紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

友人とランチ

2006-04-30 05:30:29 | 19.友人との時間
休みの初日。
茨城から出てきた友人、かきのはっぱさんとランチにいったのは、阿佐ヶ谷のビストロ・ラ・シュクレ。前回かきのはっぱさんと会ったのは、筑波山

今回は、お嬢さんが東京に住まいを移したので、遊びにきがてら、一緒にランチ。

最近オジサン化している(ってもしかして差別用語?)私は、めったにフランス料理のフルコースに行くことがなく、夜はたいてい居酒屋なのだけど(笑)、ランチタイムは、ちょっとオシャレに、ワインを飲みながらコース料理。
料理もおいしかったが、デザートもベリーグッドでした。

昨日、阿佐ヶ谷駅で、初めてお嬢さんにお会いした。もう社会人になられたが、小学生の時に、感想文を送ってくれたのが縁で、その後お母さんと文通するようになり、最近ではメル友。もう12年くらいのおつき合いかな?

この4月から山水山の会(山岳会か?)に入った娘が、沢登りにデジカメを持っていったので、古いデジカメで写した。

夏山

2006-04-29 10:01:36 | 3・山の日記
子どもたちが小学生の頃から、我が家は近所の「くすの木山の会」に入っている。
息子が小学6年生になった頃、もう山には行かないと宣言したことは、このBlogに書いた。

それから、私は泊まりがけで山には行けなくなった。子どもたちだけ置いて泊まりに行くわけにはいかなかったのだ。
ようやく息子が大学生になり、いよいよこれから泊まりで山に行こうと思ったが、その少し前に、父の具合が悪くなり、入退院を繰り返すようになった。8年前のことだ。その後は日帰りで山に行くこともままならなくなった。
父が亡くなり、母の介護だけすればいいようになって、再び合間に山に行けるようになったのは、わずか数年前のこと。
ざっと計算すると、私には十年以上も、山登りのブランクがある。

先日、くすの木山の会の会合が我が家で開かれた(回り持ちで会員の家が会合場所になる)。その際、私は本当に長い間山に行かない期間があったんだなあ、というのを再認識した。
今年の夏山(7月16日の連休)どこへ行こうかという話しをみんなはしていたのだけど、Wさんは<立山~薬師>、夫は<唐松~不帰の瞼~鑓温泉>。そこ以外は全て北アルプスと後立山連峰は走破したというのだ。

う~ん。すごい。私が夫を無理矢理山に連れ出したのは、子どもたちが小学生の頃だった。夫はそれまで山など登ったこともなかった。それなのに、私のブランクの間に、私よりずっとたくさんの山に登ってしまったわけだ。

今年はそのどちらかに行きそうだけど、多分、不帰の瞼になりそう。不帰というくらいだから、鎖場、ハシゴ連続のようなルート。果たして、私に登れるか?
でも、これに行かないと、7月はどこの山にも行かないことになる。夏山シーズンはとても短いので、やはりここは逃したくない気がする。

ホイッスル山の会の夏山は8月。
どこへ行くかは決まっていないけれど(剣か?)、そのトレーニングもかねてと思って、一応手を挙げてみた。これから不帰のルートを研究してみて、登れるか考えてみよう。
誰かこのルートを歩いた人がいたら、どんなようすか教えてください。

(写真は1999年、くすの木で登った北アルプス・雲ノ平)

ツアー2日目:田茂木池~関田峠往復

2006-04-27 07:24:28 | 4・テレマークスキー日記
この日は、鍋倉山に登る予定だけれど、直登せずに、関田峠まで登り、そこから尾根伝いに鍋倉山を目指そうという計画であった。
参加者は14人と、橋谷先生と息子のみずき君。
関田峠は、あたりはブナのとてもよい森が広がっている、晴れたら日本海も見えるすばらしい景観の峠ということだった。

ホテルの車で上り口まで送ってもらう。すでに、板にはシールを貼っている。
その日は、行きはひたすら登り。アップダウンを繰り返す前日とは違うので、シールが必要なのだった。

林道を歩いていく。



途中ショートカットをすると、シールの威力がわかる。
雪原全体が茶色っぽいのは、黄砂の影響だとのこと。




どんどん進む。もう気候は春。暑いので、上着をぬいでも、大汗をかく。




だんだんと急な山道になる。



ようやく関田峠に着いたが、もう12:30。その日は、5時30の列車で東京に帰らなくてはならないので、鍋倉山頂上は無理だというのがわかる。
鍋倉山は、そこからまだ1時間半もかかるのだ。残念!
鍋倉山の近くには、樹齢600年の森太郎、森姫というブナの木があるというので、それを見るのを楽しみにしていたのに。
まあ、でも、それを見に、また野沢温泉ツアーに参加しよう。
峠で、写真を撮ってもらう。今回のツアーは、もう暑いので、スキーウェアではなく山の格好。



峠で、みんなで昼ご飯を食べる。1人でブナの森で食べる人もいたり、山を見て食べる人がいたり、いろいろ。



その後、ブナの森を散歩。残念ながら、曇り空で、日本海は見えなかった。


後はひたすら下る。帰りに、きのうスキーで走破した山の連なりが見えた。(写真トップ)
長い! 一番右山頂が毛無山で、ずっと左に尾根を滑り、最後の集落は写真からはみ出した所にある。

そうして、楽しかった2日間は終わった。
私の今シーズン最後のテレマークツアーも終了。

1日目:毛無山~尾根伝いに七ヶ巻村
 


ツアー1日目:毛無山~尾根伝いに七ヶ巻村

2006-04-25 12:06:36 | 4・テレマークスキー日記
長い1日だった。けれど、バックカントリーの良さを満喫。

9時に宿を出ると、野沢温泉スキー場の頂上、毛無山までゴンドラとリフトを乗り継いで行く。
その日は、最終的に1300mスキーで下ることになるが、登りはそのゴンドラで一気に行くので、ラクチン。
前日、こんな時期でも山頂付近、20cmの雪が降ったということだった。そこで、その新雪を楽しもうということで、2日目の鍋倉山と日程の変更をした。



頂上からバックカントリーエリアに入る。スキー場から出る時は、一般人が間違って付いて行かないように、前の人の後について、一本のシュプールしか残さないようにするとのこと、との注意を受ける。



少し行くと、すばらしいブナの森。始めにみずき君が滑って、ようすを見る。(写真トップ)
その後、残り17人が間隔をあけて、滑って行く。
場所を変えて、2本滑った。

その後は、ゲレンデ内オフピステを滑ったり、ゲレンデの外を平行に滑ったりして、下って行く。
途中、道路標識の所を横切る。標識がやけに低いところにあるが、このあたりの雪はまだ深い証拠。写真は橋谷さん。



上の原ゲレンデ近くで昼食。もう2時になっていた。雪でテーブルを切って、みんなで囲む。ほんとうに遠足気分。



さて、昼食後いよいよバックカントリーエリアに向かう。



そこからは長くアップダウンが続くということで、ステップカットのない人はシールをつける。
もう疲れたという、5人は林道コースを宿へと下って行った。
登りが始まった。ステップカットの板は、ほんとうに滑らなくていい。




こんな斜面を下ったり、また登ったりして進んで行く。快適な尾根歩き。



途中、木の値のまわりだけ、雪がとけて穴になっているところで、ころんで、頭を下にしてすっぽりはまってしまった人がいた。板をつけているので、身動きできず、1人で滑っていたら、こんなところでも死んでしまうなあと思う。

ようやく、七ヶ巻の集落が見えてきた。



標高差1300mを下り切ったのは、5:30。
後には、温泉と生ビールが待っていた。

2日目:田茂木池~関田峠往復

野沢温泉スキー場・バックカントリースキーツアー

2006-04-24 18:24:14 | 4・テレマークスキー日記
去年テレマークスキーを始める時に、ブッチ~さんのホームページを見て、「大人の遠足」にあこがれた。
橋谷さんは、それを「山旅」と呼んでいたが、昨日、一昨日の、木風舎のツアーは、まさに「大人の遠足」。

1日目はスキーを履いて一日かけて、尾根を登ったりおりたり、長い距離をハイキングした。
2日目は、スキーにシールをつけて、山登り。帰りは、ひたすら滑り降りる。

参加者は全部で、16人。それに、インストラクターの橋谷さんと、サポートが息子さんのみずき君。
こんなに大勢のツアーは、初めて。年齢も、レベルもまちまち。
でも、ほんとうに、最高に楽しい遠足だった。

板はレンタルしたが、カービングのステップカット。
こんなのがあるのを初めて知った。木風舎独自で、特注しているものだという。
ステップカットがはいっているので、ゆるい登りは、シールなしでもOK。
滑りも、とてもよく、ふつうのカービングと変わりない。



おいおいツアーのようすをアップします。

1日目:毛無山~尾根伝いに七ヶ巻村
 
2日目:田茂木池~関田峠往復

野沢温泉にバックカントリースキーにいってきます!

2006-04-21 07:23:45 | 4・テレマークスキー日記
今夕から木風舎のツアーで、野沢温泉にいってくる。
滑るのは、4月22日(土)と23日(日)の2日間。

おそらく今シーズン最後のテレマークスキー。
今回は太板のステップカット(板の裏にうろこ状の出っ張りがあるもの)の板を借りて滑る。
まほろばで細板ステップカットでは、全く滑れなかったので、どうなるかなあと思う。が、そのコースは「山旅」という言葉にふさわしく、アップダウンを繰り返しながら進んでいくそうである。そうすると、いちいちシールを貼っては、はがしを繰り返すというのは大変なので、ステップカットの方がいいということである。
はたして、すいすいと滑って行けるか?!

当初は、「野沢温泉~カヤノ平」ということであったが、事情が変わってちがうルートになりそうである。

一日は、

「鍋倉山の北東に、関田峠という信州・越後県境の峠があり、晴れていれば日本海も見える。
この峠のそばに茶屋池という池があり、周囲は素晴らしいブナに囲まれている。」

というあたり。もう一日は、

「野沢温泉・毛無山の裏側のブナの森や巣場ノ沢を滑って楽しんでから、予定には書いていなかった、スキー場途中の灯籠木峠から千曲川沿いの七ケ巻の集落まで、滑って降りる。
なだらかな疎林の快適な尾根で、毛無山山頂から七ケ巻まで標高差1300m(うちバックカントリーの部分は半分)。一山滑ってスキーで旅した、という実感が持てる。」 


ところらしい。

連句の集まり

2006-04-20 07:19:11 | 7・連句・俳句・短歌
4月20日。久しぶりに連句の集まりがあった。

しばらく前に、せっかち歌仙その14「春立つ日の巻」エマノン歌仙・その7「時雨の巻」が巻き終わったので、その反省会と、新しいエマノン歌仙のスタートをかねて集まった。

集まったのは、6人。
この間のエマノン歌仙の途中から、多摩のO脚が加わり、今回初めて会合に参加。
といっても、その昔「居酒屋歌仙」を巻いていた頃、多摩のO脚は、その居酒屋の常連で、私よりも先に、連句に参加していたこともある人である。



次の歌仙は、9人で巻く。
エマノン(emanon)の由来は、後ろから読むとnoname。年齢も仕事も本名も関係なく、そういったことは離れて、同じ地平に立って、連句を楽しみましょう。ということだったか? 少艶氏が命名した。

発句は少艶氏。

発句 酒美し(うまし)焼筍に舌転ぶ(まろぶ)


ということで、エマノン歌仙・その8「焼筍の巻」がスタートした。せっかち歌仙とちがって、エマノン歌仙は、ゆるりと巻いていく。楽しみながら、巻きましょう。
そのうち、またせっかち歌仙もスタートさせる予定。

連句の部屋