魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

スパイシストのお見事なお客さん-南仏ピノ・ノワール

2016年07月20日 | ワイン ~2019年
この日、「チャイ屋マドゥバニ」では限定「チキンコルマ2」だった。


定食と悩んだ挙句、私はチキンコルマ2にした。


まあ、ガチで鉄板の美味しさ。
スパイシーさが染み渡り、満足。


しきゃ~し、ホントのマニアは違うんだよなあ。

となりの席では実にお見事なお客さん。



ちゃ~んと限定チキンコルマ2+定食を同時に完食。

これらを交互に食べたり、この2つをまぜまぜするのもなかなかの技だと痛感。

か弱い私も、元気がある時に一度チャレンジしてみたいと思った。

うーむ、写真を見るにつけ、やはりお見事である。完成している。

力強く、ドラマチックで迫力のあるスパイシー組曲だと思う。

大袈裟だと思う方がいたら、実際に食べてみるといい。
スパイシスト(をいをい、新語誕生?!)に限られるだろうが、その意味が分かるだろう。


これからスパイスカレーにはまった人のことを「スパイシスト」と命名しようではないかっ!





さて、夜はこれ。




2015 フェランディエール ピノ・ノワール
  (仏、VDP、ピノ種、赤、千円台前半)

南仏の帝王、ポール・マス氏の造る新しいブランドです。
コルクはDIAMコルク。いい。

香りは明るくイチゴ、チェリー、フランボワーズなどのフルーツが前面に来ます。
あとは軽くシナモンやセルロイドなど。そんなに凝った感じではありません。

味わいも軽やかでチャーミングです。明るいベリーフルーツときれいな酸味。
底浅ですが、どこか芯に赤い花の蜜を感じさせるsomethingはあります。

ただ、価格も価格で、そこまで深みや複雑さを求められても違う気もしますので、
普段飲みのお手軽なピノという位置づけが良いでしょう。
強く採用したいとは思わない。


コメント (2)
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