魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

謎のレンガの洋館

2008年06月20日 | ちょっと怪しい
歩いて10分ほどのところにそれはあります。

子供の頃から何か分からなかった。

少年時代には「世界革命なんとか?」とかいう学生運動をイメージ
する名称の怪しい喫茶店となり、学校からは「ここへは行くな!」
というお達しがでていました。

学生運動のピークもいつしか過ぎ、そんなお店がもつわけもなく・・・
その後ひっそりと変遷したとは思いますが、ようわからんです。
私の記憶はそれくらい。


まあそれはともかく、右側から見てみましょう。



蔦に覆われて趣もあります。



裏手に回ってみましょう。



蔦に覆われ、入口も閉ざされています。
入ってはみたいとも思いますが、それは無理っぽいです。


そしてよく見ると、てっぺんに可愛らしい煙突が見えます。




どこかで聞いたような記憶で、曖昧なのですが、この建物は
有名なトーマス・グラバーの子供である「倉場富三郎」が1945年に
スパイ容疑をかけられ、グラバー邸を追われ、この館に住み、妻が急死。
そして原爆が落ち、終戦間もない8月26日にここで自殺した場所かもしれ
ないのです。可能性はあります。違ってたらすみません。

はっきりと分からないので、もう少し調べてみて、分かりましたら
お知らせします。

そう考えるとよりいっそう味わい深いでしょうか。

しかしこの建物はビルに囲まれながらも
奇跡的に今もなお残っています。



コメント (5)
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