どうぶつ番外物語

手垢のつかないコトバと切り口で展開する短編小説、ポエム、コラム等を中心にブログ開設20年目を疾走中。

ポエム393 『もしや、あの方の・・』

2024-08-22 00:47:00 | ポエム

能條桃子さん いきなりお名前を出してご迷惑かもしれません

しかし「NO YOUTH NO JAPAN」代表理事という日本の活動家に免じて

お教えいただきたいのです〈万が一この詩が目に留まったら〉

まずはお名前を見てハッとし

以前、ご一家が平塚市にお住まいだったと知り

矢も楯も堪らずにお尋ねします

 

おじいさまは日本の役所にお勤めではなかったでしょうか

ぼくらは能條先生を慕い尊敬してやみませんでした

ところがある日駅のホームで事故に遭われたことを上司から知らされました

何という天の謀〈はかりごと〉なんでしょう

ぼくらは泣くことも忘れ日々立ち尽くしました

胸の中にポッカリと穴が開いたまま

 

先生はシベリヤに抑留され後に帰還されたと聞いています

ハンディがありながら要職に昇りつめ

ぼくらの悩みや相談を聞いてくださいました

職場にいつも新風を通わせてくださったのも先生です

もし能條桃子さんのお祖父さまがぼくらの先生だっら

これ以上の喜びはありません

 

キイワードはたった二つ

お名前とお住まいの平塚市

桃子さんの経歴を調べてもお祖父さまの名は出てきません

ぼくの思い込みかもしれませんので

その時はお許しください

プライベートな思い出は胸にしまい込みました

 

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