カムチェーンテンショナーの交換が終わりました。 テンショナーがあまりにも見事にすり減っていたので、驚き呆れてしまいました。
オーナーさん、もうちょっとこまめなメンテナンスを心がけた方がいいんでないかい?・・・・・って、俺のことじゃん。(自爆[E:bomb])
粉砕破損状態だったテンショナー、ケースの中に破片などは見られず、摩耗して削られた微細な粉末もオイルフィルターできちんと濾されているでしょうと、説明してもらえました。
オイルポンプに詰まったらどうしよう!などの心配は、素人の「下手の考え、休むに似たり」だったようです。 [E:coldsweats01]
そして、腰上のオーバーホール。 ヘッドカバーとシリンダヘッドを外すと、ピストンの頂部が姿を見せます。
むき出しのピストンを見ると、やはりでかいですね。 これでショートストロークのエンジンなんて作ったら、さらに巨大なピストンになるのでしょうねぇ。(笑)
12万キロを走りきったエンジンのピストンには、カーボンがびっしりとついていましたが、ガスケットはしっかりと仕事をしているようで、周りの状態はきれいです。
気になるのは、後ろ側エンジンのシリンダヘッドに見られる油染み。 どこからもれたのだろう?やはり、ガスケット類も、経年劣化を起こしているのでしょう。
燃焼室は、割ときれいにしていました。 大きなバルブのほうがインレットバルブ(吸気弁)ですね。 カーボンで真っ黒です。
それでも、ピストンやシリンダにはおかしな傷もないし(当たり前の事を言っていますね。 どちらかに傷ができれば、擦れ合っている片側にも当然、傷ができますね。)、オイル下がりもないのでピストンリングを交換する必要も無いでしょうとの診断をもらいました。[E:heart04][E:happy01]
12万km走ったエンジンにしては、なかなか良好な状態で、「おっ、丁寧に乗ってますね!」と言われたような気になって、この年になってもちょっと嬉しかったりもします。(ひどい状態のテンショナーの件で、+-ゼロになっちゃいますが)
丁寧な作業をして頂いた、ショップのブログです。10月2日のブログに取り上げてもらいました。
http://fdmachine.blog.fc2.com/
さぁて、納車が楽しみですねぇ。[E:heart04][E:heart04]