紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

2013年大晦日

2013-12-31 22:06:30 | 20・日々のできごと
今年もとうとう最終日を迎えた。
今年は、私にとって、いろいろなことがあった年だった。
年明けから、母がいつ亡くなってもおかしくないような容体だったので、頭の中はそのことでいっぱいで、どんな新年だったか思い出せないほどだ。
続いて親しかった叔父が亡くなったり、義父が亡くなったり、大切な人がつぎつぎに他界した。
冬の寒さを感じないほど、心も沈み、あわただしい日々が続いた。

そして、春の訪れとともに、娘が再就職したので、孫の心○のめんどうをみるために、慣らし保育の間、広島にいっていた。
これも、まためったにできない体験で、ほんとうに楽しい時間だった。
心○と密に過ごした時間は、娘の再就職が、私にくれたプレゼント。







その後も、具合が悪くなるたびに、1週間ほど何回かいったが、おかげで、この年齢の子どもというのは、どんどん言葉も体験も吸収していくのが肌で感じられた。
あらから8ヶ月が過ぎ、娘も心○も、それぞれの環境に慣れて、楽しくやっているのは、なによりだと思う。

秋には、2年ぶりに本も出してもらえたし、仕事ももう少し続けられそうな見通しも立った。
仕事も趣味も、燃えてやり続けられたら、それ以上の幸せはないなあと思う。

最後に、今年も、当ブログに起こし頂き、ほんとうにありがとうございました。
コメントを頂いた方にも感謝します。また来年もよろしくお願いします。
では、みなさま、よいお年をお迎えください。

高尾山

2013-12-29 17:03:34 | 3・山の日記

昨日は、友人のKさん宅にしばらく滞在しているフランス人の女の子たちが、高尾山に行きたいとのことで、ご一緒させてもらうことにした。
ほかに、ひろみさんと、K山さん。全員今年の秋にストラスブールで行われた日本とフランスの交流イベントに行ってきた人たち。
アコーディオンや、なにやらを披露してきた。

フランス人の姉妹のうち、1人はとても日本語が上手だった。N2のレベルとのことだ。


9:00 ひろみさん、K山さんと高尾山口で待ち合わせる。

みんなふつうの洋服なので、ケーブルで上ることにする。

上に着くと、薬王院までの道など、フランス人の子たちは初めてなので、好奇心一杯で、いつもならすいすい行き過ぎるところを、ゆっくりと進む。




この日はすごく寒かったが、そのおかげで、空気がクリアで遠くまではっきり見える。都心方面。




江ノ島あたりの海が、金色に光って見えた。こんなに海が近くに見えたのは初めて。




富士山も山ひだがはっきり見えるほど。




高尾山山頂。




帰りはイタリアンに行く予定が、すでにお店は休みに入っていたので、おそば屋さんに寄った。

クリスマスの約束・つづき

2013-12-27 15:23:23 | 13・本・映画・演劇・音楽など
昨日は、小田和正さんの「クリスマスの約束」
吉田拓郎のことで終わってしまったが、もう一つ、印象に残ったのが、東北大学混声合唱団の歌。

東北大学は、小田さんの母校だという。
出身大学の総長から、手紙をもらい、まだ元気をとりもどしていない学生たちを元気づけるような歌、学生たちが集った時に、みんなで歌えるような歌がほしい。
と直々に依頼がくる。
それから、1年が過ぎ、ようやく作りあげた「緑の丘」

学生たちも、「クリスマスの約束」コンサートに出演して、その歌を歌った。







「♪ やがてみんな それぞれのめざす場所へ旅立っていった
そしていつか杜の都 仙台は ふるさとになってゆく ♪」

みんないい表情をして歌っていて、音楽の持つ力ってすごいねと思った。
聴いていて、心の中に火が灯るようだった。



クリスマスの約束

2013-12-26 18:03:44 | 13・本・映画・演劇・音楽など
小田和正さんのクリスマスコンサート、「クリスマスの約束・2013」を見た。
といっても、夜遅いのは苦手なので、ビデオに撮って今日見た。
今年で13回目だそうだが、毎年見たり、見なかったり・・。でも、見ると、いいコンサートだなあと思う。

今年はとくに見てよかったと思った。ゲストの一番手が吉田拓郎だったから。
このブログでも何回か書いているけど、大学生時代、吉田拓郎の大ファンだった。
追っかけをしていたほど。
コンサートにも出かけたし、ラジオの収録にもハガキを送って、当てて見に行った。
ラジオ収録はリラックスしていて、すごく楽しい時間だった。

その頃のことで思い出すことがある。
当時吉田拓郎のバックバンドをすることになった「猫」のメンバーの1人とバイト先が一緒だった。
Uさんという。何年も一緒にバイトをしていたが、それはすごい出世だった。カリスマといわれて人気絶頂の吉田拓郎のバックバンドをすることになったのだから。

バイトにも来なくなる最後の頃、Uさんから猫のコンサートに来てと誘われた。
もちろんチケットなどくれたのではなく、誰かれなく知らせて、なんとか席をいっぱいにしようという話しだ。

大学の友だちと見にいった。
そうしたら、チケットのもぎりを、吉田拓郎がやっていた。そんな気さくなところのある人だった。
握手してもいいか聞いたら、笑って「いいよ」というので、握手させてもらった。(嬉)

何年か前に肺がんを患った後、コンサートの途中で倒れたりというニュースを見ることもあって心配していたが、昨日は、元気そうで若々しかった。
久しぶりに歌を聴いて、涙が出ましたね。お客さんの中にも涙ぐんでいる人がいた。
私たち世代のヒーロー、カリスマ、いつまでもカッコよく元気でと願わずにはいられない。

昨日の歌。

















実家で大掃除

2013-12-24 06:53:01 | 18・家族のことなど
22,23日は、夫の実家に行って、大掃除。
メインは、窓ガラスと雨戸、網戸の掃除。

家ではほとんど掃除などしたことがない夫が、張り切って掃除をしている。
今年は、せめて自分の部屋の掃除くらいしてね。といったら、イヤミだねといわれる。




夜は、3人ですき焼きをする。
そして、スケートの全日本選手権に見入った。高橋選手が残念な結果だったが、翌日、オリンピックの代表選手に選ばれた。




そして、昨日は、クリスマスのケーキを買ってきて、3人で食べた。買ったケーキを食べたのは久しぶり。
家に誰かいると、いつも作っていたけど、もうホールのを作っても、食べる人がいない。

帰りに義母と。前日、義母からプレゼントしてもらったダウンのコートを着て。軽くてあたたかくて、とても気に入っている。


MARIKO先生のライブ

2013-12-22 07:37:46 | 携帯・ipadから
つい先日、調布駅東口駅前のサンマローという喫茶店で、娘の保育園時代の先生にばったり出会った。
その時に、土曜日、ライブをやるので、時間があったらぜひ見にきてくださいと、お誘いを受けた。

ちょうど、その直前に電話をもらったKさんと一緒に行ってきた。3:00~5:00まで。

MARIKO先生は、先日出会ったときより、もっと以前に保育指導をしている時のMARIKO先生のまんまであった。

三日月さんの紙芝居や、フルートの演奏、MARIKO先生のダンボサートや仮面舞踊、そらさんのギターと歌、柳さんの笛の演奏などなど、盛りだくさんな内容だった。










折り紙作家の方もいらしていて、二つ折り紙を習った。紅白の鶴は、すごく簡単なのに、正月っぽい感じで教えてもらえてよかった。





ランチとパピちゃん

2013-12-21 09:13:06 | 15・心に残ること
昨日は友だちと西荻のこけしやでランチの約束をしていた。

ここのところ運動不足なので、自転車で行こうと思ったら、朝から冷たい雨が降っている。
家から約4-50分かかるが、バスと電車だと1時間かかる。
でも、雨だしバスに乗って行こう、と家を出ようとした瞬間に太陽がさした。

やっぱり、自転車でということにして、家を出た。
よく考えると、1日天気が悪そうなのだから、もうちょっと雨対策をしていくべきだった。

途中で姉の家に寄った。
いつもは、ピンポーンと鳴らすと、すぐに「わんわんわん、きゃんきゃんきゃん。」と玄関の中からパピの声が聞こえてくるのに、昨日はしーんと静まりかえっている。

そうだった。パピは、12月13日の未明に、しずかに息を引き取ったのだった。
17年の命。最期は姉のお腹の上に顔をのせて、安心しながらあの世に旅立った。
朝姉が目を覚ました時には、もう息をしていなかったそうだ。
(写真はトントンから借りました)




しあわせな姉家での一生だったね。

それから、仏壇に手を合わせ、Y・Tちゃんと約束したこけしやに向かう。




もう一人来るかなと思っていた友人のM・Aちゃんは、ここには書けないが、すばらしい仕事の最中で、来られなかった。
新刊の「岳ちゃんはロボットじゃない」は、Aちゃんのお宅が出てくるのである。
2年前に取材をさせてもらったというか、Aちゃんの家に訪れた後に書いたので、そこが出てくる文章になった。
おかげで、本が書けました。ありがとう。

Tちゃんとは、よく電話でも話しをするので、久しぶりなんだか、ついこの間会ったばかりなんだかわからないが、話し続けているうちに、外はすっかり薄暗い。
そして、雨もまた降っている。Tちゃんから傘まで頂いて帰ってきた。
ありがとう。

五味太郎さんの作品展「絵本の時間」

2013-12-19 16:43:24 | 13・本・映画・演劇・音楽など
調布のたづくりで、25日まで、五味太郎さんの作品展が開かれている。
今日、ちょうど時間があったので、見に行った。




五味太郎さんの絵本「きんぎょがにげた」は、私が心○に最初に買ってあげた絵本。
買った時は、まだ0歳だったが、すごく好きで、2歳になった今もまだ好きで、読んでほしがるらしい。
色使いが鮮やかで、見ているだけで楽しくなってくる絵本だ。




そして、もうずっと以前のことになるが、五味太郎さんの「ようこそ先輩」というテレビ番組を見て、某新聞に原稿用紙3枚くらいの感想を書いたことがある。
その時知ったが、五味さんは、調布市立八雲台小学校の出身で、そこで授業をしていた。


展示室から出てくると、ホールには大きなツリーが飾られていて、ツリーには五味さんの絵があちこちに散りばめられていた。
きんぎょも。


映画「かぐや姫」とメタルアート

2013-12-17 17:00:12 | 13・本・映画・演劇・音楽など
ジブリの映画は、できれば見たいと思っているので、今回も見に行ってきた。
「かぐや姫」 




友人のKさん夫妻と会うのも目的の一つ。
一緒に見て、ランチをしようということになった。

「かぐや姫」はとてもよかった。絵もシンプルで、自然が引き立っていたし、余韻が残る音楽もよかった。
かぐや姫は、私が知っているストーリーより自立した女性として描かれていた。
なぜ月へ帰らなくてはならないのか、など考えると、なかなか奥が深い物語でもある。

帰りに、Y田さんの作品を置いてある「AYAHA」というお店に寄った。
ちょうどその頃、友人のえっちゃん(奥方)が搬入にきているとういうので、しばらくお店の中で作品を見せてもらった。
デジカメを忘れたので、携帯で写したが、あまり写りがよくないのが、残念。







鉄の工芸品というのでしょうか。とてもかわいく、センスがいい。
帰ってきてから、戸倉製作所で検索して、「メタルアート」と呼ぶのがわかった。







おみやげに、本を読む時に、閉じないようにするもの(なんというのかな?)を頂いた。
いつもは、携帯置いたり、デジカメ置いたりしていたので、とっても便利。意外に重いのもいい感じ。




作品を並べるのが終わった後、Kさん二人とえっちゃんと四人でランチをした。
えっちゃんと会うのは、何年ぶりだろう。すごく久しぶりだった。