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魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

カフェ豆-ポークカレー-フィリップ・コラン

2017年12月12日 | ワイン ~2020年
中通り、諏訪町にある「カフェ豆ちゃん」。

ここの名物となり得るかどうか・・・?!のカレーを食べに来ました。
今のところ「悪魔のティラミス」という私にはほぼ縁のないものが名物なのだよねえ。


前は牛スジカレーでしたが、今回はポークカレーになっていました。




これにコーヒー付きで980円。

荒ぶるスパイスって感じではありません。まとまっています。
豚肉が溶け込むようになっていて、ルーがまろやかです。
肉からの旨味が出て美味しいです。

でもスパイシーさは弱いようなので、もっと利かせて欲しいとは思います。
例えばもっと酸味を利かしたりしても良いかもしれません。

前回の牛スジのカレーから牛タンもあったそうです。そしてポークへと変遷している
そうです。牛タンは食べておりませんが、あとはそれぞれの良さがあり受けも良いとのこと。
今後も注目していきましょう。







そして夜はこれ。





2015 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(フィリップ・コラン)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ・ノワール種、赤、2千円台後半)


私の大好きな造り手、フィリップ・コランの2015年ものです。

香りはチェリー、フランボワーズ、ラズベリーなどのフルーツにミルク(ミルク雑巾)、
奥の方に肉、革ちょっと、ソフトなイメージです。

味わいはまろやかで軽め。ふわっとした羽毛感があり、ソフトで優しい果実味。
酸味がとてもチャーミングに優しく効いていて、タンニンもややありますが、細かくベルベット。
本拠地はシャサーニュ・モンラッシェ村ですが、この赤はマランジュ村辺りの南側の畑のものが
入ってるんじゃないかな・・・とか感じます。(輸入元に訊いてみたい)

しかし優しいながらも秘めた力も感じつつ、もう今から飲めます。美味しいです。
このスタンダードな赤は長命ではなく、今~4、5年後くらいが美味しいかと思われます。
肩の力を抜いて楽しむワインでしょう。


コメント
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