先日の日曜日(5月17日)の、七高山スキーツアーの報告です。
この日は、朝4:00に起きると、鳥海山がくっきり見えた。天気予報では、晴れる予定。
すぐに朝食をとり、5:00鳥海荘出発で祓川に行く。
参加者50人中、、早出グループがぞくぞくと駐車場に集まっていた。
鳥海荘のひろ社長から挨拶があり、グループごとに出発。
私と夫は、スキーのグループで、トップを鳥海山登山ガイド協会副会長の荘司さん。
後ろは、
テレマークスキーガイドの福士さん。
前日、ひろ社長さんから紹介して頂いたが、福士さんは、前々から私がよくブログを見に行っていたガイドさんで、いつもお世話になるまほろば倶楽部の石木田ひろさんもよくご存じなのだった。
あと、もう1名は矢島山岳会の佐藤さん。5人のグループだった。
6:00ころ出発。雲の流れが早く、祓川は風があった。
雪がつながっているところを通って、高度をあげてゆく。
気がつくと、山頂の方に、黒い雲がかかっている。
氷の薬師あたりから、風が猛烈に強くなり、その時は立ち止まって、ストックにつかまって、身体を低くして待った。
それでも、1度風でバランスをくずして、2mほど滑り落ちた。そこからは、気をつけていくようにした。
あまりに風が強く、写真もほとんど撮れなかった。
風で吹き飛ばされると、ずっと下まで滑り落ちてしまうので、緊張しながら上って行った。後ろに福士さんがついていてくれたので、安心していられた。
雪がある最後のところにスキーをデポして、そこから歩いて上っていく。
山頂近くなると、霧氷がついていた。
山頂で、他の班と合流するはずだったが、ガスも濃くて、視界がきかない。
稜線に出ると、吹き飛ばされそうな風なので、少し下から七高山を目ざした。
10:30 ようやく七高山。手も冷たく、あまりに寒いので、記念写真を撮ってからすぐに下ることになった。
滑ると、ずっと下まで落ちていくので、福士さんがザイルで結んでくれて、スキーのデポ地点までおりていった。
スキーをデポしたところにもどったが、急な斜面なのでシールをはがしたり、スキーをはくのも、慎重に行った。
ガスで視界もないので、横滑り斜滑降で大斜面をおりて、最後までいくと、ターンをしておりていった。
いつも後ろから滑ってきてくれた福士さん。それでも、ガスが濃く、誰の姿も見えなくなることがあった。
大斜面が終わると、少し息がつける感じで、ターンもできるようになった。
途中、七ツ釜の避難小屋で昼ご飯を食べた。
また滑って行く。
12:40 祓川駐車場までおりてみると、さっきまでの嵐はなんだったんだろうと思うほどの青空。
ガイドの福士さんと、ツーショット。
私たちの後、ひろ社長ほかのメンバーも、七高山に登頂して1:30頃下山してきた。
今までで、一番大変なスキーツアーだったが、自分の力をすべて出しきった感じ。よい経験になった。
鳥海山岳会の荘司さん、ガイドの福士さんには、ほんとうにお世話になった。
またぜひ、スキーで七高山に登りにいってみたい。
◆ 1日目・七高山
2日目・鉾立方面