魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

汝の業は高騰なり!

2007年02月20日 | ワイン ~2020年
悔い改めよ!


クリスチャンでもない私が、今日は何度この言葉を発しただろう!
実は本日、インデント(契約輸入)のヨーロッパのいくつかのサプライヤーの
在庫リストを見て思わず口を衝いた言葉です。

とにかくワインが高いんです。仕入れようと思っても、高いんです。
コストパフォーマンスの良いものしか仕入れたくないし、そういったものしか
基本的に店頭に並べないので、お客さんは知らない方も多く、実感も少ないかも
しれませんが、仕入れ値で出したとしてもきっと「高いよ!」と感じることでしょう。

例えばDRCならリシュブールが10万近く、ラ・ターシュは10~20万越え、
ロマネ・コンティに至っては70万以上で良年物が100万オーバー。
これ仕入れ値の話ですから。

アンリ・ジャイエも彼が他界後10万以下の仕入れもとんとあり得なくなってきました。
クロパラは30万オーバーだし、幻のリシュブールは70~80万とか。

そこまで行かなくても有名ドメーヌの看板ワインは大変な状態です。
すぐ5万以上、10万の声も簡単に出てしまいます。そうなると小売価格も当然!!!


ワインって一体何なのよ?!
無力な情けなさを嘆きはすれども、逆にムラムラと闘志が湧いてきました。
「意地でもお買い得の掘り出し物を探してやる!」
これはお客さんの、そして私自身の幸せに密接に関係してきますからね。


ご希望銘柄の今現在の国際相場をお知りになりたい方は、ご連絡いただければ、
大体の価格をお知らせできますよ。

コメント
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