魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

時には古酒を

2007年01月25日 | ワイン ~2019年
昨日は古酒中心のワイン会がありました。
若飲み派の私ですが、とても楽しく飲むことが出来ました。


1 NV Gatinois Brut(ガティノワ ブリュット)
RMのシャンパンです。品のある香りが高く立ち昇ります。酸がきりりと締め
レモンなどの風味がやや開き気味のマロングラッセっぽさを支えてバランスしています。

2 2001 オート・コート・ド・ボーヌ(ディディエ・モンショヴェ)
深みのある水の香りです。ミネラル、その奥にメロンや瓜系の香り。
厚みがそんなにあるわけではないのですが、酸と果実味はしっかりと主張し、
バタリーな感じもアクセントになってとても楽しめました。
常温で置いていたため、熟成が早くなって美味しくなった?との意見もありますが、
そうなのかも。美味しければいいじゃありませんか!





3 1976 フルーリー(シャトー・ド・ポンシエ)
30年経ったボジョレーです。きれいです。澄んでクリアな果実味。ほんの微かな
苦みはあるものの、よく保った!と感心しました。中にある複雑味もまだある
程度残っています。オリもしっかりありました。ノンフィルターゆえの良さでしょう。

4 1994 ジュヴレ・シャンベルタン アン・シャンプ(ドニ・モルテ)
深く井戸のコケや洞窟のような香りの奥に旨味や甘さを発見できます。
難しい年にこれだけ頑張ったドニ・モルテを褒めてあげたいです。
「あんたはえらいよ!」

5 2000 ジュヴレ・シャンベルタン アン・シャンプ(ドニ・モルテ)
4と同じワインですが2000年物です。
厚みこそひかえ目ですが、複雑味と華やぎがあります。本日一番の美味しさだった
でしょう。若さ、華やかさ、いいですねぇ。

6 1969 ヴォルネー(ドラグランジュ)
多分フィルターしてあります。明るさを保ちつつだけど単純な果実味です。
ノン・フィルターで造って欲しかったと思います。
しかし、ちゃんと元気に生きていることはすごいですよねー。

本当はもう1本開けたかったのですが(用意していました)、酒量が
アップアップ状態でしたので、あえてやめておきました。
次回のお楽しみとしましょう。
また飲むぞーーー!


本日はかつての懐かしいパソコン通信時代「ニフティ」のワインの会議室スタイル
で書いてみました。そういえばこんな感じで書いてたんだよなぁ。
これが染みついてるもんなぁ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする