魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ドイツの安赤ってどうよ

2007年11月03日 | ワイン ~2019年
「Always 三丁目の夕日」の放送をついつい見ながら、開けました。
やはり同じところで涙腺が崩壊してしまいます。
次作の予告編ですら不覚にも涙が出そうになるのですから・・・
恐ろしい映画だ。


さて、ワインです。

2006 クロスター ピノ・ノワール ファルツ
   (ドイツ、赤、ピノ・ノワール種、1000円前後)

ドイツの赤です。「シュペートブルグンダー」と書かずに、
分かりやすく「ピノ・ノワール」と書いてありますよ!
(同じ品種ですがドイツでは前記の名称が多い)

しかもスクリューキャップで価格もお手軽。
嬉しいじゃありませんか。

香りはチェリーやフランボワーズ。
深みはないけど、明るく、ピチピチと健全です。

味わいですが、クリアで雑味もなく、軽やかできれいです。
でも、それだけで、もの足りません。ワインを飲み馴れていらっしゃら
ない方には薄くて酸っぱい感じばかりがするかも知れません。

まあ、価格が価格だけに高望みはしませんが、もう少し魅力が欲しい
ところかなあ。
でも不味いわけではなくって・・・微妙???

ただ、時間が経つとちょっと愛らしくなっていたので、1~3年でも熟成したら
案外安旨ピノになる可能性はあります。しかしその時は今のチェリーの
ピチピチした若くきれいな風味が消えるので、やっぱりヌーヴォーのように
今飲むべきなのかなあ・・・?

とにかくお安いピノには常にチャレンジしていますが、なかなか当たりは
見つかりません。

さて、明日(もう本日)は祝日ですが、お店は開けますので、
美味しいワインをお求めの方のご来店お待ちしておりますね。


コメント (6)
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