いちばんうしろの大魔王 第12話「おしまいは完璧?」と
ちょっとしたまとめ △
私がゼウスよ!
ラストの無茶苦茶な状態はシステムの破壊者としては優等生かもねえ。
まーただ単にいろんなのが力不足に「見えちゃう」のが
口先だけの若造のようにも見え、おっさんになってそういう
元気もなくなった私にゃむしろ微笑ましいぐらいでさ。
あるいはこういう考え方、当ブログだとライトノベルでアニメ化
したのは大概こきおろしているのだけど、その理由のほとんどが
「映像におこしちゃうと活字の緊張感が失われる」ってのなのね
これはまあ他媒介に移植する時にはどれでも発生する事態なんだけど
こんだけはちゃめちゃなら最早そういう事態すら起きえないだろう、と
B級・C級映画を見るような楽しみっちゅうかまあ、そんなとこ
それを構成するには怪獣とポルノと魔王がうってつけということだ
流石にそういう文脈まで破壊しようとするぐらいには狂っていないんで
可能性としてはそのあたりで閉じちゃっているのではないかな
薄桜鬼 第12話 「剣戟の彼方」と
菊と刀と鉄砲とゾンビ △
「銃は剣よりも強し」ンッン~名言だな
日本人にとっちゃあどんなに華美に撃ち殺されても「犬死」
だからねえ、そういう訳で仮構の世界では銃弾を見てからかわしたり
あるいは土手っ腹にくらっても死にませんっていう丈夫な人達が横行
することになる
でもまあ丈夫になったらなったで今度は銀の弾丸だの聖剣だの
持ち出してこなきゃならなくなるからただの時間稼ぎってこと
なのかもしれないけど、それなら潔く散るのもアリってなるね
薄桜鬼はそのあたりに二又かけちゃっているから
間をとりもつ主人公の働きが重要になるのだけど今のところは
ほとんどただの「お姫様」だからねえ、それが物語の強さを
削いでいると思う、そんなところはヴァンパイア騎士に似なくても
いいのにね
土方とラスボスっぽい人とのケンカも
「本気を出すぜ」→「分身だぜ」→「こっちも本気だぜ」
→「フッやるな、次は殺す(テレポート)」
っていうお約束のパターンを「決闘」でやっちまう悲しさ
それで井上さんとか山崎が報われると本気で思ってんのか。
荒川アンダー ザ ブリッジ 12 BRIDGE △+
泣き落としどころか神だのみでしたねェ。いや、☆頼み?
ま、「荒川」に「ナニ金」みたいな展開なんぞ期待して
ないからどーでもええんやけど、そーなると今までバタバタ
してた時間は何のために存在していたのか
ひとつ、ニノさんのキャラクターとしての掘りを深めること
他のキャラクターが純粋なギャグメーカーとしての役割を
担っているのに対して、この金星人はもうちょっと話しを
掘り下げる役目を有しているってこと。ひょっとしたら
今期のアニメだと伊波と同じぐらいヒロインヒロインしてる
かもしれないねー、まあ方向性はだいぶん違うけど
そしてあとは高井(チョー)さんですかねー
彼の出番を作るために今回のエピソードをこさえたんでは
ないかと勘ぐってしまうぐらいだw