魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

勝手にブレンド

2013年03月23日 | ワイン ~2020年
久しぶりにyoutubeにアップするために軽く録画を撮ってみました。

でも・・・・・見事に失敗しました。

ちょっと緊張しすぎたかなあ。
満足できるまでやると結構難しいんですよね。

またそのうちやりましょう。
上手くいった時はお知らせします。




さて、今夜はこれ。





2011 ローガン アップルトゥリー・フラット シラーズ
  (豪、シラー種、赤、千円台前半)

明るいベリー系、イチゴ、チェリーやレッドカラントなど、そしてやや青臭さ
さえ若さゆえ香ります。


味わいは明るく軽く、軽快で、ただ、ちょっと軽さ、安っぽさは感じてしまい
ます。旨味に関してはしっかりとあるのですが浮ついた感じが否めません。


そこで前日の残りの同じメーカーのメルロ種と比較してみました。

メルロは暗くて垢ぬけない、華がない。

シラーズは華はあるが、重さと落ち着きがない。


まずメルロを飲んだあと、シラーズを飲むととても華やかです。
エレガントで素敵です。

そしてその後、またメルロに戻りますと、旨味の層がグーンと来ます。
驚きでしょう。


面白いですね。


それならばとシラーズとメルロを混ぜてみましょう。
するとまろやかで華やか。旨味がたなびきます。
こんな美味しかったか~?と思うくらいです。

なんでメーカーのローガンはこの組み合わせに気付かなかったのでしょう。

出来たらメルロ60~70%で、シラーズ40~30%くらいの割合が良いと思います。

「勝手にブレンド」って結構面白くて、こんな楽しみ方もあります。

コメント (2)
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