魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

そんがんひやさんちゃよか

2011年08月15日 | ワイン ~2019年
本日でお盆も終わりです。


みなさんのお盆休みもおしまいでしょうか?


当店は本日まで営業中です。


毎年のことですが、16、17日の2日間、休業とさせていただきます。


このブログもお休みするかもしれませんので、お断りしておきます。





さて、今宵のワインです。








2010 キュヴェ・ド・プランス
   (仏、VDP、赤、700円程度)

若く明るい色合い。

香りはチェリー、カシス、スグリなど明るいベリー満載。軽くコショウ、
ハーブ、セルロイド。肉系は薄いベーコンくらいかな。


味わいはピチピチと若い弾けるフルーツ。ちょうどボジョレーヌーヴォーの
ようなイメージか。明るくフルーティー。軽快な甘み(果実の甘み)も良い
感じ。



ところでこのワインの裏ラベルにこんなことが書いてありました。






なになに、「14℃くらいで飲め~?」



試しに冷やして飲んでみましたよ~。

まあ夏場ですし、軽めにスイスイと飲めよ、と言われればそうんな気もせんでも
ないけど、このワインを14度で飲むとさすがに軽過ぎでしょう。


「そこまで冷やさないでもいいでしょう。」


これを長崎弁で言ってみましょう。


そんがんひやさんちゃよか!


となりますね。


好きな温度で自由に飲ませてください。

高価なワインなら分かりますが、700円程度のワインにそこまで言うかなぁ~?


でもこのワインは意外と不満なく美味しいので、試しに飲んでみてください。


映画「月光の夏」を見ながら飲んでおりました。

そうそう、8月15日ですねえ。

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あまりの覚悟に緊張?

2011年08月14日 | 美味しいもの
またもや行ってきました。


長崎市岩川町にある「かんしゃく魂」


最近くせになっていますね。







ちょうどこちら方面に配達がありましたので。
(というのがどこのお店に行くにも理由なのだ)



今日は「麺固め、油少なめ、辛子高菜別盛り!」


辛子高菜って結構量があるので、替え玉してもちょうど良いくらい、いやむしろ
それでも持て余すかも?

こんな夏にはピリ辛味噌トッピングよりも良いと思います。


スープをしっかり残し、辛子高菜も余裕で残し、チャーシューも1枚残し、
覚悟した。

満を持してコールだ。替え玉もやはりかた麺がいいな。



さあ、言ってやったよ。


そう、言ってやったよ。



「替え玉、かた麺で!」


と言うつもりだったけど、思わず・・・・・



「かた玉、かた麺で!」


えっ、え~!!!




間髪置かず、訂正したけどぉ~・・・、ちょっとだけ緊張したそんな
自分が可愛い。


ちょっと汗をかきながらも、やはり美味しいなあ~。


新しくなった麺も悪くはない。とは思うけど、やはり塩分を取り過ぎるかなあ。
とにかく食後ずっと喉が渇いた~。

最近は油分に弱くなったと思っていたけど、塩分にもそろそろ反応するのか???



一番自然に近い味で、あとからそんなに喉が乾かない、水ぶくれで体重が増加しない、
そんなラーメンは、今のところ「げん〇つ家」だ。



さて、本日14日は日曜日ですが営業です。
明日15日のお盆を乗り切って、そのラーメンを食べに行こうか!


そして本日、14日はお墓で花火をするという長崎特有の日です。
でも私はもう何年も花火していません。


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ほっとひと息

2011年08月13日 | Weblog
仕事の途中ですが、こんな光景。





女神大橋から長崎港を見ます。
香焼、伊王島方面。



反対方向はこちら。






長崎港を見渡します。



まるで空中散歩です。


1.2~1.3キロ程度の女神大橋ですが、普通の自動車の料金は100円。

私はバイクなので10円!


驚くのは総工費が850億円なのだそうです。


「3700台/1日」で見積もったらしく、大型車も私のようなバイクも通りますが、
平均100円として37万円/1日となりますよね。


1年で・・・1億3500万円しか料金収入はありません。

単純に850億円に到達するには630年くらいかかる計算です。

しかも維持管理費、人件費なんてなーんにも入れずにこれです。


どう考えても橋自体は630年ももたないし、料金で絶対に元は取れない。
せめて63年でペイさせるには通行台数はそのままで料金を1000円にするしかない。


公共事業なんてこんなものなのかぁ・・・
こんなことやっているからこの国の借金は増え続けるのでしょう。

でもこの橋は確かに便利だしなあ。


そう考えると・・・・・なんて贅沢な空中散歩なんだろう。

ほっとひと息するのですが、この「ひと息」は実は高いんですよ~。


10円で通っている私はバチが当たりそうですよー。


みなさん、たくさん通行して少しでも還元するようにー!

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お盆の営業日程

2011年08月12日 | Weblog
営業日程を書いておきます。

8月はお盆(15日)までお休みなしです。


日曜日も営業しております。(14日も営業です)


8月13日(営業)
  14日(営業)
  15日(営業)ただし配達は精霊流しが始まらないうちにお願いします。


  16日(店休日)
  17日(店休日)

となります。
よろしくお願いいたします。


それだけじゃつまらないので・・・・・



<再び簡単にグラスのおはなし>(ご存じの方はスルーで)


今日あるお客様とワイングラスのお話をしました。

やはり大きなグラスの方が美味しいのでぜひ見つけてお使いくださいと。





上の写真は前にも使いましたが、100円ショップで見つけたものです。

一番右のグラスが105円、左のふたつが315円です。
足がないともっと良いのですが、そんなのは発見困難なのでガマン。


とりあえず、たった315円です。それだけでワインは数倍美味しくなります。

グラスの中に満ちた空気も一緒に鼻から入り、広く、大きく味わうことができるのです。


ウソだと思った方はぜひ同じワインを小さなグラスとこんな大きなグラスで
比べてみてください。その差に驚くことでしょう。
数百円で出来ますので、ダメ元で。でも成果があれば生涯豊かなワインライフ
が待っているのですから、トライしてみて損はないでしょう。


もうひとつ。

この夏場の暑い時期は室温も28度とか30度とかかなり高いでしょう。

赤ワインも美味しい温度は20度前後ですので(個人差はありますがだいたい
こんなものでしょう)、ちょっとだけ冷やしめでお飲みくださいね。


講釈、うざくなってスミマセン。

でも販売する側から、美味しく楽しんでいただきたい気持ちとして最低限の
おはなしでした。


さて、私の今宵は当店最低価格のとある赤ワイン。

でもちゃんと美味しく飲めます。

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全部盛り

2011年08月11日 | 美味しいもの
今日は「ラーメン家 政」だ。


なぜかというと、明日からの店休に備えてトッピングのサービスだったから。
何でもサービスだった。

全部盛りをしてみたくて、それでも接客もあるので、

「にんにく以外全部!!!」とコール。

生まれて初めての出来事です。


やってきたのがこれ。






のり、もやし、ホウレン草、チャーシュー、煮タマゴ、それとごはん。


「キャベチャーもサービスしますがどうですか?」

とまで言われたけど、にんにく入ってるし、そんなに食べきれないだろうし、
遠慮した次第。


でもすごいボリュームだった。満喫してしまった。

タマゴが胃に結構重たいことが判明。次回はこれも自重しよう。


お昼に頑張ったおかげで・・・晩ごはん入らん!


それでも明日の体重は増えているのだろうか?



さて、サッカー日本対韓国戦、日本強かったですねえ。

むしろ韓国が弱かったぁ???


調子に乗って上がり過ぎて、逆にピンチを招く場面もあったけど、そこは修正
できるでしょう。

3点目を取る直前で、香川が右サイドにいた清武に出したパス(戻るように
逆回転がかかっていた)にしびれました。


サッカーも盛りだくさんでしたねえ。

でも次戦、韓国はきっと相当な気合いで臨むでしょうから、怖いかもです。

女子W杯優勝が男子にもかなりの刺激になっていると思われますね。


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こんなところにいたぞ伊達直人

2011年08月10日 | ちょっと怪しい
最近「伊達直人」が影を潜めていると思いませんか?


そう、震災義援金になってしまったようですね。



下の看板、とある場所で発見しました。






とある山の中で、それは貼り付けられていました。

ゴミ捨ての警告になっていました。


・・・・・でもなんで伊達直人なのだろう???

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熟したオレゴンピノ(笑点ワイン?)

2011年08月09日 | ワイン ~2019年
コクリコ坂のなんたらかんたら・・・ってテレビで見ますが、

ジブリの音楽ってどれも同じに聞こえませんか?
マイナーで始まって、途中からメジャーになって・・・進行同じじゃん。

まあ、ごねてもしょうがないかあ。



今日は初盆のお宅への配達が多かったのですが、近所の方も結構亡くなって
いますねえ。町自体の人口減少、高齢化をひしひしと感じてしまいます。

特に昔から当店を支えていただいたお客様が亡くなるのはとても悲しいです。

精霊船もあちこちで作り始められています。キョーネンノ アーナタノ オーモイデガー♪





なんか脈絡もなく・・・それでもワインは飲みます。

今向かっている現実に、グラスの中に自分の真実はあります。




今日のワインは輸入元のセールで入れました。

通常は試飲してから入れるのが基本ですが、セールの時だけはそれが
できません。

仕入れ担当者の今まで培った「ワインレーダー」がそれを選ぶ勝負の
瞬間です。


さて、やってきたこのワイン、いけるかな~???






2002 アミティ ピノ・ノワール ショウテン?・ウィラメット・ヴァレー
   (USA、ピノ種、赤)


ニューワールド(USA)で珍しく熟成したピノ。
意外とニューワールドのある程度年の経たものって出回りません。
市場では案外珍品でしょう。


さて、香りは熟した肉や獣臭、枯葉、日陰の植物、焼けたレンガ、オレンジ
ピール、八角、シナモン、シガーなど熟成したワイン特有の香りです。
ムンムンと、そしてジリジリと鼻に吸い込まれます。


味わいはソフトで柔らかく入ってきて、旨味がじんわり、そしてグーーーン
と伸びていきます。熟していても元気でタンニン、酸味もしっかりとあり、
肉との相性もすごく良さそう。旨いなあ~。

これは成功でしょう。

でも「SCHOUTEN」って「笑点」じゃないよねー。

美味しさのあまり「昇天」するのだったら許すー。



ぼちぼちと販売してまいります。が、本数に限りがありますので、結局、
ぼちぼち?かなあ。

美味しいので自分用にして、売るのやめてもいいですけどー。



追記:SCHOUTENはスカウテンと読むらしい・・・。

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反動

2011年08月08日 | Weblog
お盆前は仕事が忙しい時期です。


・・・ホントに忙しいのかどうか?は分かりませんが、日曜日も営業して
おります。

しかし、日曜日はたいていのお客様も休みと思っていらっしゃるのでぼち
ぼちとやっております。


仕事に拘束されると、逆に抜け出したい衝動に駆られますよね。

「反動」というやつです。



本日はお店も早じまいして、音楽の知り合いの方々を訪ね、夜市を歩くという
ことをやってみました。
「中島川祭り」が「長崎夜市」と名称を変えて始まりましたよ。


まずはアコーディオンのLocoさん(ロコさん)。





Locoさんの子供を引き連れての(彼女のお子さんではないようです)パフォーマンス。
こういったイベントではその場の「空気作り」となるのでどんなものが似合うのか?
注目しておりました。

もっとシリアスな、そして叙情的なナンバーも行けるか?とも思いましたが、アコー
ディオンの場合は3拍子がかなり合うんですよね。
そして子供たちが食いつく、食いつく~(笑) 楽しいですね。



そしてすぐさま市立図書館へ。
ペコロスさん(岡野さん)。





水辺の森の音楽祭に続き「祈とっと」。D6とBm7-5の光と影、影を帯びた抒情と
岡野さんの長崎弁と長崎の祈りが交錯する哀歌。




YUZURUさん(ヤマサキユズルさん)





もと教職だけに、子供たちへの平和を願う歌。
柔らかく優しいけれどしっかりとその声は通ります。



この市立図書館の会議室は、ちょっと空気がシリアス過ぎて、正直「音楽を楽しむ」
という感じではなかったですねえ。もっと皆さんが近づきやすい雰囲気作りがいいの
になあ~。硬い、硬い! 聴きに来た私、完全に「場違い!」



その後夜市へ。





ミニ喜多方ラーメン食べて、



ちょっと塩辛かったかなあ・・・。(やっぱいトンコツやろう!)






Locoさんお奨めのお茶をいただき(これ無料なんですよ)、風情を楽しみましたよ。


インストでシンプルな「長崎夜曲」ってのを作ってみたいな。
って数年前にもこのブログに書いていたのですが、今思い出しました。

あくまでふと浮かんだだけですが、上手くまとまりましたら、楽器が出来る方が
まわりにいらっしゃるので、どなたかに演奏していただきましょうか。

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仕事ば抜けだしたら・・・・・!

2011年08月07日 | 音楽
「8・9 水辺の森の音楽祭」(クリック)というのがあって、結構知り合いの方も
出演されていたので、仕事を抜け出して聴きに行ったとです。

お店から5分圏内なので、できることではありますけどね。




海辺の芝生の上で、みなさん昼間っから酒飲んでゴロゴロ。
出番が来ると出ていく・・・みたいな。



さて私が到着したらグッドマンさんの演奏。

次に登場したのは・・・。






ペコロスさんね。

なんかこの字いいよねえ。これこそ平和???



ペコロスさんの演奏終了後、ここでお仕事。

いったん帰ることに。



やはり抜け出すと、お客様に迷惑をかけるかなぁ・・・・・



・・・

そして気にしながらも、また抜け出す。




今度はスマンドスさんやyoppyさんだ。





おお、この時間になると、涼しくもなり夕日がそれとなく雰囲気を醸し
出す頃。


ヨッピーさんのクラリネットが長崎市内に響けって感じでこだまする。
良い空間だ。“Song for Japan”単音だけど、ソロクラリネットの息遣いは
柔らかく風に乗り、響く。 いいね。


その後、作家 田口ランディさんのおはなしなどありましたが・・・、


お店へと戻る・・・。


なんだかんだで、5分圏内を行ったり来たりとした一日。

でも楽しかった。ただ、聴きたかった方でどうしても仕事の都合で聴けない方も
いたのが残念。スミマセン。

ホントは参加もしたいのだけれど、この仕事ではこの時期きついかなあ・・・。


今、気持ちだけ参加します。youtubeですけど。

幻の日(オリジナル曲、ラリラリ・ピノ)



似非の怪しい野郎と言われるかもしれませんが、長崎市民として8月9日の思い
を歌います。

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平和を祈るピノ

2011年08月06日 | ワイン ~2019年
このバス、すごいですね。





数日前に撮ったものです。「愛媛FC」(フットボールクラブ)のバスです。
選手が乗っているのでしょうか?


平和公園の方へと向かっていきました。選手の皆さん平和を祈ってくださいね。




さてと昨日に続き、美味しいブルゴーニュの時間です。
入荷したてのこのピノを。







2009 ショレ・レ・ボーヌ(トロ・ボー)
   (仏、ブルゴーニュ地区、ピノ種、赤、3千円台)


スグリ、レッドチェリーなど鮮やかなベリー、そしてコショウ、ミントなども
ありますが、ピチピチとした赤系果実の豊かな香り。どこまでも嗅いでいたい
くらいの美しさです。


味わいは・・・・・メチャウマ!!!

ソフトで優しいアタック、上品な酸、毛布のような優しい果実味。赤い花びら、
花の蜜に吸い込まれるよう!酸っぱさが露骨に出ない美味しいブルゴーニュ・ピノ。
これならブルゴーニュに馴染みのない方へも、もちろんブルゴーニュマニアの方へ
も、堂々とお奨めできる?でしょうか。

高いブルゴーニュの中でもコストパフォーマンスがとても良く、みなさんが
飲んで美味しい、優しい、場を柔らかくすることができるワインでしょう。

さすが最高峰の実力を持つ造り手、ドメーヌ・トロ・ボーです。
アフターもきれいな果実味ときれいな酸味が美しく引き締めてくれます。

もっと地の利に恵まれた有名な特急畑など所有して、もっと素晴らしいワインを
世に出して欲しい造り手です。



さて、本日8月6日は広島の原爆の日です。
こんなワインを愛でる気持ちがあったら、もっと世界が平和になるのに・・・
と思います。

ブドウ栽培にしても、ワイン造りにしても、そして芸術やスポーツをを愛する
気持ちにしても、それ自体は一見平和には何も役立たなそうに写りますが、実は
その中の美学こそが、優しい心を育んでいるのだと信じています。

・・・ちょっと大げさですが、美しさを愛でる心こそが、戦争をなくすこと、
その不幸をなくすことへと通じている気がします。

こんな素晴らしいワインをぜひ飲みましょう。
そうしたらきっと世界が平和になります。


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弱い心とブルピノと

2011年08月05日 | ワイン ~2019年
何となくしばらく飲んでいなかった気がする。


ブルピノを(ブルゴーニュのピノ・ノワールを略してブルピノ)を飲むと、
はたと我にかえる気がする。
最近お客様にあまりお奨めしなかったような・・・・・。


ホントはもっともっとお奨めしたい、でも・・・怖い!

不味いと言われた時の恐ろしさはいくばかりだろうかとすら思う。
何でだろう???


でも私の中では赤で最も好きなのは「ピノ」なんですよねえ。
つまりは自信のなさなのだろうか???



今日はとある業務店の注文に、ずっと使っていただいていたとあるピノ(ブルゴー
ニュではないけど)を私の判断で、勝手に「新ヴィンテージに変わり、味が落ちた
のでやめた方がいいです。」と言って納品を止めてしまった。


これは私の身勝手なのか?、自信のなさか?、逆にそのお店を思ってのことか?
自信あってのことか?・・・・・あとからいろいろと考えてみたけれど、分から
なかった。

ピノでは絶対に喜んでいただきたい気持ちが先行し過ぎるのかなあ。



ワインにはまると絶対にブルピノだと思う。

思うけど・・・お奨めしづらい・・・その典型でしょうか。価格も高いし、強く
思います。コストパフォーマンスは悪いかも?です。
でも当たった時の喜びは・・・天女が羽衣を着て空を舞うようです。




そう思いながら、そう怯えながらの今宵のブルピノです。







2009 ブルゴーニュ ピノ・ノワール(フィリップ・コラン)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、2千円程度)


色は当たり年だけにやはり濃いめ。
最初から香りは甘く、バターのしっかり入った焼き菓子や赤い花の蜜、
イチゴやチェリー、その奥には寝かせた肉のような旨味のある香り。


味わいは、美味しいです。通常ブルゴーニュの場合、酸っぱさがまず来る
のですが、これはよく熟した果実の甘さが先行します。もちろんしっかり
とした酸はあって、でも美味しいイチゴを生で食べるときは酸っぱさより
も甘さが来ますよね。そんな感じでしょう。

得も言われぬ樽のニュアンス(決して新樽ばかりではない)がきれいに
乗り、酸っぱい中にもピチピチと赤いベリー、赤い花や蜜が踊りだします。

やはりこの年は良いのでしょうね。2009年は2002年よりも同等以上に良い
感じがします。「2009≧2002」ってイメージです。
これからこの09年をいろいろと飲むのがとても楽しみになって来ました。
これならいろんな方に十分にお奨めできますかねえ。

ちょっとこれからピノの試飲をやっていきたいと思います。

これをお読みの方は、「よくわからないけどワインにはまる人はピノ・ノワール
って聞いたのですが、中でもブルゴーニュが美味しいそうで、一度飲んでみたい
のですが、ありますか?」ってお近くのショップで尋ねてみてください。

それではまるかどうかは、お読みの皆さまの嗜好とお店との相性だったり
もすることでしょう。でもぜひ一度、いや数度はお試しください。



・・・・・な~んて書くあたりが私の心の弱さなのでしょうか。

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新わげ

2011年08月04日 | 美味しいもの
そうそう、こちらも麺が変わったんです。


長崎市矢上町にある「ラーメン わげ」。





ここはかなり細麺でしたので、やや気持ち太めにしたのでしょうか。


「伸びにくい」とは麺自体の加水率(クリック)を上げてスープを吸いにくい?
タイプに少し変えたということなのでしょうが、1%変えるだけでも
かなり違うらしいので、そのあたりは私のような素人が口を出すところ
ではないでしょう。

ただ、長崎のラーメン屋さんもこうして日々進歩しています。


「長崎のラーメンはレベルが低い」

なんて仰る方がいるのですが、決してそんな訳ではないです。
軒数自体は少ないですが、こうして進化を続けるお店はちゃんと
あって、かなりの高レベルです。繁盛していただきたいと思います。



で、食べたのはこれ。





あえそば。

魚介系のたれなんですが、美味しいです。夏場には良いのでしょうが、
私のようなトンコツスープを吸いたいトンコツ野郎には・・・・・

やっぱい普通のラーメンが良か~!

このお店なら「やっぱいお魚トンコツ」やろう!

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嫌がられる?けどワインのおはなしもせんば!

2011年08月03日 | ワイン ~2019年
最近ワイン以外のネタばかり書いていたので、本日はちゃんと?
ワインのことも書かねば!です。


そうそう、輸入元の営業の方もいらっしゃいました。





こんなのをいくつか飲んだのですが、価格を考慮して、やはりスペインは
すごいと思いました。
1996年のものが千円ちょっとです。そしてその熟成感と元気さ、もうすぐ
入って来ますのでお楽しみに。


もうお盆までは休みもなく突っ走るだけなのですが、大丈夫だろうか?
あまり忙しくないと商売人としては不安にもなったりします。


前にも書きましたが、いろいろとイベントがありますが、この時期行けな
いので、いろんな方面のお友達の方、謝っておきます。ごめんなさい。
でも時間を見つけてちょこっとだけでも顔を出せればいいなあ、とは思い
ますが、まったく不確実なのでおことわりしておきます。



さあ、今宵はこれ。







2008 マルティネル ヴァントゥー
   (仏、赤、2千円前半)


香りはイチゴ、カシス、プラム、スミレ、ピュアな鮮やかなフルーツと
花が沸きあがります。奥の方にジンジャー、醤油なども感じます。

味わいは第一感、エキス分の足りなさ、少なさを感じます。
どこか軽くて、いまいち乗り切れない部分。

しかし味わうごとに、やや平坦ではあるものの、だんだんスルメのように
旨味とニュアンスを感じていきます。
ピュアな果実味だったり、案外豊富なタンニンだったり、ニュアンス
だったりと・・・。


でもほんのちょっと物足りなさはあって、価格がもっと安ければきっと
採用するのだと思います。惜しいところでしょう。



最後になでしこジャパン、国民栄誉賞おめでとう!

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行きたいのに行けない

2011年08月02日 | ちょっと怪しい
今日は面白いものを目撃しましたよ。


魏・呉・蜀の三国志。

お互いに牽制し合って三すくみ状態で均衡が保たれていた時代がありました。
「天下三分の計」というマニアにはお馴染みの言葉でしょう。



どんなことかといいますと、


軽自動車と路面電車とバスによる三すくみでした。


電車からすると・・・

「おらおら、何ばしよると、こんバス。はよ行かんねー」


バスからすると・・・

「おらおら、何ばしよると、こん車。はよ行かんねー」


軽自動車からすると

「おらおら、何ばしよると、こん電車。はよ行かんねー」


歩道にいた私から見ると、何であのバスは軽自動車におらおらって
煽りよるとやろうか?ってくらいの勢いで突っかかっていました。
ちょっと怖かったです。



分かりにくいでしょう。図面ば書いてみましたよ。







電車の軌道敷きが右に曲がっているポイントで、当然電車は右に
行こうとしているのだけど、バスが邪魔。


バスはまっすぐ進もうとしているのだけど、軽自動車が邪魔。

軽自動車は建物から右折して出ようとしているのだけど、電車が邪魔。



とにかくしばらく動かない! 動けない!


その後少しづつ、少しづつ・・・・・


ジリジリと間を詰めていって何とか動き出すことに成功。


客観的に上から見ると、誰かが一旦バックするか、せいぜい軽自動車が左側に
膨らんで出れば一番早いのですが、当人同士から見たら必死状態だったのでしょう。


思わず笑ったけど、上手くいかないことって、案外こんな些細な原因だったり
するかも・・・・・ですね。



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カラフル

2011年08月01日 | ちょっと怪しい
街中で見かけたこんな場所。







これって怪しいですよね。


このビルのオーナーはいったいどんなわけでカラフルにしたかったのか?
と考えさせられます。

目立ちたい割には地味な色合いでカラフル状態。
でもやっぱりちょっと怪しい。

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