意志のなかにいる

コメントあるようでしたらお気兼ねなく、記事に関連があるのが望ましいですね。

最後は「往生・島耕作」なんですかね (アニメ感想)

2014-12-06 21:31:56 | アニメの感想2014年 冬








魔弾の王と戦姫 第9話  雷渦と煌炎 △+







減点1






国土が4万の蛮族に蹂躙されようって時に味方同士で何しとんじゃって展開
まあ土壇場だからこそ平和な内はくすぶっていた感情が表にでるってのはある
劣勢がますます劣勢を呼ぶということ、それをおし止めるのは困難で
だからこそ負けられない戦いにあいなるということか
リュドミラ様とのトークはエレオノーラとはまた違った刺激やね
理性と知性のはたらきが強く、それでいて空漠とは縁遠いそれ
足下を見られないように1言1言に注意をはらうのも結構だけど
「交渉術」なんて全くもちいない高度な交渉術もあるんで、むずかしい。
山上に陣取って、傍らには氷の戦姫で、仕掛けは万端といったとこ
あとは出鼻を挫けば他のひよった連中も重い腰を上げてくれるはず、といったとこ。















棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第9話  戦まねく玉座 ○!









「怒濤の展開」とはまさにこのことかと
ラスボスの出産シーンから長口上、そして力の誇示と
こんだけラスボスっぽい人、久しくお目にかかっていないなあ。
今まで積み上げてきたものを全て奪われて、かつその理不尽は計画的
この旅は誰かの手のひらの上でありながら逆説的にそれが分かりにくいぐらい
上質にかつ綿密にくみ上げられていたからこそのこの展開かとおもう
「戦いこそが人間の発達と進歩の原動力なのだ」とな、まことごもっともかと
この旅を愉しませてきたのはまさしく「それ」だしな
ただ「それ」だけじゃあなかったのもまた事実ではある
それに対する充分な答えが主人公の側にあるのかということやね
って次回最終回すか? もう少しだけ尺が欲しいね、切実に
ここで「やらかす」と大変もったいないとおもう。














結城友奈は勇者である 第9話  心の痛みを判る人 ○!











「死なない」んじゃなくて「死ねない」のね、ある種一番非道い
精神の均衡を崩して「お役目」を途中で放棄する人もいるんだろうねえ
とーごーさんが自分で「実験」してるのも冷静に怖い、「不自由」に
なった人間が普段どういうことを考えているのかてのに
ちょっと触れて、精神を斬られたような感触やね。
しばらく「声」が無かった樹ちゃんの声が残酷な真実の暴露とともに
朗朗と響くとても素晴らしく、かつ残酷な演出。
犬吠埼姉が自分の眼のことなど全くものともせず、ただ一途に妹のことを
想い、そして憤怒するのがまあ言葉もありませぬ「そりゃそうだ」としかな
こういう「身も蓋もないもの」を見たかった、いや、見たくなかった。














Fate/stay night [Unlimited Blade Works]
第9話  二人の距離 △+










展開・接近・連続









もう序盤戦は終了して各キャラクターがそれこそ「接近」する1話
士郎と凛、セイバーと士郎(と切嗣)、ニセ神父とワカメそしてイッセーと士郎w
みんな表面上のあいさつは終了してだんだん化けの皮がはがれてくる、と
まあでも面白いことに一番本質が露わになってるのはシロウかもしれんね
凛が見ていたように「戦士としても魔術師としても甘ちゃん」から
土壇場で見せた冷たすぎるぐらいの冷静な判断とかそういうとこ
それは戦士としてはあってもいいけど「甘ちゃん」が好きな人にはどうか
そういう二面性を主人公に持たせられるってのはいいね
一昔前のリアル志向のおはなしみたくさ。




















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関西弁キャラのかませ犬率 (アニメ感想)

2014-12-04 20:29:25 | アニメの感想2014年 冬









SHIROBAKO 第8話 「責めてるんじゃないからね」 △+










猫をめぐる冒険









あれですよね社会人になると学生時分にあった「展望感」ってのが
急に狭まったような気はしますよね、上手くできるできないいずれにしろ
「決まった場所で決まったことをする」という「狭い」かつ
ルーティンな仕事がたいがい要求される。
「猫」を用いて「精神の解放」を巡るということは
ちょうどアニメーションだと「本筋とは関係ないカット」のように
世界を立体的に深めるような効果があるのかもしれないねえ
真面目な人がそういうことを知らずに思い詰めちゃうってのはある話だ
そのあたりを救ってくれる同僚や仲間がいるのが「救い」ではある
ちょっとしたことだけど、そのちょっとしたことの大切さを描くのが
とてもおよろしいとおもいます
あああと、ストレス解消には料理もよいね、結果がストレートにでるし
人にふるまえば喜んでくれるかもしれない、当作品もきっちり
食べて、飲んでいる、そういう「精神の健康さ」がある















ガールフレンド(仮) 第8話  クリームソーダの向こう △(+)










スポーツものとかで「失敗」と「成功」を巡る心理劇ってのは
ある種人間の極まった精神状態を描くってことで、何にしろ興味深いものだけど
いくら何でも「クリームソーダ」とかもろもろと「同価」ってことはないですよねえw
馬鹿にしているのではなくてキャラクターがある「行動」をとることによって
泣いたり笑ったり落ち込んだり成長したりするのを徹底的に阻止したいという
ことなのかもしれないね、だからこそ県大会の「結果」とか提示しないのだろうかと。
これは「メインヒロインが50人」とかのようにキャラクターを縦に「掘らない」
方向性のプロデュースで見受けられるやり方で、最低限の物語性と
横に広い表面を徹底的になでていくっていうそういう方針
そういうふうに画面を次々と横にスライドしていくように女の娘を
とっかえひっかえする、っていうメソッドを忠実にトレースしているアニメなんかもな。














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第9話  呉の闘犬 △+










レース中に「お前のエネルギー源を分けてくんろ」とか言う奴があるか、という話
ただ、そういう「格好悪いふられ方」も「スポーツもの」なら説得力をもって
成立するのがよいね、そしてそれに伴う「逆恨み」もだ
ギミックだけでなくてそれが成立する程度の「実力」も有しているのが
広島の人らにもあることを提示した今回のおはなしってとこだ
ただまあ、先頭に追いつこうっていう状況で箱根の闘犬と噛み合いになるような程度で
この先の「先頭」を走っている連中と五分にやりあうことができるのか、不安ではある
待宮役の関智一さんの「かませ犬」っぽい演技に文句はないのだけどまだおとなしいかもな
「広島弁」ってもうちょうい「下品」ってイメージがあるw
広島の人等にはまことにもうしわけないのだけどさ。














異能バトルは日常系のなかで 第9話  布告 ガールズアプローチ △+










あれですよね件の「異能バトル」を経て(アンドー達は直接参加した訳ではないが)
進捗があったのが「ラヴコメ成分」ってところがまあ当作品らしいかと
TRIGGER製作だと「女子トイレ」っていう「聖域」に踏み込んでくるなあ
なんか「踏み込む」ってことにこだわりがある製作ですよね
「ヒロイン全員が好意がある」っていうなんかアレな状態を
「異能」によってではなく手堅い「日常」の中で導いてきたが故の
息の詰まるような空気がみどころかと、「異能」っていうのをエサに
ラブコメのうまみを持ってくる手法は「中二病でも~」にせまる手腕かとおもう。













天体のメソッド 第9話  さよならの意味 △+








あれですね子ども時分における「自分と友達の友達」の関係性のような
ある種「恋愛における3角関係」よりももっと純粋な人間の関係性がある。
この場合は別に「みんな仲良し」でいいのだけれど「円盤」っちゅう特殊な事情が
それに待ったをかけている、というファンタジーなのね
ノエルっちゅう「中心」によって離れていた環がもうちょっとで修復しようと
していた所でそれが消えてしまうかもしれないという
ちょうどこの澄んだ物語との別れのきざはしと立ち会っているという場面
それは「キャラクター」をゴリゴリに押している話とはまるで別の触感の
物語を丁寧に描くことによって紡がれる綺麗な心の流れ、といったところだ













ガンダムビルドファイターズトライ 第9話  決戦のソロモン △++








あれですねこんだけ分離・可変・変形ばっかりだとまあ戦術としては
有効だし、見栄えもするんでしょうけど「ああまずは様子見ね」っていう
なんちゅうか「ワンパンで負ける」的なリアル感を損なうってのはあるなあ
ただまあ10分程度のバトルをこれだけ盛り上げて密度を濃く戦闘ができる
ってのは驚くべき手腕ではありますわな、先の「しらけギミック」を吹き飛ばす強さだ
あと、キャラクターを「なじませる」のがもの凄くうまいね
ぽっと出のスガさんとかあっという間にずっといるかのようなフィット感
勿論「ガンダム」のオマージュとしての資本もあるのだけど
今回のギャン娘のように自分は涙をぬぐって速やかに仲間を慰めてやれるとか
そういうキャラクターの教科書的な動かし方が速やかに行われるうまさがある
優等生に解答を求めてキチンと答えをだされるような感触。















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諸行無常(喰われながら) アニメ感想

2014-11-30 19:34:08 | アニメの感想2014年 冬









ヤマノススメ セカンドシーズン 第20話  ここなの飯能大冒険 ○











天使が妖精に会いに行った、それだけのはなしw
しかしまあアレだねえ、他のおはなしが必死に帳尻を合わそうと
ハナシを急いで消化している折り返し地点でのんびりと「地元紹介」を
やっている余裕、しかもそれの質の高さと間のうまさときたらないな。
「風呂」とかあんましいやらしい気分がないのが特筆してもよい
天使の1日を観察していたらたまたまそれがあった、という印象
あおいが出だしと終わりで「愛情」についてレクチュアしていて
ここなでそれが実践されるというきまりのよさがすばらしいね
甘たるくなく、でも確実に幸福が訪れる、そういう味だ。













俺、ツインテールになります。 第8話  慧理那、はじめての… △(+)









真面目な娘をえっちぃハナシでからかうとは、わるいやつだ、でも楽しいw
あれですよね「性知識」って人によってマチマチで、進んでいるのもいれば
全然って人もいて、その差が面白いっちゃ面白いね
漫画とかアニメで何のことか分からないアダルト用語が後になって
「ああ、こういう意味だったのか」って気づくことがある
「マスラオのマスせんば若き命がほとばしる」とかなw
総二と慧理那ママが相変わらずワケのわからん会話を熱弁していて、アホかとおもうw
あと、各種怪人の萌えトークも中の人の熱演もあいまって、すごいとおもう。でも、アホだww
でもまあ自分の癖についてアツく人に語るのって、楽しいですよね、理解はされんだろうけど。













甘城ブリリアントパーク 第9話  チームワークが生まれない! △+










「新入社員の為のレクリエーション」ってかんじだわな
夢を売る商売なのに意外と福利厚生がしっかりしている。
ちゅうか「4精霊」とかゴリゴリに押しだしたいキャラなのに
ここまで出番がほとんど無かったのが不思議なぐらいだよね
ハチャメチャな展開にしたかったのなら例の不良妖精3匹+可児江くんで
良かったと思うので、ここで出番を譲ったような印象。
最後の「自分を犠牲にすれば皆が助かる」という福本伸行的ゲームが
なかなか教訓深いかと、でもいっぱしの社会人ならこういう「公共性」
がどういう意味を持つのか、知っていてよいとおもう
こういうのこそ学校で教えるべきことなんだけどね、やらないんだ。















結城友奈は勇者である 第8話  神の祝福 △++










「ブラック企業のアフターケア」ってかんじだわな
ちゅうかハナシの流れがなんとなしに「お国の為に戦う兵隊」の
ハナシにシフトしているのがおそろしくおもう。
ボク達が一番愉しんでいる「いっぱい女の娘がでるおはなし」で
そういう所に踏み込んでいくというのが表現者の矜恃というところかねえ
「先輩勇者」として後輩に向けて訥々と花澤さんが語るのを拝聴するだけで
おそるべき印象の1話になるという、そういう状況だ
ただ、それは「それがやりたいから」という為に急にやりだしたのではなく
準備万端世界観を構築した上でっていう「冷静な恐ろしさ」がある
熱い勇者をくじくモノはKOOLなのだ。















棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE 第8話  闘争の鐘 △+










あれですねハナシをうまくまとめる為に主要キャラをひとところに集めて
「格闘大会」で解決するとか、ちょっと昔の少年漫画的な展開ではある
このしっかりしたファンタジーでそれで解決するのはちと勿体ない気もする
「黒いチャイカ」とか、そういう「ハナシの都合」の為にあつらえられたような印象で
それはそれで「操り人形」ともいえなくもないね。
「収集」したモノってのは物語上はほぼ間違いなく「奪われる」ね
なぜならただのインキのしみである仮構のお話において金銀財宝はただの糞で
その場で得られる感覚・経験・そして人間の絆にこそ価値があるという
基本的な顚倒があるからなのね、少なくとも当話はその滋養がたっぷりあったかと
そういう情が通った主人公達がシビュラなんかに負けてたまるか、とおもう
おっと、それは違うハナシかw














デンキ街の本屋さん 第9話 
Koijanaino/やあ、調子はどうだい/雪の降る夜 △(+)










いつも紅っぽいひおたんが風邪でいよいよ林檎のように赤い
うつつでぼーっと見るカントクの姿がいよいよ恋するもののそれのよう。
おかゆを作ってもらって帰ったあとの寂しさが的確
オンボロアパートって設定がよいね、じゃなきゃドアが蹴破れなかった。
あと、小さい店舗だと病気とかで急に欠員が出るとそれを埋めようと
別の人が無理をしてその人も倒れてにっちもさっちもいかなくなることがあるね
そしてそういう時にようやくどんだけ頼っていたのかが分かるってとこがある。













蟲師 続章 第17話  水碧む △++










碧(みどり)じゃなくて碧(あおい)と読むこが多くなった今日このごろ










「蟲」が「ありとあらゆるところにいる」って都合上
「水」との繋がりは深いわけで、それに併せて当作品も
それにまつわるハナシは多い、今回はもうそれそのものと言ってもよいぐらい。
水は人に恵をあたえてくれるけど、何かを奪うこともまた多い
そういうある種懐かしい「自然と人間の関係」が物語として編み込まれると
日本人としてはそう、何となく「諦め」みたいな何かとして受け入れざるをえない
って感傷を生む、というかそうでもなければ「子を失う母の悲しみ」なんて
納得がいくものではないのだろうね、だからいろいろなモノを失うことを
「流す」と多くの場合で言うのだろう。そういう「水まわり」を描くことに関して
当作品が卓越しているのは言うまでもない、「闇」と「光」と「水」と
そして「生命」を描くことに卓越しているおはなし―
それ以上の評価ってあるのだろうか。












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代表は小学4年生 (アニメ感想)

2014-11-26 22:28:06 | アニメの感想2014年 冬








失われた未来を求めて 第8話  すれ違う流星 △(+)










私は失敗した









さて、まずは「1人増えて積極的に行動しないとどうなるか」
ってことの「解答」って印象ですよね
圧倒的質量によって引き裂かれる運命には抗えなかったという
まあ、ここまでゆいが一人増えただけであとは
「文化祭に向けての何気ない学園生活」を衒い無く続けてきた印象だからね
アニメーションとしては「1周目に毛が生えた2周目」というのを提示したようなとこ
まあ、だからと言って当事者が怠慢だったと責めたいワケではない
おそらく激しく抗ってみたところで「運命」には変わりはなかったと思うのね、なんとなく
ゆっくりと、静に、でも確実に「残酷な運命」が忍び寄るというのが
他の泣きわめいて「運命」に抗う「ループもの」と当作品との差異だとおもう
まあ、それで優劣が決まるわけではもちろんなく
「ドラスティック」にではなく、それでいて確実に「何か」を変えなければならない
というのが人間関係のような難しさだと思う、それにはどうするか
ヒントは多分「保留された答え」にあるのだと思う
応えるにしろ「他に好きな人ができた」って言うにしろ「停滞」を
越えなくてはならないんだろうね、そのあたりの課程をもうちょっと
このぬるま湯につかりながら愉しみたいのだけど、1クールでカタをつけようとすると
このペースが乱れそうで、ちょっと嫌ではある。
















繰繰れ!コックリさん 第8話  コックリさんの湯けむり秘湯めぐり! ○










男なんて単にY染色体があるだけだー









「女体化ネタ」とか結構ベタだからむしろ逆によいかもねえ
狐狸妖怪なんだからその辺も融通が利くのだからな
家事全般が効いてしかも男好きがするカラダなんだからそりゃ
男共が言い寄ってくるのは無理からぬところだ、というかウチの嫁に来てくれw
信楽さんがコックリさん(女)を墜とそうと手練手管を行使するのが見物
「旅先」っていう「日常」からちょいと逸脱したロケーションがまずはよい
オトコが見せる定番の魅力にコックリさん(女)がくらっとするのがリアル
タヌキが駄目人間だってことはコックリさんとて百も承知なんだろうけどね
でも惹かれてしまうってのが「女の性(さが)」って感じで、深い
と、ここまでやっておいてオチで鮮やかにひっくり返すのがすばらしい
真夜中なのに床を叩いて笑ってしまったw
なんだろうね真剣なんだか巫山戯ているのかがよく分からなくて
そこでコロッと騙されるのよね、「電波」に関わってしまったような
そういう視聴している側をも振り回す、そういう作品だ、でも楽しい。















グリザイアの果実 第8話  セカイ樹の種I △+










「7000万円でパパになって下さい!」とか金額が生々しくてよいねw
「退役軍人と突然出来た娘」とかアメリカのヒューマンドラマみたいな設定だ
というか当作品は「ニポン的人現関係のドロドロさ」を突破する為に
「暴力」を主人公の冷珍感に持たせているのよね。
剣呑なハナシではあるのだけど、この飛ばし飛ばしなおはなしでは
これぐらいの設定でないとマトモに説得力を有したハナシができないってのはあるかもしれない。
「R18」の「アニメーション化」って行為が
単に本番行為を抜いただけではなくて言葉そのままに
「18歳以下には有害かもしれないおはなし」ってのを提示しているのが
きょうび却って珍しいかもしれない、そしておそらく
「暴力」によって解決するおはなしはあの冷珍感自身にもより強大な
「暴力」がいずれ降りかかってくることを意味していよう。














トリニティセブン 第8話  魔道勉強(スタディ)と安息日(ホリデイ) △+










あいかわらずの「僕がエロスさ!」って感じのおはなしだけど
取り立てて目的もなくこれぐらいねっとりとエロばなしをするのが
しっぽり、もといしっくりくるw
あれですよね、徹底的に「普通の授業」ってのをやりたくないみたいなのね
「俺も美人の教師に個人レッスンしてもらえば成績が良くなるんだ!」っていう
ドゆとり落ちこぼれの人向けの夢の園みたいなそんな環境すよね、ここ
「学園」でありながら「退屈さ」が全く無いというそういうユニバース。
まあでも今回のお話で一番の見所はリリス先生が自分の魔導の性質を聞かれて
「し、色欲・・・」って答えるとこですね、やっぱり
原由実さんはグーですね、実にグーです。ちょっと面白いのはイメージ的に
こういう役は最近、ミラ役の日笠さんが一手に引き受けていたとこで
ほとんど差異が無い複数の中の人がある偏った趣向のおはなしによって
ひとところに存在しているって状況が発生している、ってのがある
そのあたり、声豚にはなかなか面白い状況だったりするわけで
まあ一般人には何の興味もないおはなしだがなw



















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CMでのチャイカ(白)のはっちゃけぶり (アニメ感想)

2014-11-23 21:32:35 | アニメの感想2014年 冬










天体のメソッド 第7話  私のなくしたもの △+









ゆっくりでも、不格好でも、失った何かを取り戻そうと
決意する、そういう1話。別名「復活フラグ」
決意を表明するのには配偶者とか、祖父母とか自分のしていることとは直に
利害関係が無くて、それでいて縁が深い人達がよいのだけど
故人の墓で行うのもまことに具合がいい、この場合は「なくしたもの」と
直に結びつくので必然ルートともいえよう、乃々香の母ちゃん(花織)さんを
通して子供の頃にみんな知り合いになったみたいだしね。
汐音も墓参りに来ていたのに彼女は別ルートってのが現状をよく表してる
思いは一緒なのに違う道を歩んでいる、というところが寂しくて
そしてその寂しさを味わうのにも墓参りがよいのである
それだけでも充分だけどノエルとキリゴン手術が
この場をちょっと救っているのが優しいとおもう。














ガンダムビルドファイターズトライ
第7話  素組みのシモン △++










「情に訴えかけて敵をゆさぶる」とかけっこう好きです
「勝つためなら何でもする」って感じで、意外とこういうのに弱い人もいるわけで
ただ、それもあくまで「本番で有利に試合を運ぶため」って前提があってのことで
じゃなきゃトーナメントの途中なんだから延々と土下座し続けるハメになっちまう
あと「1対1」って状況を作り出す為に今まで説明が無かった
「押し出し」っちゅうルールを「悪用」したのもなんか気に入らん
「1対1」は「燃える」シュチュエーションだけどその前提がなあ
「弱者」が「自分は弱者だから悪いことをしてもいい」って為す悪事ってのは
強者の横暴とはまた違った酷さがあるとおもうのだけどね






と、いうのに目を瞑ればまあ「G」の遺伝子を受け継いだ当作品お得意の
格闘戦の独壇場だからね、充分にあったまる展開のバトルだったかと
こういう後味の悪さと良さが同居した奇妙な1話
あ、あと「水チーム」が出オチで瞬殺されててたのは面白かったw














魔弾の王と戦姫 第7話  守るために △(+)










あれやな「弓兵」ってのに着目したのはいいけど
「1対1」における「なんかで防いで肉薄すればいいじゃん」っちゅう攻防だと
そういう「英雄的」状況において何らかの手段で弓兵が対抗措置をとらないといかんわけで
そこを「祝福を受けた武器防具」っていうファンタジー要素が救っているわけね
「単純な兵力差」「単純な物理」っちゅう弱者にはどうしようもない暴威を
「神の恩寵」が救っているかたち。ただそれは「ガチな戦場もの」っていう
要素を素抜きにしてしまう諸刃の剣で、そこを割り切ってやってたのが
「DOG DAYS」って作品だったかとおもう
当作品はまだその「なんちゃって戦場もの」と「ガチ戦場モノ」の境界線を
ふらふらしていて、そして多分それはこのアニメ中では解決しない問題かとおもわれる
その態度はハーレムで女の娘のあいだをふらふらしている男主人公とも重なる。
「アルジェヴォルン」ぐらい狡猾できな臭いと「リアル」って言っていいのかもしれないけど
そうすると今度は流行らないだろうなあ、ってのがある
そういう「商業」と「芸術」のはさまってのがアニメにおける重要な要素のひとつなのかな
と個人的にはおもってます。















クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 第7話  サリアの憂鬱 △+











一狩り行こうぜ!










最初にずいぶんズンドコに叩き落としたせいか
主人公ともどもすっかり作風がじべたに墜ちた感じだw
こういう「戦闘」っていう端的な「物理行為」を通して
ダークな展開とか下品な展開にもっていくのがサンライズのお家芸やね
「隊長日誌」ってのをいちいち律儀にとっているのでサリアの性格が分かるし
「記録」の無表情さと現実のハチャメチャさのギャップが笑いをさそうしかけ
そう、「死亡者0」って内は人は笑っていられるのね
言うこと聞かない隊員がいても、コスプレ趣味がバレてもだ。
ところがやっぱり「死」ってのを境に「世界観」は一変するわけで
ことに「死」から隔離されている現代人にはなおのこと不慣れな分野で
そういうのを補おうとしてフィクションでは「死」が描かれているってのが
あるのかもしれない。どうでもいいけど「死」って字をあんまし書いていると
気分がおかしくなってくるのだよね、そういうもの。














Fate/stay night [ubw] 第7話  死闘の報酬(こたえ) ○










ここに限ったことじゃないけどアーチャーさんの英雄ぶりの凄まじさには惚れる
槍兵と白兵戦ができて、バーサーカーには一矢報いる、今回のキャスター戦に至っては
有利にことを運んでいるように見えるぐらいだ、ホント何ものなんだ(すっとぼけ)
そういう万夫不当ぶりが「2周目」のような強さにも見え
そしてそれに応じた敵と映像が配されてる凄まじさがある。
セイバーとアサシン(佐々木小次郎)の戦いも見事なものだよね「殺陣!」って感じで
この領分ならサムライに分があるよな、バーサーカーのように圧倒的な戦力や
初見殺しのような宝具・能力がない限りセイバーさんを打倒するには
「斬り合いで勝つ」しかないわけで、そういう意味ではアサシンはまさしく
セイバーを斃(ころ)すのに特化した英雄といえんくもない
これで「まがいもの」とかご謙遜ですわなあ、そのあたりの韜晦を三木真一郎さんが
見事に演じていて、流石。























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絶対に殺すなよ、絶対だぞ! (アニメ感想)

2014-11-18 21:34:52 | アニメの感想2014年 冬










蟲師 続章 第15話  光の緒 △++









どうでもいいけどこのおはなし、喧嘩になるとよく馬乗りになっているなw
まあ何となく動物的本能がはたらいてそうしたくなりますよねえ
「継ぎ目の無い衣」とかとても気になるアイテムですよね
前回のテレパシー話の時もそうだったけど、蟲を通して目には見えぬ
人の繋がり、生命の繋がりが、そう、なんとなく薄い衣のようにあるって印象。
しかしまあ「続章」になっていよいよ人の情が深いというか
あれだよね「極だったキャラクター性」ってのを徹底的に排除することによって
物語・言行・世界観にいよいよ惹き込まれるというか、そういうのがある
「光る衣」のおはなしだけど、きっと母親にとって自分の赤ちゃんってのは
ピカピカ光って見えるものなんだろうなあ。














失われた未来を求めて 第7話  239万光年の想い △(+)








菓子とプラネタリウム








あんましタイムリープものらしくガツガツしてないのがまあ
奥ゆかしいともいえるし、退屈ともいえる
本来あるべきではない場所でおそらくは時を隔てて同一人物が
同じように星を語る、「時を隔てて繋がっているもの」についてそうしている、と。
女の娘に自分が好きなモノのことを語ったり、男共がエロ本を取り合ったり
ひょっとしたら現実にもあるかもしれない「素敵で平凡なおもいで」で
ハナシが進んでいっているね、それは「アニメ・ゲームだから~しなければならない」
っていう強迫観念に対する作中内の若人からのモラトリアム的な抵抗なんかもね
まあこれも力むと上手くいかなくなるから難しいけど
当作品はそういう「リアルの残酷さ」から逃れている学生時分のゆりかご加減的気分を
描けているとおもう、まあゆりかごだから眠くなるのだけどw














SHIROBAKO 第6話  イデポン宮森 発動篇 ○








きましたね、多くの子供達にトラウマを与えた問題作
ああ、あくまで「イデポン」のはなしですよ「イデポン」のw
なんか作中で「コスモスに~」っぽいBGMのとこがあったけどw
「爆発シーン」を巡って原画と3Dでいったりきたりがまあ「製作自体を描く」
ってことのまさしく真柱って感じで、それだけでもアニメ好きなら視聴しとけってとこ
「子供だまし」だった表現技術が今やそれを侮っていた側を脅かすという
実によくある「世代交代」を現に視ているようで、リアルっすね
そしてその対立が結局は自分達の仕事、「アニメ」で解決をみるという
据わりの良さが見事ですね、これも「イデの意思」なんすかねw
ああ、あとこの事態もタローが「発端」になってるのよねえ。ホント、アイツはり倒したいw
そしてそれを通してみゃーもりが成長する、と
そのあたりの「苦労」の扱い方のうまさは流石P.A














弱虫ペダル GRANDE ROAD 第7話  迫る、集団 △+










「1対100」的な状態だともう不利もへったくれもないね
そういう開き直りになる。よくスポーツものだと主人公とその
ライバル以外は有象無象になるっていう状態になるけど
そういうのを逆手にとりながら面白いことをやってる
でもまあ実際のレースだとどうなんでしょうね
ある程度の集団はマラソンとかでもできるけど
「全員なら先頭に追いつけるじゃん!」ってなるのかね
まあそういうアホな思考実験を誘うぐらいには面白い展開やね
前半戦の先頭を巡るしのぎの削りあいは相変わらず燃えるし
そう考えるとリアルなとこは先頭で走っているとこに任せて
マンガ的な面白さは後ろの小野田君に任せるっていう「役割分担」が
あるのかもな、この作品。そしてそれらがとりまとまることにより
終盤のあの滾りが生まれるんだろう。













異能バトルは日常系のなかで
第7話  覚醒 ジャガーノートオン △++










幼なじみが何を言っているのか分からない件









嫉妬大爆発の1話、こういうのはここまでの「蓄積」がモノをいうので
頭が良くて性格が悪い人でないとできない展開w
当作品も仕込み充分だったかと、その上
「こういうのが理解できない」的な中の人じゃあ早見沙織さんの右にでる人がいようか。
そう、普通なら関わらなければよいだけのハナシだ
そこに「好きな人のことは理解したい」っていうのがあってややこしくなる
「好きなところ」の中に「中二病」があれば灯代のように面倒がないけど
おうおうにして「ワケわからん」ってことはあるわけで
そういう一幕をかなり迫真に描けていたかと
あとスマホの使い方っすよね、あれって今この場にいるわたしという女性を
差し置いて別の女と話してるってことですから、業腹ですよねえ
そんな感じで結構正統的なラブコメを「中二病」っていう「オトコノコ的あり方」に
託してまっとうな人間関係のハナシを作り上げている当作品。

















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察しがいい男って・・・嫌いよ (アニメ感想)

2014-11-15 21:30:21 | アニメの感想2014年 冬










グリザイアの果実 第6話  レーゾン・デートル △(+)









ADVゲームで女の娘が自分の過去話をしだすとこってのは
そのシナリオライターが魂をかけるところですね
普段は「テンプレ」の学園生活なりハーレムな生活が助けてくれるけど
ここはモロに「シナリオ」の手腕が問われるわけでしかも作品のデキと評価そのものに
大きく作用するという、まあ自分ならあんましやりたくない領分すw
「家庭の問題」を「学校」なり「恋人」が救ってくれるとかまずないよね
どちらかがどちらかを思い切って捨ててしまうしかこの狭い国では解決がない気がする
今回は大騒ぎにはなったけれどもそれしたまでにすぎない、とも言える。
主人公の冷珍感が「なんか傭兵っぽいシゴト」ってことを生かしているのが
物語の都合上正しい態度かな、そしてそういう「なまぐさい部分」が
「エロゲー」原作であることの主張、あるいはレーゾン・デートル(存在意義)なんかもしれない。
でもこの入れ替わり、バレたらどうすんだw













トリニティセブン 第6話  悪の魔道士(ダークメイジ)と学園襲撃(ビッグイベント) △(+)











さすがにんじゃきたない









なんでしょうねエロい行為におよぶまでのこのインスタンスさ加減w
指パッチンするだけでキャストオフなんで「チラ」とかに有り難みがない
そんな感じでこのおはなしには信じるだけに足りる「苦労」っちゅうのが
全く無いというか、とにかく軽く軽く仕上げているねえ
「相手の能力を吸収する相手」をどう打倒するか
能力を吸わせまくってオーバーフローを起こさせるか
「能力」とか関係なしに張り倒す(無効化)するかってとこか
アンドーならいいアイディアを出してくれそうだがw












ヤマノススメ セカンドシーズン 第18話  アルバイト、始めます! △++











ここはもう井口さんの独擅場というか、こういう「ぽんこつ女子」的な
ことをさせたら阿澄さんと並んで大家になっているよね、なにこの中毒性
「ヤマノススメ」の「中の人」ってなんちゅうか怖ろしいぐらいに
「ぴったりくる」って感じなのよな、脳みそにノイズなくはいってくる。
「ヤマ」(物語のヤマ場的な意味もか)はでてこないけれど
それにまつわって発生する「新しいこと」の瑞々しさがあふれてる
そういうのをニコニコしながら愉しむマイナスイオンアニメ














甘城ブリリアントパーク 第7話  プールが危ない! △+










「水」ってのはまあ不思議なシロモノですよね
なくてはならないモノなのに大量にあると危険でもある
どう扱っても何らかの意義がある結果が得られるこの万能性。
さて夏の新イベント「海賊ショー」の実戦さながらのこけら落としだ
AV(アニマルビデオ)のおねーさんが早速役に立っているのがうまい
いすず達がやってたしょぼいやつが「エサ」で本命は後からくるのがよいね
そしてゲストの人達にも「危機」を振りまくという
人間ってこういう「危険なフリをする」のって大好きだもんね。
裏切りあり活劇あり爆弾ありでこのイベントなら客が食いつくのもうなづける
こうやって何らかのトラブルも暗くならずに「イベント」っちゅうことで
自分達の成長の糧にしていってしまう逞しさがアメリカ人のようなメンタリティっちゅうか
「商売」にまつわるアクティビティがある
最後はみんな仲間になってめでたしめでたし、ってな
ただしティラミー、テメーはだめだw














ガンダム Gのレコンギスタ 第8話  父と母とマスクと △+









なんだろう、このかあちゃんの無茶さ加減w
「うんこう部長」としての立場もあるだろうにね
キャピタルアーミーがのさばっているストレスもあったのかもしれん
基本的に当邦の物語世界において「母」ってのは
理想的にかつ象徴的に扱われているのに対して
「かあちゃん」ってのはなんかナマっぽいよね
どんな深刻なハナシをしていても吹き飛ぶような強さがある
しかもそれを最新の技術でもって大真面目に描くという馬鹿さ加減
やってる側もたのしんでおるわw














棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
第6話  狂気の城 △+









「どこまでもお前についていく」とかトールさんマジイケメンです。
奪うとか奪われるとか殺すとか殺されるとかヴァンダリズム満載w
ただ、視ている側もね、自分は安全地帯でそういう本能に根ざした
混沌を愉しんでいるってとこもあるからねえ
「ファンタジー世界」だからこそある「理不尽さ」が当作品には充分にあって
そしてそういうモノからあの白いお姫様を護ってやらねばならぬという
保護欲がかきたてられるという仕掛け
「現実」では感じたことが無い(あるいは既知の)感情をある物語の中で
発見するというきわめて正当派な物語のたのしみがある
勿論、それに素直に乗っかれるだけの世界観の強靱さとハナシのうまさ
それにアニメーションとしての力量があってのことだけど。






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「17歳教」17周年記念 (アニメ感想)

2014-11-11 22:57:02 | アニメの感想2014年 冬








クロスアンジュ 天使と竜の輪舞 
第5話  アンジュ、喪失 △(+)











サンライズっぽく「戦場で遭難した兵士が敵味方で一時的に休戦する」
ってやつですね、ただの殺し合いじゃ面白くないものね。
男女比が極端に後者に偏っている世界観なんで今まで消化できなかった
「ラッキースケベ分」を一気にこなしているのが笑いをさそうw
明らかに不自然なのが逆によいという、ただまあそういうのやってると
「サバイバル」って要素まで笑いの内に消化してしまいそうな所があって
当作品「ギャグ」と「ガチ」どっちで受け取るかの線上を行き来しているフシがある














結城友奈は勇者である 第5話  困難に打ち勝つ ○










なんかアレですよね「1話か2話で使徒を1体倒す」とか
「死亡フラグ」とかそういう「こういうハナシのお約束」ってのを
上手く逆手にとってハナシの質的つよさを導こうってところがありますよね
今回だと倒すべきバーテックスを全部まとめて登場させて
明らかな「困難」を導いているとことか。それは「戦場」に普通に伴う
実際の困難のようなものだともいえるかも、「まんが・アニメにおけるリアリティ」
を意図的にできる脚本の凄さがある。そしてまあこの展開なら
作り手側も全力を尽くすだけで相当なシロモノが出来上がるのは明らかで
現代の「戦闘少女モノ」の先端と主張していい昂ぶりがあったかとおもう
「折り返し地点」でやってていいんかと余計な心配をしてしまうぐらいにね
ただ、そういう「自らに課した困難」に打ち勝ってこその「勇者」ともいえよう。














Fate/stay night [ubw] 第5話  放課後に踊る △+










サーバントも帯同させずにノコノコ登校してきた士郎にキレた
凛との放課後鬼ごっこやね、隠蔽工作もへったくれもない容赦ない
破壊活動からどんだけムキになっているかが察せられようw
でもまあ凛も士郎とやってることは似てるのよね
自身の魔術師としての才能による自負といささかある甘さがそういう
行動に導いているのかもなあ。
凛が「オープン」なタイプなら街とか学校に「罠」を張っているのは
「陰湿」なあり方とも言えるかもな。「殺し合い」なんだからそれに
是非はないけれども、「戦場」において個性がくっきりするってのはあるな
士郎が吊されながら「お前は今までの奴(ランサーやバーサーカー)
に比べたら大したことはない」って趣旨の発言を言っておったけど
あんな化けモンどもと比べる方がどうかしてるわなあw














アカメが斬る! 第18話  鬼を斬る △++











ラバックマジ有能ってかんじですね「糸使い」らしく戦闘もギミックたっぷりで、楽しい。
その多様性だけでもおつりがくるぐらい便利なのに戦闘もこなせるとか
ほんとうになんでモテないんでしょうねw
いや、逆か。わざと3枚目を演じて「男女関係」に深く立ち入らないように
しているのかもなあ、なにせ敵味方とも女も男も関係なく
バンバン殺して死ぬ稼業だからね
そういう童貞的なカッコよさにシビれるアコがれるゥ!













繰繰れ!コックリさん 第6話  こひなと一つ目と信楽! △++









蟲の仕業ですな、こいつァ








妖怪と関わると「そういうもの」が近づくってのはあるね
蛇の道は蛇というか、そっからハナシが転がる
それにより穀潰し狸が初めて「仕事」をしたという、そういう一話
子供が眠る「夜」に汚れた「仕事」をする様はまさしく「大人」のあり方
このハナシでようやく「昼行灯」という扱いに狸が落ち着くわけだ。
ジョージ・ナカタさんはそのあたりをいささかも間違いなく演じてしまえるわけで
「夜の住人」であることにも「昼の変態」であることにも異常なホリの深さがある。














ガールフレンド(仮) 第5話  ダージリンをみんなと △(+)










なんかもうアレだね、「17歳」の人がまだこんなキャピキャピした
「17歳」の役をやっている時点でハナシの内容なんか
全部吹き飛んでしまっているというw
まああれですよね「ダージリン」とかにこだわりがあるキャラとか
中の人的には縁が深そうで、おっさんにはニヤリとさせられる
「中の人が~だから視る・買う」とか懐かしいメンタル状態ですよね
自分がそういうのに踊らされていた頃のことが恥ずかしいやら懐かしいやら
ま、今でもそんなに変わりはないのだけどもさw











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チョーさんの小悪党声 (アニメ感想)

2014-11-07 21:11:13 | アニメの感想2014年 冬










天体のメソッド 第5話 「光の花」 △++










火薬の最善の使用法










「誰かがだれかを見るまなざし」ってのがあると思うんですよね
小春は柚季を見てるし汐音も乃々香をなんのかんの見ている
ノエルは誰もが見てしまうし、そしてたぶんみんなのことを見ている
「緩やかな興味」が7年前に失われた何かを少しずつ寄り戻しているような
そういうじっくりとしたおはなしが「見る」側としても無理なく視聴できて
それでいて退屈でないありがたいおはなし。
柚季にとって「円盤」は兄妹がぎくしゃくする象徴で、それが
ずっと頭上にあるってのは嫌なものだったのだろうねえ
代価行為として地上の線香花火と天空の円盤による「花火」の再演のコントラストは
言葉もなくなるね、何となく視聴してとてもいいものを見られたよ。













ガンダムビルドファイターズトライ 第5話 「憧れと挑戦を胸に」 △++










なんだろうね「戦闘準備」ですら楽しくて、そして実戦でそれが機能するときの
恍惚感ってのは、これで成功しないはずがないわな。
トライファイターズは変形機体2体で状況対応力がきわめて高いね
その分判断力とかが要求されて、大会でいい成績を取るって目的にはかないやすい
その応対力の高さが戦場にさまざまな画や展開を提供して
見ている側をいよいよ飽きさせないのよなあ。
あああと「スポーツとかで点を入れたときとかのハグ」ってのも善いものだよね
「味方」ってだけで個人を越えてそれを共有でき、またそれがしたくなる美しい関係
それがおっぱいの大きい女の娘ならなおのことだ。














異能バトルは日常系のなかで 第5話  厨二 センシティブエイジ △+











「ふだんはフザけてるのに時折真面目でズルい」とかジョーカー的キュンポイントすね
架空の物語なんで「中二病」でも「ぼっち」にならなくて誰か理解者が
いるってのが有難いところなんだろうねえ。ラノベがある程度流行っているのは
基本的には「善意」が世界に満ち満ちているってのが前提にあるからかもしれんねえ
「悪意に晒される」っていう読者が最初に越えるべきハードルすら取り払われていて
手に取る分には表紙にえっちい女の娘がついていると、まあいたれりつくせりだ
「自分のことをちゃんと考えてくれるオトコノコ」なのだから、年頃の娘なら
そりゃ気になるでしょという、ちょうどラノベにおける「基本的な善意」ってのは
ラノベの男主人公の基本的な倫理観・IQ・EQ・CQに照応してるってとこがある
ゆえにハーレムができるのも自然なことという三段論法があるよなあ
「現実」はオトコノコは馬鹿ばっかなんだが。













魔弾の王と戦姫 第5話 タトラ山攻略戦 △(+)









「敵」との戯れあい








当初は殺ル気マンマンだった敵味方も戦場が硬直状態になって
なんとなく気が緩むってことはあるとおもいますね
簡単には負けないけど飛び込むわけにはいかないって空気
変装と防寒を兼ねて動物の毛皮を被るとかなかやかいい画ですね
狩の獲物に矢がほぼ同時に当たって2本刺さっているとか
避難した洞穴で紅茶を嗜むとことか、面白い画がいくつもある
上のように顔も見せない男と洞で2人きりお茶をしばくとか
正気じゃないようにも思えるけどそこは戦姫だからってことなんだろね
そういう風にファンタジー的「異常さ」が物語でマトモに機能していて
普通に見ていてしっくりくるというのがよい。















俺、ツインテールになります。 第5話  三人目の戦士(ツインテール)! △(+)










敵との戯れあいがすごいなw「ニャル娘」的空気といったとこ
まあ「戦い」はついでで「フェチズム」を愛でることが主題だからね、敵味方ともww
「ツインテは貧乳がデフォ」とか「時代は巨乳ツインテ」とか本当にアホだとおもうwww
まあニッポン人はあんまし「整合性」とか気にしないからね
デッサン狂ってても「面白いからアリ」とか言い出しかねない
調子に乗って狂った展開をおしすすめて、それが流行ったりして
そしてそういうのに飽き飽きすると「やっぱり普通のが一番」ってサイクル
このとんがった「フェチ+戦隊もの」ってのもしばらくは愉しめそうではあるね
ただ、こっから「もっとおかしくなる」のも大変そうではある。










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ヒロインを土葬するアニメ (アニメ感想)

2014-11-05 13:01:51 | アニメの感想2014年 冬









失われた未来を求めて 第5話  量子猫と雫の行方 △(+)










「選択式ADV」と「可能性世界」の親和性はもう十年以上前に
発見された議題で、それにまつわるゲームが最高の評価を得てきた歴史があるなあ
そして高評価なんで、大概「アニメーション」になるのね
さて、もうぼちぼちその「可能性世界」の「ルール」を説明しだすころで
その「ルール」が大きく物語の様相を決定するのだけど
当作品はまだ決定的な「説明」が成されていないようなそんな印象
今回だと「合流可能」とかなんとかちらっとあったけどな
このままだと「文化祭」に到達しそうで、ここが「ゴール」なんかねえ。
「小イベント」として「自己言及のパラドクス」とかをめぐって
パソ(BL)研とのひとまく、ちょうど衒学にかぶれだす時期なんで
そういう「空気」がほほえましいかもな、そう「量子力学」なんてのにも
かぶれだす奴がでだすのも調度このころだ、そういうあり方がADVゲームに
おいては最高の環境だとすればボク達にとっての「理想郷」とは「学校」で
止まっているということなのかもしれない、これこそが「失われた過去を求めて」って
ことといえよう、なんちゃって。














繰繰れ!コックリさん 第5話  机のお花はメッセージ! △(+)










家のもののけどもが等身大で小学校に転入とか、無理すぎだろw
折角だから小学生に「変身」でもすりゃいいのにね、笑いをとりにきてるな
「花」も一度だけ置いてあったら「イジメ」と取り得るけど
毎日のように違う花があったらそれは日々を潤すモノになるね
そういう手間暇を間違えるとか善意と悪意を間違えるとか
そういう誤解が「笑い」のもとになっているね、こひなはそういう「笑い」を
集める磁石のような存在になっている。













SHIROBAKO 第4話  私ゃ失敗こいちまってさ △++









アニメーションを構成する要のひとつ「声」の担当、しずかちゃんの出番
ややこしいはなしだけどこの作品自体も「アニメーション」で、当然のことながら
作中の人達も「声優」が担当しているので、つまり作中では「質的」に差異がみいだしにくい
って事情がある、まあ「たまご」だからそんなのなくてもいいのだけど
仕事といえば「外国のしわがれた老婆の声」とか「個性」とは全く関係ないのぐらい
ってあたりに視点があたるのがよいかとおもいます、「これぞ新人」ってかんじ。
オーディションの時のドアの取っ手のとことかちょっと特殊なつくりになっていて
防音とかの意味があるのかもしれないけど、なんか「特殊な空間」って感じはあって
視聴者にもある程度の緊張感と好奇心を満たすしかけになっているかと
この作品、そのまま「アニメ業界入門」にしてもいいぐらいの質だとおもう
何でいままでこういう趣向がなかったんだろうね、っておもうぐらいに。














selector spread WIXOSS 第5話  この苛立は覚醒 △+









うーむこのおはなし、アホの娘のちよりがハナシをひっぱってるなあ
なんとなく「勢い」ってのはこういう「無謀さ」があって
そして「人気があるもの」ってのは「根拠のないアホさ加減」に依るところが
あるかもしれないねえともおもえる。
るう子がWIXOSSで勝ち続けるのも「戦略・戦術」に依るものではなくて
「なんか勢い」ってのも「カードゲームもの」の本質にせまっているかと
「白と黒」「願いと代償」「知識と無知」それらが一方向によらず両方ある世界観。












グリザイアの果実 第5話  VOX IN BOX △(+)









heart in heart









前・後半で2話分ぐらいのを1話につめたような印象
あるいは「走馬燈」といってもいいかもな、それに説得力を持たせるには
「土葬」っちゅう荒療治でもなきゃならんかったワケで
今回のおはなしはこの行為ひとつで支えられていたといってもよいかもしれん
そして、その荒っぽい行為をさらに支えているのはワケありの主人公
風見雄二にワケありの学校といった次第で、このうろんさ加減がいかにも
「エロゲー」といった印象で、あと「肉体を痛めつける」ってことができるのもあるね
何せ「本番行為」ってのがアリだからその周りでいろいろ「カラダ」をいじれるってとこがある
「移植手術」とか「肉体を痛めつけるひどい行為」ってのが正当化しうる土壌でもあるのね
そしてこの極北加減がいろいろな名作・怪作を生んでいるのかもしれない、ともおもえるわけで
そんなエッセンスが詰まった1話だったかとおもう。













弱虫ペダル GRANDE ROAD 第5話  薬局までの3km △+











だいたい弱っているキャラのとこに小野田くんが顕れて
アニメのハナシをしだすんだよなw
なんかアレだよね、友達にも飲み会とかで誰もついてこれないハナシを
ひとりで楽しそうにして帰っていくひとみたいな、そういうの
でもまあ当作品だと「自転車」があるからね「同じ場所にいる」って強みがある
どんな苦しい状況でもそれをしている限りは「笑える」ってのは
なんて「強い」のだろうかと思う、御堂筋くんが3日目に出るのはそれが何か
「勝つ」以外の何かを確かめるためってとこだろうかね
そして新しい刺激剤「心・技・体」以外の第4の要素、「運」ってところかね
をひっさげて「モッてる男」がでてきましたよっと。






















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