魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

キツイ言葉

2011年08月22日 | 音楽
カフェ豆ちゃんにて「昼ジャズ」に行ってまいりました。





トロンボーン、ギター、ベースのトリオ。


トロンボーンの柴田健一さんはもう熟練の域でさすがです。
ギターもベースも良かったです。
今回は柴田さんのオリジナル曲を1曲聴けたのが収穫。

長崎では彼のトロンボーンは有名で、過去いろんな場所で聴いておりますが、
オリジナル曲が初めてだったので、とても嬉しかったなあ。
私は曲を書くことを表現としているので、オリジナルに触れることは
何よりのことなんです。




さて、そんな音楽をやっている人間にショックを与える言葉がありました。

ヴィレッジ・ヴァンガード(店名、合ってますか?)のCDのディスプレイに
書かれていた言葉です。これ。





「捨て曲なし!!」って何だよっ!


曲を書く側も、演奏する側も、きっとそんなつもりのものはないはず?!
なのですが、やはりリスナー(消費者)って酷いことを平気で言うんですねえ。


確かに嗜好の世界ですから、「好き」「嫌い」は大げさにもあるでしょう。

でも「捨て曲」ってのはすごいなあ。


どうでもいいけどアルバムを埋めるために、時間を埋めるためにでも存在する
ような曲???それとももっと存在意義すら要らない曲???


専門的には、そりゃ、例えばⅡ-Ⅴ(トゥー・ファイヴ進行)や一定の進行を
繰り返しながら、延々とアドリブやリフレインで時間を延ばすとか出来ますが、
そんなのかなあ。音楽を「消費するもの」「消耗品」と考えるとアリなのかも
しれないけど、それもキツイなあ。
考えるとますますわからなくなります。



少なくとも自分自身の曲がそう思われないようにするしかないのですね~。


めげずに、また新曲書いてます。

コメント (2)
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