魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

ルーミエのシャンボール

2006年10月10日 | ワイン ~2019年
1997 シャンボール・ミュジニー(ジョルジュ・ルーミエ)

そろそろ飲まないと逝っちゃうよ、ってことで開けてみました。
やはりピークです。ちょっと過ぎているかも知れません。

色もエッジにアンバーが入り赤茶けかかっています・・・が、
まだどことなく新鮮さもかすかに残してはいます。

香りは動物や肉臭、枯葉、紅茶、キノコ、ミント、その中に蜜が漂います。
村名ということもありますし、色は薄めですが、香りはかなり来ます。
これぞブルゴーニュって「らしさ」も出ています。

味わいは軽めなのですが、しっかりとした香りに包まれモアモア~と
染みわたります。やはり奥の方にベリーの果実味がまだ生きています。
ただ、若飲みの私には気持ち、もう少し早く開けても良かった?
とも思いますが、これはこれで十分に美味しいです。

ちょうど結婚記念日ということもあり、ちょっと奮発?でしょうか。
「微妙にピークを過ぎて間もないあたりは、僕らの年齢みたいなものじゃない?」
と妻にいうと、「いや、人間の方はもっと過ぎてるよ」と返されましたが、
過ぎていく年月とワインの熟成を重ね合わせながら、
人生や結婚生活は語られたりするんですよねー。
良いことなのか、悲しいことなのか・・・?


ただ、意外とピークを過ぎたように思えても、芯はしっかりと残っていて
エッセンスは、どこかしゃんとしているところが素敵です。
人間としても、そうありたいですね。


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2 コメント

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おめでとうございます! (YUZURU@月の美術館)
2006-10-10 02:47:37
結婚記念日だったんですか~!

何回目なのかな?



何はともあれこうしてワインをあけてお祝いできるのですから幸せ一杯ですね!



次の一年間もお幸せに~~\(~o~)/



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Unknown (ラリラリ・ピノ)
2006-10-10 13:21:51
YUZURUさん、ありがとうございます。



ゴニュゴニュ~回目です。

我が家では誕生日も父の日も母の日も、何ひとつイベントはやらないんです。

唯一結婚記念日だけを少しだけ意識しています。

(派手にはやりません)



妻も私も大好きなのが、シャンボール・ミュジニーのワインってわけです。(゜д゜)ウマー
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