットの板。一緒に行ったのは5人。ちほさん、BCクロカンは初めてだという阪谷さん、あとりえSの吉田さん、Kさん。みな、あっという間にすごく上手になっちゃった。


自然園を歩きつつ、よい斜面があると、登っていって滑る。ステップカットの板は、シールをはらないで上れる。

 


何度でも登り返す。

 


動画を撮ってもらった。

 


雄大な景色をながめながら、昼ごはんを食べる。

 

最後は、小屋の近くの小高い山に登ったり滑ったりを繰り返す。けっこう急。

みんなで、滑った斜面を振り返る。そして、その日は終了。

 

(写真:私が写っているのは、石木田ひろ先生撮影)


栂池ツアー:二日目