わたしが家置き用の手帳として使っている「主婦日記」、
各月のウィークリーの後に、
「〇〇月の感想」「MEMO」のページが、
大体それぞれ1ページずつあります。
普通の手帳にはあまり見られないページですが、
これが月ごとのリズムを作るという意味で、
かなりいい役目を果たしています。
(これまでのわたしのブログでも何度か言及してますね)
絶対毎月というわけではないですけど、
わたしはできる限り、月替わりぐらいの時期に、
その月に何があったか、
何をしたかをウィークリーを見直して確認、
ポイントとなることを短く文章としてまとめています。
そして一緒に感想も書くようにしています。
今回も、
「5月の感想」「MEMO」のページを埋めました。
ざっと頭の中で振り返った時には、
「なんだか鬱陶しかったな」とか、
「子供の就活でドキドキしたな」とか、
「誕生日があったな」とかくらいの漠然とした印象ですけど、
実際にウィークリーをめくって確認していくと、
細かな出来事が具体的になってきて、
そのころの気持ちもリアルに思い出されます。
マイナスな思いになる出来事も当然ありますが、
それはなるべく避けて、
よかったな、感謝だなということを中心にまとめます。
これまで何度か指摘してきましたが、
これがこの部分を書くときの大事なポイント。
人って、口に出したように、
言葉や文字に表したように、
気持ちが動き、決まっていくような気がしてるからです。
時には吐き出した方がいいこともあるけれど、
ちょっとしたことだったら、
あえて大きな話にしないほうがいいですものね。
最近まーさんが、
「ハーちゃんの就職祝いをしてやらないと」と毎日のように言っています。
実はもうすでに新しいメガネのお金を出してくれていて、
お祝いを済ませてるんですよ。
でも、それを忘れてしまうからそういう繰り返しになっちゃうわけです。
「もう出してくれているよ」と答えると、
「ああ、わたしゃ、すぐに忘れてしまうから」とまーさん。
夫が「忘れてしまったほうがいいこともたくさんあるからね」
「忘れること自体は悪いことではないよ」と慰めます。
そのやりとりを聞いていて、納得するわたし。
確かにそうで、
脳ってもともとそう言う風にもなってるらしい。
嫌なことなどは、
忘れてしまった方がいいんです。
だから、書き残さないほうがいいわけです。
逆に些細なことでも嬉しかったことは、しっかり覚えておきたいから、
大きく書き残したい。
かなり物忘れの激しいまーさんですが、
孫の就職が決まったという良いことはすごくよく記憶しているから、
お祝いの話が何度も出てくるわけで、
彼女の場合、他の悪い記憶はしつこくは出てこないのです。
わたしたちもいずれまーさんのように、
いろんなことをどんどん忘れていくことになるでしょう。
その時に、
人生の嫌なことばかりが残って、
楽しかったことや嬉しかったことが残らないような人生よりも、
楽しかったことや嬉しかったことばかりが記憶に残り、
嫌だったこと、失敗したこと、
後悔したことが忘れ去られる日々にできたらなあと思います。
まさに今のまーさんのように。
そういう点からも、
「〇〇月の感想」の部分は、
気持ちが前向きなことだけを書き残そうと、
益々心がけている還暦のまんじゅう顔なのでした。
↓二つのランキングに参加しています。
それぞれポチッと押して応援してくださると嬉しいです。
励みになります。
そうなんですよね。
書き記すと何故か記憶に残ります。
記憶に行動もついて行ってしまい現実にも
影響が出始めてしまうと思っています。
私も昨年からミドリの5年日記を始めました。
悪い事は書かないと決めて始めました。
最初はそんな事出来るのかな?と言うのが
正直な気持ちでした。物足りなくないのか?
でも大丈夫でした!
その方が自分の為に良いですね。
去年の部分を読んでも、何て言うのか…
爽やか?良くやってる?こんなに良い事が
あったじゃない。などなど。
神様ありがとうという気持ちになります。
日記に良い事を書く。
小さな事ですが
これは私にとって、まんじゅう顔さんの言われる
「十分でなかったところをやり直し」にあたります。
若い時は悩み事を書いたりや苦しいことのはけ口にしたり、自分のモヤモヤした気持ちの持って行き場所を日記に求めたこともありましたが、むしろ今は書き残すことに抵抗があります。人生を積み重ねる中で、恵みを数えることの素晴らしさを実感させていただいたからかもしれませんね。
きっとれおさんのお感じになっているのもそうじゃないかなと思います。神様が備えてくださるちょこちょこした小さな幸い、恵み、一つ一つ拾って日々を感謝して生きる、大事なことだと思います。