■ 7月23日(木)・~白馬岳
朝4時15分に起きる。ヒュッテの朝食はおそいので、おむすびにしてもらい、湯をわかしてみそ汁を飲みながら食べる。
5:15 出発
天狗っ原の斜面を登って行く。
6:30 天狗っ原 後ろにこれから登る白馬乗鞍岳が見える。
途中雪渓があらわれる。
雪の斜面は、スキーの時期に出会うと、滑りたくてうずうずするのだけど、登山靴で歩いている時には、滑らないように気をつけなくてはならないので、やっかいなものである。
いろいろな花が咲いていて、けっこう長い登りのわりには、あきることがない。
タカネバラ。
チシマギキョウ。
ミヤマコゴメグサ。
余裕がある時には、花を撮りつつ登るのだけど、この山行では、電池があまりなく(充電してこなかったか?)、すでに満杯ではなくなっていたので、あせる。
白馬乗鞍岳の上り。
8:05 白馬乗鞍岳(2436m)山頂
白馬大池に向かって、岩がごろごろした所をおりていく。リューマチ性多発筋痛症の病気になってから、こういう岩をぴょんぴょんとおりるのができなくなった。
ゆっくりと下る。
8:35 白馬大池山荘 ここはとても気持ちのいい場所。花が咲き、雪渓が広がり、景色もよく見える。そこでゆっくりと朝ご飯を食べる。
Mさんも来たので、出発する時に記念撮影。
稜線に向かって登って行く。
稜線に出ると、翌日歩くルートがずらーっと見渡せた。
いつきても、好きな道。
雷鳥坂といわれている坂。この白馬岳まで、何度も雷鳥に出会った。立山で見かけたより多かったほど。
花もたくさん咲いている。
チングルマ。
ゴゼンタチバナ。
ウサギギク。
小蓮華を目ざして登って行く。ガスに包まれて、上の方が見えない。
この辺の斜面にはお花畑が広がる。花は3年前の海の日の連休よりは少ない感じ。どうもまだ早いようである。それでも、たくさん咲いているけど。
コバイケイソウ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲの群落。
ハクサンフウロ。
ミヤマアヅマギク。
イワカガミ。
11:45 小蓮華山頂 けっこう長かった。
12:35 三国境 翌日はここまでもどってから、雪倉岳、朝日岳を目ざす。
3年前ここでは、ものすごい風雨で吹き飛ばされそうであったが、この日も曇りだけど風は強く冷たい。この稜線上は、風の通り道になっているようである。
雷鳥がすぐ目の前にいた。
白馬山頂付近まで行くと、それまで見たことがないツクモグサも見られて、感激。
ウルップソウ。
イワベンケイ。
ミヤマシオガマ(?)
13:50 白馬岳山頂 (2932m) Mさんと。
14:35 白馬山荘(2830m) 山頂から少し下ったところに山荘は建っている。
前日栂池自然園に泊まったのと、水分補給をしながらゆっくり登ったので、めずらしく頭痛がおきない。けど、頭の芯は重い感じ。
2700m以上の所に泊まる時には、ビールを飲みたいのは山々であるが、やめることにしている。
この日も調子はよかったが、お茶を飲むだけにする。
良流娯さんとMさんと、もう1人若い女の子の4人部屋。平日なので、特に個室は頼まなくても、十分なスペースがあるので、ゆったりと過ごせた。
常駐の遭対協の人に、翌日のコースについて細かく聞く。
その夜、どしゃ降りになった。こんな大雨では、とっても朝日岳までは行けそうもない。やんでくれることを願って、早々と寝た。
◆白馬岳~朝日縦走・
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