魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

おねだりするカモ

2006年08月21日 | ちょっと怪しい
長崎県のとある水辺。

お昼のパンでも食べようと木のベンチに腰掛けました。

すると泳いでいた一羽のカモ?(カモですか?)が水辺からこちらに
向かって来ました。トボトボトボトボ。

車が停まったり、人が来るとやって来るようです。
ガーガーというよりは、ピューピューみたいな鳴き声で
物欲しそーな目でこちらを見つめています。
このカモは誰かによって餌付けされていて、人を恐れないようです。

カモ : ジー・・・・・。(何かくれるの、お兄さん?)
私 : !!!・・・・。(オイオイ、何てこったい!)

と無言のコミュニケーションが訪れ、
まっ、お兄さん?と呼んでくれのならなら、何とかしてあげようか?
と、思わず持っていたパンのひとかけらを与えてみましたよ・・・。

本当は野生生物にエサを上げちゃいけないんだけど・・・、
何となく、そんな眼差しをされるとね。

心の中で「カモにはブルゴーニュだろ!」とか考えるのですが、
やはりどこか忍びなかった。

まるで、自分自身がワインが欲しい時におねだりしてるのかと思うほど
物欲しそうな・・・、どこか自分を見ているような・・・。

確かにワインを前にした私はこんなもんカモしれません。


コメント (2)
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