連休最終日、出水市の野田郷に向かってバイクを走らせた。
郡山から入来峠を越えて樋脇から東郷へ、藤川小学校前から横座トンネルを抜けて野田に至るルート。
樋脇から東郷へ抜ける途中、ちょっとだけ近道をしたのだが、まぁ定番ルートと言っても良いのかな。
バイクを走らせながら、雑音混ざりに途切れ途切れに無線が聞こえてくるのは、同じ方向に走っているバイクグループのようだ。
2つのグループが使っているようで、混変調をおこしているので、無線を切ってジョンレノンを聴きながらのツーリングだ。
会場の野田運動場で1時間くらい車やバイクを見て、3号線を阿久根から川内川河口、羽島崎、串木野と海岸線を走って帰宅した。
羽島のサンセットパークで珈琲タイムを取ったのだが、東シナ海は一望できたものの、全体にかすみがかかったようで、甑島も金峰や野間の山々はまったく見ることができなかった。
でも、晴れた日の夕暮れ時には、絶景の夕日スポットになるのだろう。
そのうちに、夕暮れ時の写真が撮れたら、紹介します。
鹿児島市の自宅から北に80kmほど離れたところに、野田の集落があります。
野田郷の集落にはいって野田郷駅に一直線に続く道は、旧薩摩街道なんですね。
この道に沿って立ち並んでいる武家屋敷群は、武家門や玉垣など江戸時代の面影が残っていて、のんびりと散策をするとゆったりとした気分になれそうです。
この町で、毎年『西日本オールドカーフェスティバル』が開かれます。
昨年は同じ時期に開かれる『佐賀インターナショナルバルーンフェスタ』を見に行っていたので、オールドカーも久しぶりです。
会場横の駐車場は、車もバイクもいっぱい。
展示車両にしても良さそうな、コンディションの良い『CB750K』などもありましたね。
モンキーやゴリラ、ダックスなどの、ホンダ50CC軍団の姿も。
会場には、昔懐かしい車やバイク、そして発動機などが展示されて、賑わっていました。
きれいに再塗装された、ダイハツミゼット。 『三丁目の夕日』では、スズキオートで活躍してましたね。
小学生の頃、三井金山串木野鉱業所に勤めていた叔父が通勤に使っていたのが、この自転車オートバイ『ダイヤモンドフリー』だったと思います。
川崎に吸収される前のメグロの重量車もありました。
直立したシリンダーと独特の形状のクランクケース、ギヤボックスは別体になっていて、英国車風の香りがする単車でしたね。
左ブレーキ右チェンジには、手こずらされたものでした。
どうしてもバイクに目がいってしまうのだけど、車の豪華車の展示も。
プリンス『グロリア』ですが、プリンス自動車でも、日産自動車に吸収されてからも生産されていた車ですが、いまでも、ピカピカできれいですね。
エンジンは直列4気筒と直列6気筒の2種類があったはず。 エンジンルームもきれいにしています。