魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

行きたいのに行けない

2011年08月02日 | ちょっと怪しい
今日は面白いものを目撃しましたよ。


魏・呉・蜀の三国志。

お互いに牽制し合って三すくみ状態で均衡が保たれていた時代がありました。
「天下三分の計」というマニアにはお馴染みの言葉でしょう。



どんなことかといいますと、


軽自動車と路面電車とバスによる三すくみでした。


電車からすると・・・

「おらおら、何ばしよると、こんバス。はよ行かんねー」


バスからすると・・・

「おらおら、何ばしよると、こん車。はよ行かんねー」


軽自動車からすると

「おらおら、何ばしよると、こん電車。はよ行かんねー」


歩道にいた私から見ると、何であのバスは軽自動車におらおらって
煽りよるとやろうか?ってくらいの勢いで突っかかっていました。
ちょっと怖かったです。



分かりにくいでしょう。図面ば書いてみましたよ。







電車の軌道敷きが右に曲がっているポイントで、当然電車は右に
行こうとしているのだけど、バスが邪魔。


バスはまっすぐ進もうとしているのだけど、軽自動車が邪魔。

軽自動車は建物から右折して出ようとしているのだけど、電車が邪魔。



とにかくしばらく動かない! 動けない!


その後少しづつ、少しづつ・・・・・


ジリジリと間を詰めていって何とか動き出すことに成功。


客観的に上から見ると、誰かが一旦バックするか、せいぜい軽自動車が左側に
膨らんで出れば一番早いのですが、当人同士から見たら必死状態だったのでしょう。


思わず笑ったけど、上手くいかないことって、案外こんな些細な原因だったり
するかも・・・・・ですね。



コメント (2)
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