ばらかもん 第11話 東京にいます △++
銀じゃ駄目ですか?
あれですね、半田君が館長の腰が悪いことに気づいて
そういう人をはり倒したことから自然と生まれた自責の念と謝罪が
とてもすばらしいですね、「書」のことしか頭になかった以前だったら
多分できなかったことだ、そしてその後の麦茶をぶちまけるとこと
急ごしらえで作品を作らなければならなくなった後のへたれぶりw
まあでもこれって「創作者」のテンションをうまく描いているよね
作品ができる前の無能感とできた後の不安感、そして評価された後の全能感
それらのモードをそのままに生きてる半田センセを見るたのしさがあるねえ、人ごとだとさw
電話のとこでのなるとのやりとりがまたいいね、普段元気な人間とのギャップが
よく効いてて、ココロをうつ。
そうやってウルウルさせておいてみわ&たまの書道の結果を出すんだもんなw
「金と銀とじゃ全然違うンじゃ!」ってのは苦労して戦った人だけが
言っていいせりふだってことやね、ちょっとセンセの苦労がわかるという
そして次の最終回?にはセンセの渾身の一作が待っているという
具体的に期待できるたのしみが待っているといううれしさと
とりあえずそこでいったん幕が下りるという寂しさ。
アカメが斬る! 第11話 マッドサイエンティストを斬る △+
強敵との戦闘が続いていたから「バッサリ斬る」的な愉しみがあった今回
そういうのにピッタリな「人間を道具として扱うマッドサイエンティスト」が
なんか久しぶりに見た気がして、よいねw
最近だと「リアルじゃない」って惰性の元に切り捨てがちな設定を組み込んでくるのがうまい
ナイトレイドの皆さんの強さを再確認しつつ新入りも存在感を見せつけるね
シェーレの鋏が敵の手で使われてて、そして戻ってくる、故人を偲ばせるアイテムを
使うのは基本だけど、うまいね、いろんなのがだいたいうまい当作品
人生相談テレビアニメーション「人生」 第12話 潜入 △+
あれですね例えば相談で「威嚇」についてあればそれを
「実際にやってみた」の名の下に本当にやるのが「仮構の話」のたのしみですよね
スライムとコガネン(ケイグラント)とそしていくみを用いた
愉しい遊びというひとまく。今回はいくみの用い方が特に秀でていた気がする
通信先でいろんなものを壊しまくるギャグとか画にしてしまうと面白みが半減するから
あれで正しいね、いくみの中の人が(諏訪彩花さん)が「悪魔のリドル」の兎角
だったってのはつい最近まで知らんかった事実ですw
ここまで大騒ぎして「記事にはしません」ってなりましたね
でもそういうのは「第一新聞部」に任せておけばよい
自分達が今まで何に一番力をかけてきたか思い出せばよいだけのことだ、
月刊少女野崎くん 第12話
この気持ちが恋じゃないなら、きっと世界に恋はない。 とまとめ ○
その男は止めておいた方がいい
いやー千代ちゃんのまわりは美男・美女がずらっと揃ってるねえ
しかも皆さんアクが強いからそれこそ「まんがみたい」な環境だ
周りのキャラの「個性」を発揮させるのがとにかく上手だよね
コツは部活とか仕事とか「具体的ななにか」を通して行動させることなんだろかね
そういう中には当然失敗することもあるだろうし、そういう所にまた愛着が湧く。
そういう連中の間にいるからこそ千代ちゃんていう比較的「普通の娘」の良さが
極だって見えるというしかけ、まさに「少女漫画してる」ということだ
最終回たる今回のおはなしは「バレンタイン」に「祭に花火」という
まさしく「少女漫画的展開」で、「千代ちゃんを持ち上げる」とことか
「花火の中の告白」とかこれでもかってぐらいバッチリ決まってた
こんな感じで「漫画」として「よいシーン」ってのを採りながら
「漫画」の枠を飛び越えて「アニメーション」としての息吹を見事に送り込むのを
「動画工房」は見事にやってのけたとおもう
それは「漫画で漫画を語ること」に終始してしまいがちなあり方に
ひとつの鮮やかな反論をしたと言えるのかもしれない。
さばげぶっ! 第12話 さらば友よ!サバゲ部最後の日!/サバゲ部より愛を込めて
とまとめ △++
ゲスかわガールズ
あれづらな、「してはいけないコト」っちゅうのが世の中にはありますよね
いじめをしてはいけない、同性愛はいけない、食べ物で遊んではいけない
幼女を虐待してはいけない、動物を虐待してはいけない、女の娘を太らせてはいけない
パンチラしてはいけない、他の作品をパクってはいけない、ウ●コを出してはいけない
そして、「人に銃口を向けてはいけない」―
全部やってんじゃんw
まあそれだけですよねえ、ホント。反抗期の子供が意味も無く
いろいろなモノに逆らいつづけるアホさと無邪気さが同居してる
こういうの見てると自分の中の「生命力」が活気づくというか
なんか、いろいろ馬鹿らしくなるよね、だが、それがいいw
ただ来期もこんもりアニメがあるようだけど果たして「ゲスかわ枠」を
埋める作品があるのだろうか― とふと不安がよぎるね
そういうのを新たな愉しい作品やあるいはそういう作品の再開を喜ぶことで
払拭することこそが「サバイバルだっ!」ってことなんかもしれない
私もそれを「待ってるぜ」
ハナヤマタ 第12話 ハナヤマタ とまとめ △++
最初は「日常系」―「満ち足りていることへの喜び」の延長で視聴しだした
当作品だったけど、フタを開けてみると今となっては貴重な
「何か足りない」を埋めていく青春劇っちゅういささか古びた主題だったね。
ただまあ古びたからといってそれが無くなるワケでもないし
「よさこい」を通してなる達の笑顔が増えていくのを見るのは確かな喜びがあった
手垢のついた主題が先端のアニメと色彩で鮮やかに甦ったような、そんな印象
ともかくまあ色彩が凄かったよね、アニメっぽくのべつくまなしべったりに塗る
って感じではなくて、確かに光が在るって感覚を与えていたね
そしてそれは青春ものには実に相応しい環境だったとおもう
そしてそれに加えて着物と傘とくりゃあ、なんだろう、無敵でしょうといったとこ。
「美術賞」とかがあれば今年はぶっちぎりで当作品が受賞するはず。
欲を言えばあんだけ練習してた「よさこい」をもうちっと細かく、そして長く
見ていたかったってのがアニメーションとしてはあるけども
まあ「みんなで踊る」ってのが第一目標だったのだからそれが叶っただけでも
充分に満足感はあるね、晴れやかに咲いた5つの花を見ている時間の何と幸福なことだったか
「永久に続け 続け」と言わんばかりに。