魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

結構こんなんでも良かったりする

2007年11月20日 | ワイン ~2020年
「これで1週間は大丈夫か!? 」と思われた2リットル入りの紙パックワイン。

・・・どうも無くなったみたいです。(3日かよ!)
箱から出してみました。(写真)

やはり無いですね。
空気がほとんど入らない構造になっているのが分かります。

実は後半妙に美味しくなっていました。
結構こんなんで良かったりもするのです。
何たってB級の達人を目指していたりもしますからねっ。


そこで・・・・・、ジャ~~~ン!



もうひとつ用意しました。
新たに開けたパックワイン、ひとつめより美味しいです。
これは慣れ?とか馴染んだ結果でしょうか?

否!!! ボトル差ならぬパック差でしょう。オオ~!


本日はミシュラン東京版で3つ星が8店舗出たとか・・・。
東京のお店とはほとんど縁がないので、どうでもいいのですが(きっと星の
付かない秀逸な店が結構あるでしょうし、嗜好はひとそれぞれだろうから)、
ワインに関してちょっと気掛かりなことが出来ましたよ。

3つ星で使われているワインは、「このワインはミシュラン3つ星レストラン、
銀座の“ロ○ジエ”にオンリストされた、何たらかんたら・・・です!」
ってな具合にメルマガなどの煽り文句として使われるかも知れません。

ジャーナリズムやマスコミに持ち上げられ、妙な喧伝の仕方をされるん
ではないか?がちょっと心配ですね。

もちろん良いワインはそれなりに周知されて然るべきでしょうが、
「あの店で使ってるから」とか「あの有名人が飲んだから」とか
「権威ある○○が推奨しているから」だとか、そんな自己の経験や認識
なんかが全く介在しない理由で選ばれるのは、正直「違うよな~」
と感じます。

しかし情報とは恐ろしいもので、個人の力ではどうすることもできないまま、
虚像となり、ひとり歩きしたりするのでしょうかねぇ。

そう言いながらも安ワインを・・・。グビグビ~
やっぱりこんなんでも結構幸せではあります。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする