紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

今日は産業祭

2024-11-16 20:26:06 | 24・三宅島の行事

産業祭は、三宅島で農業にたずさわっている人たちにとって、1年で一番大きなイベント。

朝起きると、雨だった。ガックリきたが、雨具など用意して、会場にでかけた。

振興会のブースで、午前中は売り子をする。

品評会で、各種野菜で賞をそうなめした、Iさん夫婦とパチリ。

午前中に表彰式があったが、売り場にいたので、見に行けなかった。

園芸ハウス三輪では、赤芽イモ(里芋)、サツマイモ、あとレモンとコブミカンの苗木を販売した。

◆入賞者

◆各賞の講評

園芸ハウス三輪では、赤芽イモ(里芋)、さつまいもが銅賞。

今日の講評を読んで、来年はもっと上を目指そう。

途中で体育館を見に行った。

宝船。

銅賞の作物。

午後は500円で、野菜詰め放題に、1時間も並んだ。キャベツと大根は必ずいれ、あとは入るだけ野菜を入れていく。

雨にも負けず、こんなに人が並んだ。

ゆずや、果物、長ネギ、ピーマン、各種の野菜を入れた。

待ち時間も村の人や、畑の知り合いの人と話して、楽しい時間だった。

 


三宅島と三嶋信仰ーその起源を探るー 國學院大學教授・深澤太郎先生のお話

2024-11-04 21:42:59 | 24・三宅島の行事

今日は、ようやくよく晴れた日だった。

今日の午前中は郷土資料館で、深澤先生のお話を聞いた。

大変お話が上手な先生で、三宅島の信仰、祭祀、神事、芸能など知らない興味深いお話しがたくさん聞けた。

まだ若い先生でいらしたが、もう30年以上、研究しているとのこと。

またこういう機会があったら、ぜひ参加したいと思う。

島に住んでいても、大昔からの伝承など、ほとんど知らないことばかりだった。

最後のまとめと、レジメの表ページを載せておこう。

 

午後は、畑にいって、キヌサヤの支柱とネット張りを手伝った。

そのうち、かわいいお客様がニワトリを見に来た。Fまる君である。

朝講演会にいこうとしていると、うちの前の村道をお母さんと一緒に通りかかった。そして、うちの方の道に入ってきた。

夫がくるまでお話して、午後お昼寝の時間をさけて、畑に遊びにくることになった。ニワトリさんが見たいという。

そして、3時過ぎに畑にきた。

さわるのも、自分の手の平からエサを食べさせるのも、まったくこわがらない。

おやつのおせんべいをあげて、夕ご飯のエサもあげてくれた。

畑のレモンも見にいった。

帰るのをしぶっていたので、また遊びにきてくれそうである。

ヒヨコも見たいようなので、またヒナをかえさなくては。


5月の星空ガイドに参加してきました

2024-05-03 21:43:44 | 24・三宅島の行事

今日の日中は、阿古までいった。夫が大年さんから夏野菜の苗を買いにいくのについていった。

ちょうど橘丸が出て行ったところだった。

ぼーっと見ている。

そのまま畑にいって、ハウスにナス、トマト、キュウリの苗を植えた。

その後、レモンの木に木酢液をかけて、ダニ退治を手伝う。

そして、夜は5月の星空ガイドに参加してきた。場所は伊豆岬。

今日の写真は後日。


初午祭

2024-02-11 21:04:57 | 24・三宅島の行事

今日は三宅村の各地で、初午祭が開かれた。

五穀豊穣・大漁・家内安全・無病息災を祈願して行われる。

伊ヶ谷村では、一軒一軒回って、獅子舞がきてくれるが、おそらくコロナでやらなかったので、4年ぶりではないだろうか。

朝からずっと待っていたのだけど、やっと我が家まできてくれたのは、4時過ぎ。

太鼓の音が近づいてくると、わくわく、ドキドキする。

今日は私一人だし、舞ってくれなくてもよかったけど、上がって舞ってくれた。

そのつもりではなかったので、玄関の上がったところを片付けていなくて、失敗した。

レモンの出荷の準備をしたままにしていた。

私の頭を2回かんでくれた。これで、今年は病気とは縁が切れそうだ。

4時半ころ、家をあとにして、ほかの家にいった。

伊ヶ谷の伝統保存会の人たちがメインで回ってくれたが、これからも、祭りとか、こういう伝統芸能を残していけるといい。

 

いつ回ってくるかわからないので、昼過ぎに近くを歩くだけにして、急いで家に帰った。


大荒れの三宅島に帰ってきた

2023-12-16 16:13:48 | 24・三宅島の行事

今日の午後便で、三宅島に帰ってきた。

調布ではいい天気だったのに、今日は「条件付就航」になっていて、三宅島近くまでいっても、天気によっては、引っ返すという。

50分の飛行の先は、別世界のようだ。

現に、1つ前の飛行機は欠航していた。

こんな時には、アネロン。乗り物酔いの薬だ。

そうして、三宅島近くまでやってきたら、霧か雲か、真っ白な世界を飛び、飛行機はものすごく揺れた。

けれども、三宅飛行場のあたりは、くもっていたが、視界はあった。

無事に着陸した。

アネロンのききめは、すばらしかった。

夫が迎えにきてくれて、帰る途中は、土砂降り。

 


突然冬がやってきた

2023-11-12 21:47:34 | 24・三宅島の行事

今日は島市が開かれた。

それにしても、突然すごく寒くなったものだ。ストーブを出してきて、今冬初めてつけた。

島市に出すため、朝から、野菜の土を払った後、目方を量り、袋詰め、ラベルつけなどをした。

出した野菜は、白いも、赤芽イモ(どちらも里芋)、さつまいもの中、小。

今日の島市会場は、伊ヶ谷のコミュニティー。


今日の午前中は避難訓練

2023-10-01 21:01:05 | 24・三宅島の行事

伊ヶ谷地区の避難訓練に、私が三宅島に移住してから、初めて参加した。

避難訓練といっても、高齢者がすみやかに避難できるよう、火山噴火のための訓練。

伊ヶ谷のコミュニティーセンターに9:30に集合。

今年はお祭りに参加しなかったので、ほんとうにお久しぶり、の方々も多くいた。

みんなで、和やかにお話をして、10:15から、訓練スタート。といっても、バスが迎えにきてくれて、伊豆の避難施設に移動。

パトカーと消防車が先導してくれてた。

なんか旅行にいくみたいだね、などとみんなで話しながら、和やかな雰囲気。

避難施設に到着。

桜田村長はじめ、支庁長らのご挨拶があり、訓練は終了した。

本日の参加賞。ついこの間までは、こういう時には乾パンが配られたが、今はクラッカーであった。


今日は島市

2023-09-17 20:55:24 | 24・三宅島の行事

今日の午前中は、阿古のおさかなセンターの駐車場で、島市が開かれた。

去年の秋も何回かあったはずだが、私は眼の手術をひかえていたので、秋は調布にいることが多く、島市には1度もいけなかった。

その前は、しばらくコロナで開催されなくて、その前は、野菜の売り子さんをして、みんなとおしゃべりするのが楽しかった。

今回、野菜を売ってくれるのは、主催者の三宅島商工会の人たち。

うちでは、夫は早朝から野菜の収穫。そして、その後は、私も目方をはかってビニール袋に詰めて、名札を貼ったり、ビニール袋を閉じたりして準備をした。

オクラ、インゲン、サツマイモのみ出品。

9:30過ぎに着いたので、10:30のオープンまで待って、少し市を見て回った。

そのうち、暑いし、どうも朝から調子がイマイチなので、早々に帰ってきた。

 

昼までしばらく寝たら、体調がもどった。昼ご飯を食べたあと、あまりに暑いので、3時出て、畑にいった。

今日は軽く、レモンの木のトゲをとったくらい。


第13回・三宅島古文書講座

2023-03-11 21:07:37 | 24・三宅島の行事

今回13回目の古文書講座ということだが、2019年以来、コロナで中断し、3年半ぶりの講座だった。

三宅島に住んで、なにが珍しいというと、その昔、江戸時代ここは流人島で、罪人が、島に船で連れてこられて、ふつうに住んでいたということだ。

牢屋などには入れられず、住まいがあった。

ここには、それほど重い罪をおかした人はこなかったそうだ。島の人と結婚して住み着いた人もいて、その子孫の方と知り合いになった。

今日の講座は、

★ 流人島日記にみえる三宅島の暮らし。

三宅島の人々の生活や風習などが、島に流された清伝の筆によって、留守宅の家族に送られている。

★ 伊ヶ谷村の火災。

天保6年の大火災で、167軒の家が類焼したそうだ。

このあたりは風が強く山に向かって吹くので、相当数の家が焼けたらしい。

また罪人が送られてくるので、村人は自分たちを守るために、家がかたまって建っていたことも原因だという。

講座は14:00~16:00までだったので、3.11の地震の起きた時間、14:46には、講義を中断して、全員で黙祷をした。

 

今までに7回ほど講座に出たが、毎回とても興味深い話しが聞ける。

参加する人もけっこういて、知り合いにも何人か会った。

夫がアシタバの検品仕事で、先に帰ってしまったので、同じ村の方に車に乗せてもらい、送って頂いた。

今日はまた、ヒヨコ3羽とお姉さんが同じ小屋に入った。いじめられないか、ちょっと心配。