魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

正月も終わったので

2007年01月12日 | ワイン ~2019年
正月も終わりましたので、元のパターンへ戻ります。
つまりは安ワインの探索ですよ・・・っと。


1999 トレ・マリア グラン・リゼルヴァ(スペイン、赤、900円台)

グラン・リゼルヴァはG・RSVなんて略したりもしますが、この価格で
「グラン」が付くって、いくらスペインとはいえ、結構凄いんじゃない?

味わいも樽の影響のためかバニラを思わせる果実味の甘さ、ある程度の濃さと
タンニンを感じます。コストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
1500円といわれても納得します。

最近妙にスペインは美味しいです。
為替相場のためなのか、ワイン市場がインドや中国あたりまで拡大したためなのか
は分かりませんが、ワインの価格がとても高騰する中にあって、コストパフォー
マンスを満たしてくれるヨーロッパ最後の牙城はスペインだと感じざるを得ません。

まあ、とやかく言わなくても、安くて美味しいので大好きです。
「コストパフォーマンス」
この言葉の呪縛から商売柄、逃れることは出来ないのです。

さて、今年も安くて美味しいワイン探しをしなくてはなりません。
早速、1、2月のワイン会や試飲会の日程がいくつか入ってきました。
ぼちぼちとスイッチを入れなくてはいけませんね。

本当はたとえ安ワインでも、噛みしめるようにゆったりと幸せの時間に
浸っていたいのですよー。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする