かつて炭坑で栄えた町、「崎戸町」へと足を伸ばしてみました。
現在は橋でつながっていますが、西海市大島町の先にある島です。
正直、こんな西の果ての島への観光客はかなり少ないと思われます。
しかし、目の前に広がる海や空は、神が与えてくれたことへ感謝したく
なるほど美しいのです。
さて今回は、炭坑跡の廃墟を見たくてやって来ました。
事前の下調べでは、映画「バトルロワイヤル」で舞台として使われた
「平和寮」があったはずですが、すでに取り壊されていたようで、かなり
のショックを受けました。
廃墟マニア(いつからよ?)にとって、廃墟の命の短さを痛感させられました。
数々の廃墟を散策すると見つけることが出来ます。例えば、
廃坑の煙突です。
青々とした空に向かって、かつての「存在感」や「力」を思い起こさせるシンボル
なのかも知れません。
他にも炭鉱労働者が住んでいた社宅跡も今はこんな感じです。
とっくに閉山していますので、もちろんもぬけのから。
中はすっぽんぽんで骸骨のように骨組みだけが形を留めています。
歴史民俗資料館があり、町の変遷や歴史、在りし日の町の賑わいを映した
フィルムも見ることが出来ます。
実は私は、在りし日の懸命に生きた人々の笑顔、とかの写真やフィルムに
弱いのです。こみ上げてくる感情や心が実在してもいないはずなのに、
タイムマシンのように当時の日々へとトリップしてしまいます。
さらに資料館には、小説家、井上光晴の記念館の部分もあり、
味わい深い彼の資料も残していました。
こんな展示室があります。
彼の作品は読んだことがなかったのですが、興味を持ちました。
それにしても崎戸は美しいのです!
つづく
現在は橋でつながっていますが、西海市大島町の先にある島です。
正直、こんな西の果ての島への観光客はかなり少ないと思われます。
しかし、目の前に広がる海や空は、神が与えてくれたことへ感謝したく
なるほど美しいのです。
さて今回は、炭坑跡の廃墟を見たくてやって来ました。
事前の下調べでは、映画「バトルロワイヤル」で舞台として使われた
「平和寮」があったはずですが、すでに取り壊されていたようで、かなり
のショックを受けました。
廃墟マニア(いつからよ?)にとって、廃墟の命の短さを痛感させられました。
数々の廃墟を散策すると見つけることが出来ます。例えば、
廃坑の煙突です。
青々とした空に向かって、かつての「存在感」や「力」を思い起こさせるシンボル
なのかも知れません。
他にも炭鉱労働者が住んでいた社宅跡も今はこんな感じです。
とっくに閉山していますので、もちろんもぬけのから。
中はすっぽんぽんで骸骨のように骨組みだけが形を留めています。
歴史民俗資料館があり、町の変遷や歴史、在りし日の町の賑わいを映した
フィルムも見ることが出来ます。
実は私は、在りし日の懸命に生きた人々の笑顔、とかの写真やフィルムに
弱いのです。こみ上げてくる感情や心が実在してもいないはずなのに、
タイムマシンのように当時の日々へとトリップしてしまいます。
さらに資料館には、小説家、井上光晴の記念館の部分もあり、
味わい深い彼の資料も残していました。
こんな展示室があります。
彼の作品は読んだことがなかったのですが、興味を持ちました。
それにしても崎戸は美しいのです!
つづく